信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和7年度生坂中学校 第79回入学式

2025年04月08日 | 生坂村の行事
 4月4日(金) 午後2時45分から中学校体育館で、令和7年度 第79回入学式が挙行されました。今年度は、男子9名、女子2名の11名が入学しました。

△▽ 新入生が、温かいの拍手の中、少し緊張気味に入場して、それぞれの席に着いたところです。


▽ 敬礼をし、宮下教頭先生の開式のことばの後、全員で国歌と校歌を斉唱しました。



▽ 藤澤教育長が、新入生の皆さん、生坂中学校へのご入学おめでとうございます。今年は11名の一年生が生坂中学校に入学することになりました。皆さんは、これから始まる中学校生活への期待と希望に胸を膨らませていることと思います。

 中学校の三年間は、新しい知識や技能を身に付け、豊かな人間性を育む大切な時期です。自分の目標をしっかりと作り、自ら進んで学習や運動などに取組み、楽しさや厳しさを体験しながら、これからの時代を生き抜く確かな力を身に付けてください。

 保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。中学校の三年間は、人間性を形づくる上で重要な時期であります。一人一人が生き生きと学び、将来を切り拓く力を身に付けることができますように、お子様の思いや願いなどにしっかりと向き合っていただくようお願い申し上げます。
 新入生の皆さんが、充実した中学校生活を送ることができますようご祈念申し上げ、教育委員会告辞としました。


▽ 小松校長先生が、日増しに暖かさが増す今日の良き日に、生坂村村長藤澤泰彦様を始めご来賓の皆様、多数の保護者、ご家族の皆様方のご臨席を賜り、このように盛大に生坂村立生坂中学校の入学式を挙行することができましたことを、高いところからではございますが、心より感謝申し上げます。
 さて、11名の新入生の皆さん。ご入学おめでとうございます。今日から、皆さんは生坂中学校の一員となりました。私たち教職員・在校生は皆さんの入学を心待ちにしていました。
 これからの中学校生活は、義務教育の最終段階であり、人生の中での大きな分岐点に向かっていく力を蓄えていく大切な三年間です。
 三年後、皆さんは、自分の進む道を自分で決め、それぞれの道に向かって力強く踏み出していく時を迎えます。
 小学校の次は中学校、という誰もが通る同じレールがあったのはここまでです。
 これからの三年間をどう過ごすかで、皆さんの人生は一人一人違っていくとともに、大きく変わっていくことになるのです。そのことをまず自覚してください。
 そして、三年後の旅立ちの時、「生坂中学校で学んでよかった」と実感できるように、これからの中学校生活を充実させてください。

 さて、新入生の皆さんは、校門の横にある石碑に気づいたでしょうか。石碑には「真理の道 正しき道 学びの道」という言葉が刻まれています。この石碑は平成11年に生坂中学校同窓会発足四十周年を記念して建てられたものです。つまり、生坂中学校の先輩、言い換えると生坂の人々が中学生に追い求めてほしい事柄を示しているものです。中学校を卒業すると自分の選んだ道を独り立ちして進んでいかなければなりません。この言葉には「確実な根拠によって本当であると認められたこと」である「真理」を、「道理や法にかなって、誤りが無い」「正しさ」を、「自分の持つ可能性を伸ばす」ための「学び」を突き詰めていってほしいという願いが込められていると思います。昨年度から小学校との一貫教育がスタートし、義務教育九カ年を意識しての活動が増えています。生坂小学校での6年間の学びの上で、この生坂中学校で学ぶ皆さんの姿が、地域の皆さんの願うものかそれ以上になるように、皆さんに三つのキーワードを伝えたいと思います。

一つめは「思いやり」です。皆さんは小さい頃から多くの人に支えられて生きてきました。そして時には支える側になることも多かったと思います。人間は一人で生きていくことはできません。支え合うことが必要です。一方的にもたれかかったり支えたりするだけではうまくいきません。たとえ自分と意見が違ってもそれを理解しようとすることが必要です。時には、言われたことに反抗したくなることもあるでしょう。しかし、自分勝手なルールではなく、社会の一員として、大人として認められる人となり、自分で判断し行動しなければなりません。そのためには、まず相手を理解しようとしなければなりません。中には自分の考えをうまく表現することができない人もいるでしょう。そういった人に対しても理解をしようとする心を忘れず、相手の立場に立って物事を考えることを忘れないでください。

 二つめは「向上心」です。独り立ちをするためには自分の持つ可能性を増やし、伸ばす必要があります。そのためには多くのことに挑戦し、体験していくことが大切です。それは教科学習に限った話ではありません。自分さえよければいいと思ったり、受身で聞いたり体験したりしても、皆さんの本当の力にはつながりません。時にはうまくいかないこともあるでしょう。しかし、自分自身を伸ばそうとする心を忘れず、仲間とともに、意欲を持って何事にも主体的に取り組んでください。
 最後は「自立」です。中学を卒業するときには自分で選んだ道に自分で踏み出していきます。そのためにも自分を支えてくれている人の存在を大切にして、自分自身の可能性を伸ばし、一回り大きくなって進級、卒業を迎えられるように切磋琢磨してください。

 最後になりましたが、保護者のみなさまに一言ご挨拶を申し上げます。
 本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。
 私たち教職員は、生徒の限りない可能性を信じ、生徒の力を最大限に伸ばすよう精いっぱい努力して参ります。
 保護者の皆様としっかり連携し、地域の皆様とともに、「生坂中学校に通わせてよかった」「地域に生坂中学校があってよかった」と思っていただける学校となりますよう努めてまいりますので、皆様のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 新入生の健やかな成長と活躍を願い、チーム生坂としてともに高まっていくことをお誓いし、式辞としました。


▽ 私からは、、新入生の皆さん、ご入学誠におめでとうございます。
 皆さんの生坂中学校での三年間は,自分自身の「夢」や「目標」を持ち、それに向かって、悔いのない人生を送るための基礎を築く時期だと思います。
 「進む路」と書いて「進路」、目的地が無ければ路は選べません。ぜひ、夢という目的地を見つけ、それぞれの路を進み始めてください。
 それには、一日一日を大切にして、学習意欲、創意工夫する力、コミュニケーション能力を身に付ける努力を重ねられますようお願いいたします。
 これからの三年間、勉強も運動も、生徒会活動も部活動も、それ以外の時間も、やることは山積みです。やった結果が良い場合も悪い場合もあるでしょうが、どちらも良い経験になります。

 また、中学校の時は、身も心も最も成長する時期です。積極的に物事に取り組み、自分自身を大きく成長させ、しっかりした心を持ち、やさしく思いやりのある人間になるよう期待をしております。
 そして、中学生になったことで、自分の言葉、行動に責任を持たなければなりません。何ごとにも、自ら進んで考え、立場、状況によって行動が出来、友と認め合えるより良い関係をつくれる生徒になってください。
 また、豊かな自然と学習環境に恵まれた生坂村を、北海道標津町との交流学習や小中一貫教育の「生坂学」など、様々な取組から学ばれ、郷土に愛着と誇りを持てる生徒になっていただきたいとも思います。
 これらの活動を通して、確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和が養われることにより、充実感が得られる中学校生活が送れることと思います。

 さて、保護者の皆さん、本日は、お子さんのご入学誠におめでとうございます。お子さんの中学校生活は、人間の資質形成の最も重要な時期であり、心身ともに健康でたくましく、一層の学力の伸びも望まれる時だと考えます。
 それには、家庭・学校・地域の信頼関係を深めるとともに、多感な時期のお子さんの一番身近なご家族が、どんな時でも子どもに寄り添いながら見守り励まし合い、時には自立の手助けになるような行動を心がけていただきたいと思います。

 また、校長先生をはじめ諸先生方におかれましては、次代を担う子どもたちが、これからの社会において必要となる「生きる力」を身に付けてほしいという思いと、生徒達が「最後まで粘り強く取り組む姿」に向けた学校生活ためのご指導とご努力をお願いする次第でございます。
 新入生の皆さんには、それぞれに個性と能力があります。どうか皆さん、これからは中学生らしく自分を鍛え、希望に満ちて、お互いに励まし合い、仲良く中学校生活が送れますようお祈りいたしまして、お祝いの言葉とさせていただきました。


▽ 新一年生の3名の担任と学年主任、副担任の先生方が紹介されました。

▽ 新入生代表の藤澤さんが、本日は、私たち新入生のためにこのように盛大で、心あたたまる入学式を行ってくださいまして、ありがとうございます。
 私が中学校で頑張りたい事を三つ話したいと思います。
 一つ目はあいさつです。先生方、地域の方、先輩方に気持ちの良いあいさつをしたいです。そのために、自分から笑顔であいさつをしたいと思います。

 二つ目は、皆さんと仲良くする事です。仲良くできるか不安なのですが、自分から話しかけたり、分からないことを聞いたりしていきたいです。
 三つ目は勉強です。私は勉強が得意ではありませんが、特に国語、理科、数学が苦手です。でも努力したいです。家族からは、漢字を使えるように言われているので、しっかり書けるようになりたいです。覚える事も苦手なので、何度も練習したいと思います。勉強を頑張ってテストで四百点を取ってみたいです。

 中学校生活に慣れるのに時間がかかったり、分からないこともたくさんあったりすると思いますが、皆さんに教えてもらって、楽しく気持ちの良い中学校生活を送りたいです。また、三年間、友達を大切にして仲良く過ごしたいです。
 先生方、ご来賓、地域の皆様、先輩方、私たち新入生、本日からお世話になりますが、どうぞあたたかくご指導をお願いいます。


▽ 保護者代表の服部さんからの挨拶は後日掲載します。




 宮下教頭先生の閉式の辞で滞りなく終了しました。
 例年通り、午前は小学校、午後は中学校の入学式が行われ、生徒、保護者、教職員、来賓の他に、議員各位、区長各位など地域の皆さんにもご参列していただき盛大に開催できましたことに感謝申し上げます。


生坂村消防団 令和7年度 辞令交付式&小舟集落上空からの風景

2025年04月06日 | 生坂村の行事
 4月6日(日)は厚い雲に覆われ時々雨がパラつき、昼間もヒンヤリ感が優勢の陽気でした。
 午後2時より、明科消防署藤原署長のご臨席を賜り、厳粛に生坂村消防団 令和7年度辞令交付式が挙行されました。

 今年度も本部と各分団は班長以上、新入団員、ラッパ吹奏もお願いして開催しました。
▽ 藤澤副団長の開会のことばで始まりました。

▽ 中山団長から各分団の正副分団長、部長各位が辞令交付を受けているところです。



▽ 中山団長から各分団の班長各位が辞令交付を受けているところです。



▽ 新入団員が敬礼をしてから、中山団長から一人ずつ辞令交付を受けているところです。


▽ 新入団員を代表して、斉藤団員が「宣誓」をしているところです。

▽ 中山団長からは、令和7年度生坂村消防団の辞令交付が無事終了し、新年度の活動が開始されることに心より御礼を申し上げます。
 はじめに新入団員の皆さまの入団を心より歓迎いたします。
 また、団員各位には日頃より、お仕事・ご家庭を持ちながら昼夜を問わず消防団活動に御尽力をいただき、その地域を愛し、大切に想う精神に心から敬意を表し感謝申し上げます。
 わたくしたち消防団員は、非常勤の特別職、地方公務員として地域住民の生命・身体・財産の安全を守るとともに、水害・火災、又は地震等の災害を防除し、これらの災害による被害を軽減するという崇高な使命を任務としています。

 さて、昨年の消防団活動を振り返りますと、幸いなことに数年ぶりに火災の無い一年となりましたが、七月には前線の停滞により大雨となり、小立野地区にて内水氾濫が発生し、出動いたしました。
 また、本村は、糸魚川静岡構造線が付近を通っており、日本全国で震度四を超える地震が多く発生していることを考えると、地震をはじめさまざまな災害にも備える必要があります。
 このように、我々消防団の果たす役割は地域防災力の中核としてその活動の重要度は計り知れないものとなっております。
 しかしながら、社会環境や価値観の変化とともに、消防団を取り巻く環境は一層厳しくなっており、若年層の団員の減少、在籍団員の高齢化等様々な課題が山積しております。
 
 こうした中、村理事者並びに村議会の皆様方には、消防団活動に格別のご理解をいただき、消防詰所の修繕や水利台帳システム、消防機器等の整備が着実に進められ、団員の安全確保と住民が安心して生活できる環境の構築が図られていること、村内各事業所で使用できる消防団員応援商品券の交付、団員報酬の個人支給の実施など、あるゆる処遇改善に努めていただいていることに、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。

 終わりに、幾多の先人が築いてこられた生坂村の歴史の元に、地域住民の皆さんの安心・安全の負託に応えるべく、地域防災力の強化・向上と、団員同士の信頼・団結力を築いていき、何より 家庭を支え 社会で活躍し、生坂村を担う 皆さんこそが何者にも代え難い存在であることを意識され、有事出動の際には安全を最優先として、心身ともに健康で、誇りを持って活躍される事をお願いし、挨拶としました。


▽ 私からは、団員各位に於かれましては、日頃は仕事や家庭の事などで大変お忙しい中、生坂村の生命・財産の安全保護に献身的な活動をされ、そのご労苦に敬意を表し、感謝を申し上げる次第でございます。
 そして、今年度各分団では正副分団長、幹部、新入団員などそれぞれに新体制の元、益々のご活動をお願いしますとともに、新年度のスタートに当たり、引き続き生坂村の安全・安心な生活を守っていただくために、生坂村消防団の更なる団結により、防災・減災対策の強化、消防行政に対するご理解とご支援をお願いする次第でございます。

 さて、前年度当村では、お陰様で火災の発生はありませんでしたが、五月と八月には局所的な豪雨により土砂崩落などの災害が発生し、毎年度、自然災害のリスクが高まっている状況であると感じております。
 それは、世界でも頻発している集中豪雨や猛暑など、地球温暖化に起因する気候危機であり、全世界共通の喫緊かつ最優先の課題となっております。
 今、世界が脱炭素の実現へ力を合わせて取り組んでいる中、当村も今年度は、(株)いくさかてらすでの電力小売事業が認可されたことから、民家や民間事業所への設備導入は、一層の推進が図られることが見込まれますので、村内での再生可能エネルギーによる自給率の向上、安定した電気の供給が高まるとともに、民生部門における脱炭素化は、更に加速するものと考えております。

 また、前年度からの防災行政無線施設のデジタル化に向けて、今年度は、役場庁舎内の親局や各地区の屋外子局、各家庭の個別受信機等の切り替えを行い、災害時における情報伝達手段の向上を図るなど、防災力の更なる強化と、村民の生命と財産を守るための基盤づくりを進めておりますので、団員各位の出動率の向上と新入団員の確保をお願いする次第でございます。
 どうか皆さん「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、防火啓発活動、各種技術訓練や救命講習会など多くの消防活動にご尽力いただきますようお願いする次第でございます。

 また、火災・災害をはじめ様々な有事の際に出動をしていただくことになりますが、人命が第一でありますので、細心の注意を払って、的確・迅速に活動をしていただきますよう重ねてお願いいたします。
 最後に、生坂村消防団員各位に於かれましては、健康に留意され、生坂村の地域防災力の中核として、村民の皆さんから信頼される団員となり、引き続き安全で安心して住み続けられる生坂村を守るためにご尽力いただきますことをお願いし、訓示といたしました。


▽ 明科消防署藤原署長からは、 本日は、伝統ある生坂村の辞令交付式が挙行されました事に、心よりお慶び申し上げます。
 新たに新入団員を迎え、この生坂村消防団の活躍に益々期待するところでございます。
 近年、発生が危惧されている南海トラフ等の大規模地震では、AIの解析が進み、従来予想されていたものより被害が大きく、発生場所によっては長野県にも被害が及ぶと考えられています。

 自然災害では、異常気象という言葉を毎年のように耳にします。世界規模で気候変動が認められ、日本でも降雨量や降雪量の偏り、乾燥機関の延長など、様々な現象が見られ、山林火災や自然災害は、従来の想定を超えるものとなっています。今年は、3月に入り、全国的に大規模な山林火災が頻発しています。
 3月から5月にかけては空気が乾燥し、強風が吹く気象条件により畔焼き等が原因となる火災が多数発生しています。山では枯葉や枯れ草が堆積し、山菜採りなどの入山者による、山火事発生の危険性が高い時季となります。
 林野庁では全国山火事予防運動を実施しており、私たちも危機意識をもたなければならないと認識しているところです。

 このような自然災害から住民の安心安全の暮らしを守るため、地元の消防団の期待は大変、大きなものとなっております。
 新型コロナウイルス感染症が明け、人と人が接触できる、大勢が参加する訓練が再開されています。引き続き災害に備える取り組みを継続して頂けたらと思います。
 終わりに、伝統ある生坂村消防団のご健勝と益々のご活躍をご祈念申し上げ、簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。今年度も、どうぞよろしくお願い致しますと挨拶をされました。


▽ 藤澤副団長の閉式のことばで終了し、早速新入団員には消防団の活動などについて説明していただきました。本日はご参加いただきありがとうございました。



小舟集落上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、梅の花が満開の畑や小舟集落上空からの風景を撮影しました。





令和7年度 生坂小学校入学式

2025年04月05日 | 生坂村の行事
 4月4日(金)午前10時30分から小学校体育館で令和7年度入学式が挙行されました。今年度は、男子4名、女子7名の11名が新一年生として入学しました。



△▽ 新一年生が少し緊張気味に入場して来て、在校生と対面したところです。


▽ 敬礼の後、斉藤教頭先生の開式のことばの後、国歌斉唱をしました。



▽ 藤澤教育長が、新入生の皆さん、生坂小学校へのご入学おめでとうございます。今年は、11名の皆さんが新たに生坂小学校に入学することになりました。
 今日は初めてランドセルを背負い、新しく始まる小学校での学校生活への期待で、胸をいっぱいに膨らませていることと思います。
 小学校では、運動会や音楽会、社会見学、修学旅行など楽しい行事がたくさんあります。今日から、先生のお話をよく聞き、お友達、上級生のお兄さんやお姉さんと仲良く勉強して、元気いっぱいに楽しんでください。

 保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。お子様のこれからの成長に大切な義務教育が始まります。
 はじめは、何かと心配されることも多いかと思いますが、温かく、熱心な先生方とともに、お子さまの成長を育んでまいりたいと思いますので、保護者の皆様や村の方々のご理解ある、ご協力をお願いいたします。

 新入生の皆さんが、健やかに成長し、小学校でのすばらしい6年間を過ごされることを心から祈念し、教育委員会告辞としました。


▽ 赤羽校長先生からは、ここ生坂の地にも、可憐な花が咲きほこりあたたかな春を、感じさせる季節となりました。
 この佳き日に、生坂村村長 藤澤泰彦様をはじめ、ご来賓の皆様のご臨席を賜り、令和7年度の入学式が挙行できますことに、心より、感謝申し上げます。
 さて、11名の、新一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

 一年生の皆さんに、校長先生から三つのお願いをします。
 一つ目は「元気」です。元気いっぱいに、勉強したり、遊んだりしてください。もし、元気のないお友達がいたら、優しい言葉で話しかけてあげてください。
 二つ目は「なかよし」です。友達にいやなことを言ったり、やったりしないで みんなで仲良く力を合わせて、学校生活を送ってください。
 三つ目は「命を守る」です。左右、前後ろをよく見て、飛び出さずに道路を渡り、交通事故に、絶対にあわないなど、自分の命を自分でしっかり守ってください。頑張りましょう。

 ここにいる、二年生から六年生のお兄さんお姉さんと、先生方は皆さんが入学してくることを、首を長くして待っていました。困ったことがあったら、何でも聞いてください。生坂小学校の全員が、優しく教えてくれます。
 保護者の皆様、お子様の小学校ご入学、誠におめでとうございます。
 手塩にかけて育てられた大切なお子様を、本日から、生坂小学校職員一同、責任をもってお預か致します。
 ご心配なことがありましたら、遠慮なく学校にご相談ください。
 結びとなりましたがご列席の皆様の、ご健康とご多幸をご祈念申し上げ式辞とされました。

▽ 私からは、柔らかな春の日差しの中、生坂の里の花々が咲き始め、春たけなわの今日の佳き日に、入学式を迎えられた、新入生の皆さん、ご入学誠に誠におめでとうございます。
 皆さんは、今日から待ちに待った一年生です。皆さんの喜びに満ちた表情を見ていますと、とても嬉しくなります。
 皆さんが小学校で楽しみにしていることは何ですか?
 様々な勉強や運動をすること。保育園の時のようにみんなで色々とチャレンジすること。美味しい給食を食べることを楽しみにしている人もいると思います。
 小学校での時間の中には、知らなかったことをたくさん教えてくれる勉強と、広い校庭や大きな体育館での運動など、初めて経験することがたくさんあります。

 時には、困ったなと思うことがあるかもしれませんが、皆さんの周りには優しいお兄さん、お姉さんがいますから、何でも聞いて、助けてもらって生坂小学校を好きになってください。
 また、色々なことを教えてくれる先生方や地域の方々もいますから、必ず皆さんの力になってくれます。
 そして小学校でも、明るくあいさつができ、先生のお話をしっかり聞いて、確かな学力やたくましい体力を身に付けるために勉強や運動、児童会活動などに頑張っていただき、これからの六年間、健やかに楽しい小学校生活を送ってください。

 さて、保護者の皆さん、お子さんのご入学誠におめでとうございます。大切に育てられましたお子さんが晴れて小学校に入学され、しっかりと成長された姿を目にされて、心の中は喜びで一杯であると思います。
 この子達が、心身ともに健全に成長するために大切なことは、家庭と学校と地域が互いに協力し合い、信頼しあうことであると思います。そして、家庭教育における役割を認識していただき、お子さんを守り育てていただきたいと思う次第でございます。

 また、校長先生をはじめ諸先生方におかれましては、新しい環境の中で、喜びと不安を抱いている新入生を迎えられ、ご苦労もひとしおかと存じますが、個々の児童へのきめ細やかな対応と指導ができます小規模校のメリットを十分活かしていただき、分かる喜び、学ぶ楽しさを感じ、自ら探求できる児童の育成にご努力いただきますようお願い申し上げます。
 それでは、新入生の皆さん「一人ひとりが輝く生坂っ子」を目指して、小学校生活を元気に明るく過ごせますことをお祈りいたしまして、お祝いの言葉とさせていただきました。


▽ 瀧澤PTA会長からは、一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
 ついこの間、保育園を卒園された時より、ずいぶんとお兄さん、お姉さんになったように見えます。
 今日から皆さんは、この生坂小学校の仲間です。
 後ろを見ましょう。六年生までの優しいお兄さん、お姉さんが沢山います。
 左を見ましょう。勉強や学校での生活の事を教えてくれる頼りになる先生が沢山います。
 右を見ましょう。皆さんのことを見守ってくださる村の方、地域の方たちが沢山います。
 きっと困った時には、お家の人も一緒に、これだけ沢山の人たちが皆さんの事を助けてくれます。安心して小学校生活を思いきり楽しんで、沢山の思い出を作ってください。それでは大人の方たちにお話しますので、少し間待っていて下さい。

 保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。
 今朝、小さな体でまだ少し大きなランドセルを背負った姿を見て、感慨もひとしおかと思います。その一方で、半数のご家族が長男長女のご入学とのことで、初めて小学校生活に不安を感じておられるかとも思います。先輩保護者には、面倒見の良い方も多くいるので是非気軽に相談してください。また、子どもたちのために、先生方や、地域の方々と協力して、より過ごしやすい環境を整えていく事が我々PTAの役割だと考えております。
保護者同士の交流の場ともなりますので、どうか皆様にもご理解とご協力、そして積極的なご参加をお願い致します。

 ご来賓の皆様、本日は入学式にご列席を賜り、誠にありがとうございます。今年も元気な一年生が入学しました。これからも、生坂小の子ども達をあたたかく見守って頂ければ幸いです。
 そして、校長先生をはじめとする先生方におかれましては、日頃よりあたたかく、そして熱心に子ども達をご指導いただき。ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。
 最後になりましたが、新一年生が楽しく6年間を過ごせるよう、また、ご臨席の皆様のご多幸を祈念してPTA代表の祝辞とされました。

▽ 斉藤教頭先生が、3月までの先生方はじめ多くの方々からいただいた祝電を披露されました。

▽ 新一年生に赤羽校長先生から、担任の清野先生を紹介していただいた後、「春がきたら」を新一年生が大きいな声で元気に歌い、みんなから大きな拍手をいただきました。



▽ 曽根原児童会長が、1年生のみなさん、ご入学、おめでとうございます。
 今日からいよいよ小学生ですね。この生坂小学校には、楽しい事がいっぱいあります。その中から三つ紹介します。

 一つ目は色々な遊び道具があることです。体育館にはフラフープやバスケットボール、サッカーボールなど、色々な物がいっぱいあります。外には、てつぼう、ジャングルジム、ブランコ、砂場などがあります。一年生のまどからも遊び道具が見えるので休み時間になったら元気いっぱい遊んでみてくださいね。

 二つ目は学校にしかない色々な教室があることです。図書館には、保育園以上にたくさんのおもしろい絵本があったり、理科室には目玉おやじや、がいこつがあります。もし、理科室に入るきかいがあったら先生といっしょに入ってみてください。ドキドキしてとてもおもしろいですよ。
 三つ目は元気なお兄さん、お姉さんがいっぱいいます。わからないことがたくさんあると思います。そうしたらかくさず先生やお兄さんお姉さんに聞いてみてください。すぐに教えてくれます。ピカピカのランドセルをしょって学校に来るのを待っています。
 みんなと元気で楽しく笑って一年間頑張っていきましょう。

▽ 保護者代表の平林さんからは、ただいまご紹介にあずかりました、平林智之と申します。
 新入生の保護者を代表しまして、ひとことご挨拶を申し上げます。
 新入生の皆さん、本日はご入学おめでとうございます。今日から皆さんは小学生です。 この自然豊かな生坂小学校で、のびのびとたくさん遊び、勉強してください。それから、みんなに挨拶を元気にして欲しいと思います。挨拶は心と心の距離を縮めてくれる魔法の言葉です。初めのうちは恥ずかしくなってしまうこともあるかもしれないですが、少しずつ挨拶が出来るようになってお友達や先生と仲良くなっていけるといいですね。

 在校生の皆さん、新しく生坂小学校の仲間になった一年生と仲良くして困っている姿を見かけたときは是非声をかけて助けてあげてくださいね。
 校長先生をはじめ諸先生方、在校生の皆さん、本日はこのような盛大な式を催して頂きまして誠にありがとうございます。また、来賓の皆様にもあたたかいお祝いの言葉を頂き心よりお礼申し上げます。我が子もついこの間まで保育園に通っていた気がしていたのに、本日ランドセルを背負って校門をくぐりました。成長を嬉しく感じています。私同様子ども達も、これから始まる新しい生活に期待と不安でいっぱいだと思います。先生方には多々ご迷惑をお掛けするかと思いますが、子どもたちが学校で楽しく安心して過ごせるよう、6年間ご指導よろしくお願いします。

 私たち保護者も、先生方や在校生、地域の皆様とともに子ども達を温かく見守り応援していく所存です。最後になりますが生坂小学校のさらなる発展を心よりお祈り申し上げますなどと、保護者代表の挨拶をされました。

▽ 最後に全員で校歌を斉唱して、新一年生がみんなの拍手の中、担任の清野先生の後に付いて可愛く退場していきました。



 新入生の皆さん「一人ひとりが輝く生坂っ子」を目指して、小学校生活を健やかに、楽しく過ごせますことをお祈りいたします。




生坂保育園 令和7年度入園式&雲根集落周辺からの風景

2025年04月03日 | 生坂村の行事
 4月3日(木)は晴れたり曇ったりで、昼間は過ごしやすい体感になりました。
 午前10時からは、生坂保育園の令和7年度入園式が行われました。
▽ 宮坂主任保育士の開会のことばで始まり、今年度は、年長児16名、年中児10名、年少11名、3歳未満児13名の全園児50名が入園、進級をしました。

▽ 佐藤園長が、春の暖かな陽気も少しずつ感じるようになった今日この頃、保育園の園庭にあるさくらんぼの花も咲き始めました。
 本年度の生坂保育園は、年長児16名 年中児10名 年少児11名 未満児13名 合計50名の園児数でスタートとなりました。
 さて保育園で一番大きなひまわり組さん、みなさんは保育園で一番大きな、お兄さんお姉さんになります。小さい子の面倒を宜しくお願いします。たんぽぽ組さん、うさぎ当番のお仕事もいよいよ皆の番ですね、頑張って下さい。ちゅうりっぷ組さん、一つ大きくなりました。お兄さんお姉さんと沢山身体を動かして遊んで下さいね。
 さて、保護者の皆様、本日はご入園、ご進級おめでとうございます。生坂保育園は、小さな保育園ですのでクラスの友達だけではなく、様々な年齢の子ども同士が関わり合いながら成長していくことができるところが良さだと思っております。年長児になる頃には、自分より小さい子が困っていると「どうしたの?」と声をかけて話を聞いてあげている風景を良く目にします。誰に教えてもらった訳でもないのに自然とそうできるのです。これは、きっと自分も小さかった時に、お兄さんお姉さんがそうしてくれたからだと思います。そういった優しさが代々伝わってきているのです。人の温かさを感じて育っているのだと思います。

 今年度の保育について先生達と話あったところ、大きなテーマとして「クラスの枠」を越えて遊び込むということが上がりました。「インクルーシブ保育」という言葉をご存じでしょうか? 子どもが様々な理由で線引きされずに、同じ空間で過ごす保育として近年注目されています。年齢や世代の枠を越えることや、従来の設定型の保育と違って、子ども達が自由に決定出来る保育で、活動に参加する、しないの決定をしたり、どんな遊びに興味があるのかを保育士が模索し、子どもの興味や関心がより高まるような環境を子ども達と共に考え「子どもが自ら選び、遊びを考え、目的を持って遊び込む」というような子ども主体の保育です。又、ここで大切なことは共にいる保育士も主体的であるということです。

 子ども達もワクワク。大人もワクワク。そんな共主体な保育を目指して取り組んでいきたいと思います。そして、このような保育の様子を今年度から本格的に運用をスタートしていく、ICTコドモンのドキュメンテーション機能を利用し、写真を通して子ども達の生き生きとした活動の様子を配信していきたいと思っております。デジタル化したことで手書きのお便りや連絡帳が無くなり少し寂しいという声が、保護者からも保育士からもありますが、デジタルで保育の内容が共有しやすくもなります、先生達の日々の保育や子どもの姿に気づきや感動などありましたら、どんな小さなことでもかまいません、ぜひコメントをいただき、保護者の皆さんとより繋がっていきたいと思っております。

 保育園で出来ること、家庭で出来ること、それぞれに役割がありますが、あらゆる枠を大人も越えて、共育てしていきましょう。そして、子ども達が沢山愛された幼児期をすごして欲しいと思っています。
 最後になりましが、ご来賓の皆様、お忙しい中入園式にご臨席いただきまして、誠にありがとうございます。日頃からのご支援に感謝致します。今後も子ども達を暖かく見守っていただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
 それでは、みなさん明日から元気いっぱい保育園に来てくださいねと挨拶をされました。

▽ 私からは、生坂保育園に入園された皆さん、進級された皆さん、本日は誠におめでとうございます。入園された皆さんは、今日からこの保育園で先生やお友達と一緒に、絵本を読んだり、歌を歌ったり、絵を描いたり、お庭で遊んだり、美味しい給食を食べたり、いっぱい楽しい時間を過ごしてくださいね。
 また、進級された皆さんは、一年先輩になりましたので、年下のお友達のことをお世話したりして、良きお兄さん、お姉さんになるよう心がけてください。そして、みんなで仲良く助け合って、色々なことにチャレンジして、頑張るということを身につけていただきたいと思います。
 また家では、保育園のことなどをお話ししたり、保育園では先生の言うことをしっかり聞いて多くのことを学んでくださいね。

 さて、保護者の皆さん、本日はお子さんのご入園とご進級、誠におめでとうございます。生坂保育園は、きめ細やかな保育を心がけ、信州やまほいくの取組、地域に根ざした活動、多文化に触れるイングリッシュランドなど、お子さんにとって、将来役に立つ取組を一杯行っております。また、一人ひとりの子どもの発達や成長をしっかり見守る保育にも取り組んでおります。
 そして、保育園のことやお友達のことなど、お子さんのお話を良く聞いてあげて、何でも元気に活動できるようにしていただき、お子さんに張り合いを持たせていただきたいと思います。

 園長先生をはじめ諸先生方は、ご熱心に優しくご指導されますし、コドモンの運用により、情報共有と連携がタイムリーに行えると思います。
 また、今年度は、給食機器の更新、園庭遊具の更新と修繕、未満児室の改修など、保育環境の整備事業を行ってまいります。
 この素晴らしい環境の中で、お子さんはすくすくと成長されていかれることと思います。保護者の皆さんも子育てのことなどでご心配な事がありましたら、先生方に気軽にご相談していただければと思います。
 それでは、お子さんが健やかにたくましく成長されますことを願いまして、私のお祝いの言葉とさせていただきました。

▽ 園児達がみんなで大きな声を出して「春がきたんだ」をしっかりと歌ってくれました。


 佐藤園長が、今年度の保育園の担任の先生方を紹介しました。今年度も生坂保育園の園児数は50名になり、先生方も大変だと感じました。

▽ 久保田保護者会長から、今日から新しい教室で、新しい友達も増え、楽しい保育園が始まりますね。保育園には砂場やすべり台のある広いお庭に夏にはプール、お部屋の中にも楽しい遊び道具がたくさんあります。遠足や運動会、発表会など楽しい行事もたくさんあります。明日から元気に保育園に来て、お友達といっぱい遊んでください。
 さて、保護者の皆様、本日はお子様のご入園、ご進級おめでとうございます。保護者を代表しまして、一言挨拶をさせていただきます。

 ご存じのとおり、保育園は子供たちが集団生活を送る初めての場所です。最初は大丈夫かなと不安に思われますが、先生方による、目の行き届いた指導や、年長さん、年中さん含め友達と一緒に遊ぶことで、自然と成長していくのを感じてます。
 又、子供達は保育園だけでなく、地域の方々にも支えられ、見守られて暮らしています。保育園の先生方をはじめ、地域の方々のお力添えをいただき、子供達が笑顔で保育園生活が送れるように、保護者同士協力し合う保護者会となる様取り組んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 そしてご来賓の皆様におかれましては、お忙しい中ご列席いただき大変ありがとうございます。今後とも皆様のお力添えをよろしくお願いします。
 最後になりましたが、これからの子供たちの無事な成長と生坂保育園の今後益々のご発展を願いますと挨拶されました。



▽ 入園式の後、今年度はチューリップ組、たんぽぽ組、ひまわり組の園児たちだけで記念撮影をしました。



 最後に私の3番目の孫も新入園でしたので、二人で写真を撮ってもらいました。



△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、厚い雲に覆われ少し雨がパラついていた雲根集落周辺からの風景を撮影しました。
雲根集落周辺からの風景

 その他生坂村では、お父さん頑張る会総会などが行われました。



生坂保育園 令和6年度卒園式

2025年03月27日 | 生坂村の行事
 3月25日(火)午前9時30分から令和6年度生坂保育園卒園式が行われました。
▽ しっかりとお辞儀をして、少し緊張気味でも笑顔を見せながら入場してきて、卒園児たちがステージ上の椅子に座ったところです。




▽ ひまわり組の卒園児たちが、ギャル、ピアニスト、消防士、エジソン、お医者さん、運転手、お菓子屋さん、ポケモンプランナーなど、それぞれ将来なりたいことを言ってから、佐藤園長先生から、生年月日、保育の年数と「おめでとう!」と言われ、「ありがとうございます!」としっかり御礼を言ってから保育証書を受け取り、お母さんやお父さんのところに持っていきました。



▽ 佐藤園長先生が、ひまわり組さんは、保育園に0歳・1歳と小さな頃から通い始めた子が多いクラスです。長い人は6年間保育園に通いましたね。その間、いろいろな先生方にお世話になりました。先生達にとっても思い出深いクラスです。
 園長先生も皆さんが年少ちゅうりっぷ組の時に担任でした。園長先生にとっては、皆さんが保育士として受け持った最後のクラスになります。制作が好きな子ども達だったので、大きな家を作ったり、宇宙船をつくって皆で宇宙ごっこをして遊んだりしたことが懐かしいです。
 そんな創造性が豊な皆さんも、ひまわり組になり、絵を描いたり絵本を読んでもらいイマジネーションを広げたりと、自分達の表現活動を更に大きく広げていきました。そして、みんなで案を出し合い「ひまわり絵本屋さん」をつくることにしました。絵本をつくるだけではなくて、お店の経営もみんなで考えました。店長さんやレジ係、お勧めの本を案内する定員さん、お客さんなどなど。楽しい活動となりました。そして、その活動をもとに発表会では絵本屋さんから発展した、創作劇をつくりました。絵本から飛び出してくるイメージで音楽やダンスも考えて楽しかったですね。

 最後のお別れ会では小さいクラスを招待して、絵本屋さんをオープンしました。小さいクラスのお友達を思いながら、楽しい絵本をひとつひとつ丁寧に作っていましたね。招待された小さいクラスのお友達は喜んで皆さんの作った絵本を大事そうにかかえていました。きっと絵本のことも、お店でひまわりさんに優しくされたことも大切な思い出になったと思います。
 仲間と考えを出し合い。時には考えが合わずにぶつかり合うこともあったことでしょう。でも最後にはみんなで力を合わせ、「ひまわり絵本屋さん」は大成功でした。どれもこれも、一人だけではできない大切な経験です。ひまわり組さんにとってもきっと大切な思い出となったことでしょう。これからも自分の持つ無限の創造性を大きく広げて進んでいって下さい。そして、お友達を大切に困った時には助け合い、元気な一年生になって下さい。

 保護者の皆様、本日はお子様のご卒園おめでとうございます。
 入園した頃は、小さくて泣いてばかりだった子ども達が、こんなに大きく成長され、立派に卒園証書を受け取ることができた姿を見て感動ひとしおのことと思います。お家の皆様の愛情があってこそ、元気に優しく、成長してくれたのだと思います。私達保育士も、お子様を通じて子育ての喜びを共有できたことに感謝申し上げます。そして、保育園の運営にご理解ご協力いただきましたことに、重ねてお礼申し上げます。
 最後になりましたが、ご来賓の皆様、本日はご臨席を賜り誠にありがとうございます。日頃より施設の運営にお力添えをいただいておりますことに心より感謝申し上げます。大切な村の宝をこれからも見守り、ご支援いただきますよう宜しくお願い致します。
 この会場にいる皆さんが、これからも健康で幸せであることをお祈りしますなどの式辞を述べました。


▽ 私からは、皆さんは、生坂保育園に入ったときは、まだ赤ちゃんみたいに可愛かったですが、今ではすっかりお兄さん、お姉さんになりました。保育園では、運動会、遠足、発表会、誕生会、お絵描きしたり、お遊戯したり、美味しかった給食など、とても楽しい思い出が一杯できたことと思います。
 また、松本山雅の皆さんとサッカーをしたり、豆まきしたり、赤とんぼフェスティバルのオープニングセレモニーで踊っていただいたり、いくっこ消防団で分列行進したりと、色々な活動で生坂村の良い発信もしていただきました。
そして、皆さんにも良い経験と勉強になったと思います。これから、生坂小学校へ行っても、この保育園で仲良く遊んだお友達と一緒ですので、また元気に勉強や運動に頑張っていただきたいと思います。

 さて、保護者の皆さん、お子さんのご卒園誠におめでとうございます。ご入園された頃には、初めての集団生活に馴染めるか、給食はちゃんと食べられるかなど心配されたことが多かったと思います。
 しかし、毎年の行事などで子ども達が段々と、しっかりと行動ができるようになり嬉しく感じてこられたと思います。これからも成長していくお子さんとしっかりと手を取りあって、歩んでいっていただきたいと思います。

 また、園長先生をはじめ先生方には、熱心にきめ細やかな保育をしていただき、子ども達が、落ち着いて様々な物事に取り組め、しっかりと行動できるように導いていただきありがとうございました。
それでは4月から生坂小学校へ行って、この保育園で学んだこと、経験したことを大切にして、健やかに、楽しく小学校生活を送られますよう祈念しまして、私のお祝いの言葉といたしました。


▽ 生坂小学校の赤羽校長先生が、ひまわり組の皆さん、ご卒園おめでとうございます。素晴らしい卒園式で先生は感動しました。皆さんは4月から、小学一年生になりますね。保育園で先生方に教えていただいたこと、友だちと仲良く力を合わせたこと、大切にして元気いっぱいに小学校へ入学してください。4月3日は入学式ですが、皆さんにまた会えることを楽しみにしています。

 保護者の皆様、本日はお子様のご卒園誠におめでとうございます。入園した頃に比べ、こんなにも大きく立派に成長された姿に感慨もひとしおかと思います。お子様達は小学校に入学しても保育園での学びを糧とし、益々成長してくれることと思います。4月からお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 結びに、卒園児及びご参会の皆様のご健勝をご祈念申し上げますとともに、園長先生をはじめとします先生方の今日までの温かなご指導に深く感謝を申し上げますなどのお祝いの挨拶をされました。

 続いてお祝いの電報が、生坂小学校職員一同と生坂村児童館職員一同から届いていて披露されました。
▽ 「思い出を語ろう」では、みんなで元気に「春がきたんだ」を歌ってから、たんぽぽ組から飼っていたアゲハチョウのさなぎが蝶になったこと、ひまわりの種に一人1本ずつ名前を付けて育てたこと、畑ではバターナッツかぼちゃとトマト、ナスを植えたことで楽しかったことや美味しかったことなどを話し、元気に歌ってくれました。

▽ B&Gのプールの滑り台が楽しかったこと、保育園のプールで泳げるようになって嬉しかったこと、みんなでカメハメハ大王を踊ったこと、洗濯機や水鉄砲が楽しかったこと、保育園のプールでみんなで泳いで楽しかったことなどを話し、カメハメハ大王を踊ってくれました。


▽ お日様の光を浴びてひまわりもみんなもグングン大きくなったこと、運動会ではそれぞれの目標に向かい力を合わせて頑張ったこと、ミッキーマウスマーチを叩いて楽しかったこと、綱引きでチーム作戦をして勝って嬉しかったこと、勇気100%の潜るところが楽しかったこと、リレーで一生懸命走って1位になれて嬉しかったこと、走り縄跳びをたくさん練習して跳べるようになって嬉しかったこと、跳び箱練習してできるようになって4段跳べたことなども発表してくれました。


▽ ひまわりは段々元気がなくなり枯れてしまい、ひまわりの種をとって使って、ハリネズミを作ったこと、たくさん残っていたので食べてみることにしたこと、冬になり発表会では、ひまわり絵本屋さんの劇をやったこと、ドラゴンクエストの駒名人が手に乗せたり、竜巻をしたり、線香花火をしたり、一つ目小僧、目玉おやじなどをして大きな拍手をいただき、みんなの願いが叶うように「きらきら星」をハンドベルで演奏してくれました。




▽ あぱつダンスをしたり、発表会でみんなの願いが叶いお家の方に絵本を読んでもらったこと、小さい子のクラスに読み聞かせに行ったり、お別れ会の御礼に絵本屋さんを開き、絵本を買ってもらったこと、ひまわりの生長とともにみんなも元気で一つの目標に向かって、友だちと協力し合い、色々なことに挑戦し、心も身体も大きくなり、4月からは小学生になります。


▽ 最後に、先生方や地域の皆さんに御礼の言葉と、たんぽぽ組とチューリップ組にお願い事をして、「ともだちの花」を元気に歌うなど、とてもしっかりと話し、元気良く踊ったり歌ったりしてくれて、可愛い発表で微笑ましくも頼もしく感じるとともに、私の初孫の成長に胸が熱くなりました。


▽ 保護者会長の小坂部さんが、本日は、このような心温まる卒園式を催していただき、お忙しい合間を縫ってご準備いただいた先生方に暑くお礼申し上げます。また、ご来賓の皆様におかれましても子供達のために日頃よりご尽力頂き誠に有難うございます。僭越ながら修了児の保護者を代表し、お礼のご挨拶を述べさせて頂きます。
 保育園に通い始めた当初、環境の変化に戸惑い、大きな声で泣いていた我が子の姿を昨日のことのように思い出します。胸が締め付けられる気持ちになりながら仕事へ向かい、いつまで泣いてしまっていたのだろう、少しは楽しく過ごせただろうかなどと考えつつ迎えに行くと、こちらの心配をよそに、笑顔で帰ってくる姿を見て、ほっと胸をなでおろすとともに嬉しくなりました。

 そんな小さかった子どもたちも、できることが一つ一つ増えていきました。先生から伺っていた保育園での様子に加え、子どもたちからもこんなことがあったよと楽しい話を聞けるようになりました。生坂保育園では季節に合わせていろいろな貴重な体験をさせて頂きました。その思い出が子供たちの作品にとてもよく現れていてお迎えの時に教室を覗くのが楽しみでした。その陰には、いつも優しく見守り導いて下さる先生方の姿があったと感じております。
 毎年の運動会では、練習の成果があらわれた素晴らしい創作ダンスなどの発表や、真剣な眼差しで走り、そしてお友達を大きな声で応援するリレーで、子どもたちの成長を感じました。
 また、生坂保育園の発表会は子供たち一人ひとりの個性を本当によく捉え活かし表現させる内容で、発表する子供たちの楽しそうな笑顔、保護者の笑い声の絶えない会場の雰囲気がとても印象深く心に残っています。
 そんな充実した日々の生活を写して頂いた写真の中の子どもたちは、笑ったり、おどけたり、元気いっぱいに過ごす様子が伝わるものばかりで、子どもたちにとっても、私たち保護者にとっても宝物です。

 毎日の給食は子供達への愛情いっぱいのメニューばかりで、お誕生日や季節のお祝い献立など子供達が喜ぶ行事食が盛りだくさんでした。子供たちの健やかな成長・健康を支えて頂き本当に有難うございました。
 我が子の成長をおもいかえすと子供達が生坂保育園で過ごした日々に携わって下さった皆様に感謝の言葉が尽きません。
 十二名の子ども達は、本日巣立ちの日を迎え、小学校に入学いたします。生坂保育園での先生方との出会い、お友達との思い出、沢山の経験と愛情を両手いっぱいに持って、これからものびのび成長して欲しいと思います。

 最後になりますが、園長先生をはじめ諸先生方、ご来賓の皆様のご健康と更なるご活躍、そして生坂保育園のますますのご発展を心よりお祈りいたしますなどの御礼の言葉を述べられました。




△▽ 先生方、年中児・年少児とお別れをして、保護者と一緒に巣立って行く卒園児の皆さんです。



生坂中学校 令和6年度 第78回 卒業証書授与式

2025年03月19日 | 生坂村の行事
 3月19日(水)午前9時から中学校体育館で第78回卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、男子4名女子11名の15名が晴れて卒業されました。

 午前9時から生坂中学校の卒業証書授与式が行われました。今年度の卒業証書授与式は、出席者は卒業生、教職員、在校生、保護者、小林教育長職務代理、坂爪教育次長、来賓は私と太田議長、教育委員、生坂小学校長、生坂保育園長が招待され、議会議員各位、区長各位など地域の皆さんも参列していただき厳粛に開催されました。


△▽ 参列された皆さんの温かい拍手の中、担任の先生を先頭に入場してきました卒業生の皆さんです。


▽ 宮下教頭先生の開式の辞で始まりました。


▽ 参列した皆さんで、国歌斉唱と、生坂中学校「校歌」を3番まで歌いました。


▽ 小林教育長職務代理が、卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。皆さんは、中学校での三年間、たゆまぬ努力を続け、その努力が実り、本日卒業証書を手にされました。今日の皆さんの姿は実に晴れやかで、明るい未来と希望に満ちあふれ、頼もしく感じます。
 保護者の皆さま、お子様が門出の日を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。立派に成長されたお子様の姿を目の前にして、感激もひとしおであることと存じます。
 さて、卒業生の皆さんは、本日、人生の一つの節目を迎えられました。これからは、それぞれの道を歩むことになりますが、この生坂の地で学び、経験したことをしっかりと自分のものにし、自信をもって歩んでください。

 「水急にして月を流さず」という言葉があります。時代がどんなに進み、世の中がどれほど変化しても、真理・真実は月のように変わらないことを意味します。今はインターネットやSNSから情報の波が押し寄せる時代です。色々な情報に接すると「自分はこれでいいのだろうか」と不安になると思いますが、皆さんにとって大切なものは、時代や状況が変わっても変わらず、皆さんが自分自身で見つけるもの、皆さんにしか見つけられないものです。「自分の価値は自分で決める」と堂々と胸を張り、人生を歩んでください。
 これまで陰になり日向になり教育活動を支え、子どもたちを温かく、熱心にご指導いただきました教職員の皆さま、また、中学校の教育活動に惜しみないご支援・ご協力をいただいた地域の皆さまに感謝申し上げます。今後もどうか、子どもたちの成長を温かく見守っていただくようお願いいたします。
 本日、門出の日を迎えられた卒業生の皆さんの今後のご活躍を祈念し、教育委員会告辞としました。



△▽ 学級担任の上條先生が卒業生の名前を読まれ、小松校長先生が卒業証書を授与されているところです。



▽ 続いて、卒業記念品の目録を代表の市川さんに授与しました。

▽ 小松校長先生が、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。先ほど、一人一人に卒業証書を手渡しました。今、手にしている卒業証書は、中学校三年間の教育課程を修了したことの証です。皆さんの努力はもちろんですが、支えてくださった保護者や地域の方の思いや願いが詰まったものでもあります。どうか、その重みを忘れないでください。
 皆さんが中学校に入学したときは、新型コロナウイルス感染症対策に気を遣わなくてはならない厳しさがあり、苦労も多かったことと思います。それでも令和五年の五月から、新型コロナウイルス感染症が五類に移行したことで、制約がほとんどなくなった皆さんは、生徒会活動で、部活動で、交流活動で蓄えていた力を十分に発揮してくれました。三年生になると最上級生としての自覚を持ち、生徒会企画で全校のみんなが楽しく、交流できるように企画したり、学校生活がよりよいものになるようにと工夫を凝らしてくれました。

 また、生徒数が減少する中、生徒会組織のあり方についてみんなで考え、委員会を再編してくれたことは後輩たちへ残す大きな財産になりました。全校道徳では、一人一人の思いを素直に伝え合い、共感し、人に寄り添うときのあり方を示してもくれました。Ikusaka学では自分で決めた課題に向き合い探究していく姿はとても頼もしいものでした。その探究する姿は、日々の学習の中にまで広がり、お互いの考えを伝え合い、教えあって学ぶ姿となり、その意欲と積極的な姿が、今、このときも思い出されます。

 さて、いよいよ皆さんは、これから自分の選んだ道へ、新たな第一歩を踏み出します。ここで、皆さんに餞の言葉を贈ります。
 それは、「上手くいかなくなったら、基本に立ち返ればいい」です。
 この言葉は、サッカーワールドカップカタール大会で日本代表監督を務めた、もり森やす保はじめ一監督が語ったものです。Jリーグの監督時代から言い続けている言葉だそうです。これからの人生、色々な事に挑戦していくかと思います。何かにつまずいたとき、一歩立ち止まり、基本に戻ることの大切さを教えてくれています。
 皆さんが成人して社会で活躍する頃には、日本は厳しい挑戦の時代を迎えていると言われています。人口の減少、グローバル化の進展や絶え間ない技術革新等により、社会は大きく、また急速に変化しており、予測が困難な時代となっています。そんな中、皆さんは持続可能な社会の担い手として期待されています。

 皆さんが生坂中学校で学んだ三年間、生坂の地で学んだ義務教育の九ヶ年はまさに将来を担うための基本を身につけるためのものでした。これから先、皆さんはそれぞれ別の道を歩んでいきます。ですが、皆さんの基本は十五人の仲間とともに歩んだこの生坂の地にあることを忘れないでください。
 最後になりましたが、保護者の皆様、お子さまのご卒業、おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。お子さまは本日、義務教育九ヶ年を修了しました。感慨もひとしおと拝察いたします。この三年間、生坂中学校では、教職員一丸となり、お子さまの成長を見守り、精一杯教育活動に努めて参りました。本校に、そして私たち職員にお寄せくださいましたご理解とご協力に改めて感謝を申し上げます。
 卒業生の皆さんが、それぞれ進む道に幸多かれと祈りますなどの式辞を述べられました。

▽ 私からは、皆さんは、卒業生の皆さん、本日はご卒業誠におめでとうございます。
 皆さんは中学校の三年間の修学を終え、義務教育の全課程をつつがなく修了されましたことに心よりお慶び申し上げます。
 卒業生の皆さんは、この三年間、勉強、スポーツ、生徒会など多くの活動に精励し大きく成長され、本日、晴れて卒業の日を迎えることができました。
 皆さんの胸中には、中学校でのかしわ祭、修学旅行、体育祭、部活動など、楽しかったこと、辛かったこと、そして先生や友達との素敵な思い出が蘇っていることと思います。
 北海道標津町との交流学習では、標津町の生徒達との交流や異なる土地の自然、歴史、文化を学ぶとともに、生坂村の様々なことも学ばれるなど、交流学習の成果が伺えとても嬉しく感じました。

 今年度から始まりました小中一貫教育のIkusaka学では、「生坂龍翔太鼓」、「食」、「新・再発見」の三テーマに分かれて学習するとともに、豊かな人間関係づくり、他地域との交流などを通じて、新時代を生き抜く力の養成と郷土愛の醸成を育んで来られたことと思います。
 どうか皆さん、引き続き生坂村に愛着と関心を持ち続けていただき、将来は村に何らかの関わりを持っていただきますことを期待する次第でございます。
皆さんは、今後も歩みを進める中で、喜びや楽しみだけでなく、時には大きな壁にぶつかることもあると思います。それでも自分を信じて努力を重ね、失敗を恐れず、諦めずにチャレンジし続ければきっと道は拓けます。どうか少しずつでも良いですので、着実に前へ、前へと進んでいってください。

 皆さんのまわりには、見守ってくれるご家族や地域の人たち、学校の先生、支え合える友だちがいます。こうした方々への感謝の気持ちを忘れず、皆さんが未来に向かって、大きく羽ばたくことを心から期待しております。
 さて、保護者の皆様におかれましては、お子様が門出の日を迎えられましたことに心よりお祝い申し上げます。
 これまで惜しみない愛情を注ぎながら、お子様の成長に向き合われ、多くのご苦労もあったかと思います。それだけに、卒業の節目は感慨もひとしおのことと存じます。引き続き、お子様とその未来を信じて、温かく見守り、応援し続けてくださいますようお願いいたします。

 また、お世話になりました校長先生をはじめ先生方には、三年間にわたり、愛情を持ってきめ細やかなご指導をいただき、ここまで立派にお導きくださり、そのご労苦とご努力に対し、深甚なる敬意を表し感謝を申し上げる次第でございます。
 卒業生の皆さん、今後それぞれの分野で立派な社会人になるための準備期間に入るのですが、どうか生坂中学校の卒業生としての誇りを持ち、規則正しい生活のリズムを身につけ、健康に十分気をつけて、臆することなく、自分の目指す道を歩んでいっていただきたいとお願いする次第でございます。
 卒業される皆さんのご健勝と益々のご活躍をお祈り申し上げますなどのお祝いの言葉を申し上げました。

▽ 吉井学年PTA会長が、本日は、この晴れやかな卒業式に参加させていただき、保護者を代表しましてご挨拶させていただきます。
 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。3年前皆さんが少し大きめの制服に身を包み、少し緊張した面持ちで中学校に入学した日のことを今でもはっきり覚えています。それが今日、こんなにも立派に成長した姿を目の辺りにし、親として胸が熱くなる思いです。
 皆さんが書いた「校友」を読みました。勉強、部活動、生徒会、学校行事などを通して、楽しいことだけではなく、悩んだり挫けそうになったりすることがあった。友だちとの関わりを通してグループ活動、クラスの行事で協力することや思いやりの大切さを学んだ。仲間と協力して一つのものを作り上げることの喜びを知った。たくさんの人に感謝できるようになったなど、とても嬉しく思いました。
 今日からそれぞれ、新しい道を歩むことになりますが、不安や困難にぶつかることがあっても乗り越える力が皆さんにはあると確信できました。皆さんのこれからの道が輝かしいものになることを心から祈ってます。生坂村で学んだこと、生坂村で育った自分に誇りと自信を持って羽ばたいてください。

 そして、校長先生をはじめ先生方、時には厳しく時には優しく子どもたちを励まし、支えてくださったお陰で、今日という日を迎えることができました。先生方の温かなご指導が子どもたちの心に大きな支えとなっていたことを、親として深く感謝しています。本当にありがとうございました。保護者一同心より御礼申し上げます。
 最後になりますが、生坂中学校の更なる発展を心よりご祈念申し上げますと共に、校長先生をはじめ先生方、本日ご臨席のご来賓の皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げますなどとお礼の言葉を述べられました。

▽ 在校生代表の荻村さんが、先輩方は、私たちにとって尊敬する存在であり、数々の困難を共に乗り越えてきた大切な仲間です。先輩方の努力や情熱、そして温かい支えがあったからこそ、私たちはここまで成長することができました。
 思い返すと、先輩方と過ごした日々は貴重な経験でした。
 初めての部活動。楽しみな気持ちとそれを上回る不安感を胸に抱き入部しました。そんな私たちを先輩方は、優しく支えてくださいました。そして、困っていることがあれば分かりやすくアドバイスをしてくださいました。そのおかげで入部当初に感じていた不安はだんだんと自信に変わっていきました。また、夏の大会や目標に向けてお互いに話し合い、練習を重ねる姿はとても頼もしく、目標に向かってひたむきに努力する姿勢を学ばせていただきました。

 合唱では、各パートを仕切って歌声タイムを進め、全校を引っ張ってくださいました。それはとても難しく思えて、自分にはできないようなことでしたが、三年生の「もっとこうしたほうがいい」「ここは大きく歌ったほうがいいい」という指示は的確で、そのあとの合唱が驚くほどよくなったことを覚えています。また、先輩方の歌声や合唱に取り組む姿勢からは下級生のお手本とする責任感が感じられました。その姿は、これから私たちが3年生になったときに最高学年として引っ張って行くのだと決意させてくださいました。

 かしわ祭では、一人一人が盛り上げようとしている姿に感銘を受け、また励まし支えあう姿に心を打たれました。そんなかしわ祭を私も作り上げたいと思い、副会長になりました。先輩たちのようにみんなが楽しいと思えるかしわ祭を目指していきたいと思います。まだまだ未熟な私たちですが、先輩方が安心して卒業出来るように精進していきたいと思います。
 これからの未来には、さまざまな挑戦が待ち受けています。しかし、皆さんが培った知識や経験、そして仲間との絆は、必ずやその挑戦を乗り越える力となるでしょう。自分自身を信じ、夢を追い続けてください。
 最後に、卒業生の皆さんの未来が明るく、希望に満ちたものであることを心より願っています。
 本日は本当におめでとうございます。先輩方のご活躍を心よりお祈り申し上げますなどの送辞を述べられました。

▽ 卒業生代表の平林さんが、旅立ちの春を迎え、日差しに暖かさを感じるこの良き日に、私たち十五名は生坂中学校を卒業します。
 本日は多くの皆様のご臨席の下、このように盛大な卒業式を催していただいたことに、卒業生一同心より御礼申し上げます。また只今、校長先生をはじめ、生坂村村長様、生坂村教育長様より心温まるお言葉を賜り、重ねて御礼申し上げます。
 今から二年前、緊張とワクワクした気持ちを抱きながら入学したあの日、新しい仲間とともに十五名で中学校生活が始まりました。「かみじょうときおなクラス」という担任の先生の名前に目標のキーワードを当てて作った学級目標は、まだ入学して間もない私たちの緊張や不安をほぐしてくれる存在になりました。

 二年生になり後輩が入学し、先輩と呼ばれる立場になりました。二年生の学級目標は「全力翔捻」。高く飛ぶという意味を持つ漢字の翔と、経験を積むという意味を持つ漢字の稔を当て字として、自由・無限の可能性、高い目標に向かって全力で挑戦し続け、目標を実現させるという思いを込めました。生坂中学校の伝統でもある合唱では、一年生の見本になるために、三年生のように迫力のある歌声になるためにはどうしたらよいかという壁にぶつかりました。しかし、「全力翔稔」という学級目標のとおり全員がより良い合唱にしようと協力し合いながら、私たちの全力の歌を届けることができました。二学期には仲間との別れもありましたが、三学期には新しい出会いもあり、新しい十五名として再スタートしました。
 
 三年生になり、学級目標「超新星、燦學稔」生徒会目標「百花繚乱」を掲げ、中学校生活最後の一年が始まりました。生徒会では一人一人が色々な色の花のように輝ける生徒会にすることを意識し、学年を越えて交流する活動の計画を進めてきました。かしわ祭スローガンは「開花~三十三の花になれ~」としました。生徒会目標とかしわ祭スローガンをどちらも「花」にちなんで考えたのですが、「どうしたら一人一人が笑顔の花を咲かせられるような企画になるだろうか」と、たくさん悩んだり考えたりしました。時にはクラスの中で気持ちがそろわないことがありましたが、当日は三年生が中心となり、かしわ祭を盛り上げることができました。あの時の達成感と、時の流れの速さにはびっくりしましたが、何より全校一丸となってかしわ祭を作り上げることができて、とても感慨深かったです。

 在校生の皆さん、この一年間、私たちを支えてくださり、本当にありがとうございました。一年生、二年生には、それぞれのいいところがたくさんあります。その良さを生かして、この生坂中学校を引っ張っていってください。
先生方には、やさしく、時に厳しく接していただき、この三年間でたくさん成長することができました。ありがとうございました。
 保護者の皆様・地域の皆様には陰に日向に支援していただき、私たちはいろんなことに挑戦し続けることができました。地域行事の際などのたくさんの応援のおかげで、自信や勇気につながった場面がたくさんありました。ありがとうございました。
 そして三年生の仲間たち。毎年一つ一つ色々な壁を一緒に乗り越えることができたのは、みんながいたからだと思います。義務教育の九年間、新しい友達とたくさん出会い、思い出もたくさんできました。今までの学びと経験、みんなとの思い出を糧にして、これからも全力翔稔していきます。最高の九年間をありがとう。

 最後になりますが、私たちの義務教育の九年間は今日で終わりになります。しかし、ここからが本当の始まりで、十五名それぞれが違う道を進みます。三年間の、学びやたくさんの思い出、そして、このクラス全員と一緒に過ごせた時間が詰まった生坂中学校、そして私たちを支え、見守ってくださった地域の皆様に心から感謝申し上げますなどの答辞を述べられました。



 卒業生の皆さんが「あなたへー旅立ちに寄せるメッセージ」の素晴らしい合唱を皆でしっかりと歌っていただきとても感動しました。



 卒業生の皆さんは、これからも自分の夢や目標に向かって歩むこととなりますが、その行く手には、何故と疑問に思うようなことが沢山あると思います。何故ということに自問自答をしながら努力を積み重ねていかれれば、必ず道は拓けてくると確信しております。



△▽ 在校生、先生方が、「Replay」で巣立っていく卒業生の皆さんです。




生坂小学校 令和6年度 卒業証書授与式

2025年03月18日 | 生坂村の行事
 3月18日(火)午前9時から小学校体育館で令和6年度卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、男子9名、女子3名の12名が晴れて卒業されました。

 今年度の卒業証書授与式は、出席者は卒業生、在校生、教職員、保護者、教育長職務代理、教育次長、来賓は私と太田議長、教育委員、生坂中学校長、生坂保育園長の他に、議員各位、区長各位など村民の皆さんが参列し厳粛に開催されました。
▽ 在校生、先生、保護者の皆さんなど参列者の温かい拍手で迎えられた卒業生たちです。

▽ 齊藤教頭先生の開式の辞で卒業式が始まり、参列者全員で国歌を斉唱しました。


▽ 小林教育長職務代理が、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんは、ここ生坂小学校で、多くのことを学び成長したことと思います。勉強を始め、運動会、音楽会、修学旅行など数々の学校行事からは、人を思いやることの大切さ、何かを成し遂げることの達成感や大変さなど、多くのことを思い出されていることと思います。
保護者の皆さま、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。日夜温かい愛情を注がれ、今日のこの日をお迎えになられた保護者の皆さまのお喜びは、ひとしおであることと存じます。

 さて、四月からは中学校での新しい生活が始まります。皆さんには、大きな期待と少しの不安もあることと思いますが、生坂小学校で学び、友だちや先生と過ごした日々を礎に、自信をもって、元気に中学校に進んでください。
生坂村出身で法律の先生として活躍された加藤正治先生が、「歩々ゆるく遅きは克たむ富士詣」という俳句を残されています。人生は急がず焦らず一歩一歩確実に歩むことが大事という意味が込められています。皆さんには、時には立ち止まり、焦らずにじっくり考え、そして一歩前に踏み出す勇気を持っていただきたいと思います。

 これまで陰になり日向になり教育活動を支え、子どもたちを温かく、熱心にご指導いただきました教職員の皆さま、また、日々の子どもたちの成長を願い、温かく支えていただきました地域の皆さまに感謝申し上げます。今後も、今まで同様に、子どもたちにお力添えをお願いいたします。
本日、門出の日を迎えられた卒業生の皆さんが、中学校で大きく飛躍することを期待し、教育委員会告辞としました。

▽ 卒業生が担任の塩原先生に呼ばれ壇上に上がり、赤羽校長先生が、卒業生一人一人に卒業証書を授与しているところです。



▽  校長先生が、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 さて、皆さんが今手にした卒業証書には、生坂小学校で学んだ6年間の思い出が沢山詰まっていることと思います。皆さん一人一人の努力はもちろん、ご家族からの深い愛情、地域の皆様、先生方からの温かな励ましのお陰で、この日を迎えることができたことを忘れずにいてほしいと思います。
 3月6日 六年生を送る会がありました。下級生に優しく接しながら、レクリエーションを楽しむ六年生の姿、いつもながら感心しました。そして、最後に六年生から在校生にこんな言葉が送られました。

 私たち、6年生は、みなさんが仲良くしてくれたから、六年間頑張れました。全校の皆さんもたまにいやなことがあるかもしれませんが、みんなで仲良くして頑張ってください。
 凄い言葉だと思いました。六年生はこの二年間、担任の先生、教頭先生、担任代替えの先生、学習支援の先生等、沢山の先生方からお世話になりました。大変なこともあったと思います。しかし、皆さんはいつも、明るく前向きに学校生活を送りました。

 今年一年間ほとんど休まず、元気に登校しました。常に学校の先頭に立ち、音楽会では、ドラえもんの出し物で、児童会活動では、ハロウィンパーティーで、全校を楽しませてくれました。六年生十二人はとても仲が良く、お互いに力を合わせて物事に取り組み、困難を乗り越えてきました。
 みなさんが取り組んできた、明るく前向きに生きること、仲間と仲良く力を合わせる事をこれからも大切にして、ふるさと・いくさかを愛し、元気にたくましく、未来を切り拓いていってください。

 保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。一年生に入学した頃のお子様の姿を思い返すと、感慨ひとしおかと思います。保護者の皆様には、これまでお子様をいつくしみ、大きな愛情をもって育ててこられたことに敬意を表します。そして、この六年間、本校にお寄せ頂きましたご厚情に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 結びではございますが、ご来賓、地域の皆様、十二名の卒業生を、今後とも温かく見守り、ご指導賜りますよう、お願い申し上げますなどと式辞を述べられました。

▽ 私から、卒業生の皆さん、本日はご卒業誠におめでとうございます。
皆さんは、この小学校生活では、友だちとたくさん勉強したり、運動したり、助け合ったり、競い合ったりと、ともに過ごし、楽しかったことやちょっぴり辛かったことが思い出されていることと思います。

 多くの学校行事や総合時間の学習、地域等との連携、GIGAスクールなど、一生懸命に取り組んできた皆さんは、健やかにたくましく成長し、頼もしい姿となりました。
 それは皆さん、一人ひとりの努力はもちろんですが、ご家族、先生方、地域の皆さんのお力添えがあったことを忘れてはいけません。誰もが周囲の人達に支えられ成長していくのです。そして、その周りの人達にいただいた力を生かすのは自分自身なのであります。

 この一年間皆さんは、最上級生として、児童会活動、運動会、音楽会などで、下級生の良きお手本となるように頑張りました。また、東京への修学旅行や金管バンドでの演奏など楽しい思い出もたくさんできたと思います。
これから皆さんは、生坂小学校で学んだことを基礎にして、中学校で勉強にスポーツに生徒会活動などに頑張っていかれることと思います。そして、中学生としての自覚と責任に於いて行動しなければならなくなります。これからも他人を思いやる心を持ち、同級生同士支え合いながら、中学校生活を有意義なものにしていただきたいとお願いいたします。

 さて、保護者の皆さん、お子さんのご卒業、誠におめでとうございます。今日まで愛情を持って育ててこられた我が子の晴れ姿を前に、色々なことが思い出され、お慶びもひとしおのことと思います。
これからお子さんが中学生になり、楽しみが多い反面、心を悩ませることも多々あろうかと思いますが、しっかり向き合って、お子様の悩みや思い、喜びを共有しながら、温かく見守っていただきますようお願いいたします。

 また、校長先生をはじめ諸先生方には、幼かった子ども達を温かく、時には厳しくご指導くださり、ここまで立派にお導きいただき、そのご労苦とご努力に対しまして、深く敬意を表し感謝を申し上げる次第でございます。
卒業生の皆さん、四月から始まる中学校の三年間は、きっと皆さんの人生の中でも、かけがえのない貴重な時間になると思います。一人ひとりが秘めた大きな可能性が花開くことを願うなどの祝辞を申し上げました。

▽ お別れのうたを全校で元気よく歌っていただいた後、卒業生がみんなで素敵な声で歌っていただきました。


▽ 保護者代表の藤澤さんから、 本日、この生坂小学校から巣立っていきます十二名の卒業生の保護者を代表いたしまして、僭越ながらお礼の言葉を述べさせていただきます。
 やわらかな日ざしに、花のつぼみも、ふくらみ初め、若草も萌えだす早春のこの佳き日に、私どもの子どもたちのために、静粛かつ盛大な卒業証書授与式を執り行って頂きまして、誠にありがとうございました。
 校長先生をはじめ、諸先生方に、保護者一同、厚く御礼申し上げます。
 また、藤澤村長をはじめ来賓の皆様におかれましては、公私ともにお忙しい中、ご臨席を賜りまして誠にありがとうございました。皆様からいただきました心温まるお祝いの言葉と、励ましのお言葉は卒業する子どもたちの胸に深く刻まれたことと思います。
 そして只今、校長先生より、卒業証書をいただく子どもたちの姿に万感の思いが、胸に迫ってまいりました。

 思い起こせば、六年前、まだ小さく頼りない子どもたちが大きなランドセルを背負い期待と不安な気持ちで学校の坂道を登ってきたことがつい最近の事と感じておりましたが、六年間最後の運動会では「みんなで協力して最後まで頑張ろう!」をスローガンにして最後まで諦めずに競技や演技している姿や、係の仕事も率先して活動していたのがとても印象的でした。また、音楽会では、タイムラパラドックスの演奏でドラえもん達に扮した子ども達がユーモアある、発表で楽しそうに表現でき、見ているもちらも楽しいひと時であったと感じ、六年間で心も体も大きくなった子ども達の成長を感じる事が出来ました。
 これらの行事以外にも沢山の行事を通して、子どもの成長を実感し、数えきれないほどの感動と感激を味わう事ができた事は、保護者としてこの上ない幸せな日々でした。これもひとえに先生方の親身で、熱心なご指導のおかげと心より感謝いたしております。

 さて、卒業生のみなさんご卒業おめでとうございます。
 入学した頃は小さくて、椅子に座って足をブラブラさせていた皆さんが六年間ですくすく成長して今では椅子が小さく見えます。一人では出来なかったことが一つ一つできるようになり、一本一本と繋いでいた手の指をほどいて飛び立とうとする姿に寂しさと嬉しさがこみ上げてきますね。
 これからもっと羽ばたいていくと思いますが、その羽ばたきを見守っている親や先生方がいる事を忘れず、沢山の可能性に向け飛んでほしいです。
 子ども達は、溢れんばかりの思い出を胸に、今日この学び舎を飛び立ってまいります。行く手には、大きな困難が待ち受けているかもしれませんが、この生坂小学校で培った「生きる力」で力強く、乗り切ってくれることと信じております。

 誠に勝手ではございますが、先生方をはじめ地域の皆様には、引き続き今後とも温かく見守ってくださいますようお願い申し上げます。
 結びに、生坂小学校の今後の益々のご発展と、校長先生をはじめ、諸先生方、地域の皆様のご健康と、お幸せをお祈り申し上げましてお礼の言葉を述べられました。

▽ 出席者全員で「校歌」を歌って、齊藤教頭先生の閉式の辞で終了しました。


▽ 卒業生は下級生から花束をいただき巣立っていきました。



 卒業生の皆さん、4月から始まる中学校の3年間は、きっと皆さんの人生の中でも、かけがえのない貴重な時間になると思います。一人ひとりが秘めた無限の可能性が花開くことを願っております。

令和7年 生坂村消防団 出初式

2025年01月12日 | 生坂村の行事
 1月12日(日)午後2時から、軽快なラッパ班の演奏に合わせて、「いくっ子消防団」を先頭に本部、第1分団、第2分団、第3分団、本部ポンプ車、各部の小型ポンプ搭載車、明科消防署の消防車・救急車と続く、規律正しい分列行進が行われました。

 今年は藤澤副団長を先頭に、「いくっ子消防団」が可愛らしく行進しました。今年も前の人の後を順番に歩いて、少し離れたところもありましたが楽しそうに行進してくれました。

 今回は、私の孫が保育園の年長組と年少組にいますので、二人とも恥ずかしながらもチャンと行進してくれました。

▽ 原田副団長を先頭に、本部、第1・2・3分団と規律正しく元気良く行進しました。


▽ 本部車を先頭に、各分団と明科消防署の救急車・消防車も行進していただきました。



 2時30分から体育館で、歴史と伝統ある生坂村消防団出初式が全団員の参加と来賓は村内在住に絞ってご臨席を賜り、厳粛に開催いたしました。

▽ 「国旗に注目」の後、藤澤副団長の開式の辞、「団旗に注目」と出初式が始まりました。



▽ 私が中山団長から人員報告を受けました。

▽ 中山消防団長から、昨年を振り返りますと、元日に令和6年能登半島地震が発生し、最大震度7の地震と津波、火災によって甚大な被害をもたらしました。さらには、8月に宮崎県沖を震源とする震度6弱の地震により、南海トラフ地震臨時情報が発表され、震度4を超える地震が多く発生していることを考えると、いつ糸魚川静岡構造線が動き、大地震が生坂村を襲ってもおかしくはない状態であると考えます。
 また、水害におきましても、九州地方を中心に甚大な被害をもたらした台風10号や、復興へと歩みを進める能登半島を襲った9月の豪雨災害など、激甚化・頻発化した災害は日本全国において猛威を振るっています。

当村におきましては、幸いなことに火災の発生のない一年となりましたが、7月には前線の停滞により大雨となり、小立野地区にて内水氾濫が発生し、消防団も出動しました。幸いにも人的被害等がなかったことは救いであったと考えます。
 このように、いつ発生するかわからないさまざまな自然災害に対応するためにも我々消防団の果たす役割は地域防災力の中核として、その活動の重要度は計り知れないものとなっております。
 そのため、松本広域消防局や明科消防署などのご指導とご支援のもと、訓練や講習に励み、消防技術の向上と知識の習得に努めていく所存です。
 加えて、自主防災組織などと一体となって、複雑多様化する災害に、迅速かつ的確に対応できるよう取り組み、安心して暮らせる地域づくりを築いていくことが重要になると考えております。
 また、社会環境や価値観の変化とともに、消防団を取り巻く環境は一層厳しくなっており、若年層の団員の減少、在籍団員の高齢化等、さまざまな課題も解決していかなければなりません。
 村民の皆様には、今後も消防団活動へのご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。

 このような現状の中におきましても、村理事者並びに村議会、関係者の皆様方には、深いご理解とご配慮をいただき、消防詰所の修繕や水利台帳システムの整備など、消防施設や備品の整備が着実に進められ、団員の安全確保と住民が安心して生活できる環境の構築が図られていること。
 さらに出動率70%以上の団員を対象とした、村内各事業所で使用できる消防団員応援商品券の交付、団員報酬の個人支給など、適切な処遇改善にご尽力いただいていることに、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
 また、ご来賓各位からは格別なご指導、ご鞭撻をいただいており、より一層、献身的地域愛を以って、教養を重ね訓練に励み、歴史ある生坂村消防団の使命を肝に銘じ、村民の負託に応えるよう精進していく所存であります。
 結びに、本日ご列席いただきました、ご来賓の皆様の益々のご健勝とご活躍、そして、災害のない生坂村となるよう、消防団員一致団結して活動していくことをお誓いするなどの式辞を述べられました。


▽ 私から、昨年は元旦に、石川県能登地方で最大震度7の地震が発生し、甚大な被害に見舞われました。また、9月には線状降水帯等による豪雨災害が発生し、復興道半ばの被災地で、またしても多くの尊い人命が失われ、心からお見舞いを申し上げますとともに早期の復旧・復興を願うところでございます。
 また全国各地でも、相次ぐ大地震、台風や梅雨前線の影響などにより、家屋損壊、豪雨、土砂崩れ、河川の氾濫、浸水、降雹、突風など多くの自然災害が発生しております。
 そして、昨年当村はお陰様で火災の発生はありませんでしたが、5月と8月には局所的な豪雨により土砂崩落などの災害が発生し、毎年、自然災害のリスクが益々高まっている状況でございます。
 それは、世界でも頻発している集中豪雨や猛暑など、地球温暖化に起因する気候危機であり、全世界共通の喫緊かつ最優先の課題となっております。

 今、世界が脱炭素の実現へ力を合わせて取り組んでいる中、当村も未来を担う子どもや孫たちが安全で安心して暮らせる持続可能な生坂村を構築するために、脱炭素社会を目指す必要性を痛切に感じ、「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」をさせていただき、脱炭素先行地域に選定され、様々な事業を行っているところでございます。
 今年度は、太陽光発電設備等のPPA事業は、現在まで25カ所に太陽光パネルの設置が済み、省エネ機器の導入補助と木質バイオマスストーブの導入補助は、合わせて2,000万円以上の補助金の交付を決定しております。
 EV関係では、EVバス1台、公用車5台を発注し、木質バイオマス関係では、ペレットストーブを4施設に5台を設置し、マイクログリッド構築事業は実施設計などを進めております。
 その他にも多くの当事業関係が、着実に遂行されておりますので、皆さんも当事業に感心を持っていただき、災害に強い村づくりのために「地域エネルギー」の重要性を認識していただきたいとお願いする次第でございます。

 消防団員各位には、この様な様々な状況を踏まえ「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、防火啓発活動、各種技術訓練などに献身的にご活動され、個々の資質の向上と知識、技能の習得に努められ、あらゆる火災、災害にも対応できるようにしていただき、生坂村の防災力の充実強化を図るために、引き続きのご活動をお願いする次第でございます。
 行政としましては、防災行政無線施設のデジタル化を進めるなど、団員各位の活動に応えるために、防災力の更なる強化を図り、村民の生命と財産を守るための基盤づくりを進めておりますので、団員各位の出動率の向上と新入団員の確保をお願いする次第でございます。
 結びに、生坂村消防団員各位に於かれましては、健康に留意され、引き続き安全で安心して住み続けられる生坂村を守るためにご尽力いただきますことをお願いするなどの訓示を申し上げました。


▽ 長野県消防協会長感謝状を、元団長 山本吉人氏が受章されました。

▽ 松本消防協会長感謝状を、代表して元喇叭長 藤澤幸恵氏が受章されました。

▽ 生坂村長感謝状を、元団長 山本吉人氏と元喇叭長 藤澤幸恵氏に授与しました。


▽ 長野県消防協会長表彰の永年勤続功労章を、代表して第3分団山本部長が受章されました。

▽ 長野県消防協会長表彰の功労章を、第2分団瀧澤分団長が受章されました。

▽ 長野県消防協会長表彰の努力章を、第3分団岩間分団長が受章されました。

▽ 長野県消防協会長表彰の精績章を、消防団本部吉川本部長が受章されました。

▽ 長野県消防協会長表彰の技術章を、第1分団腰原分団長が受章されました。

▽ 長野県消防協会長表彰の精勤章を、第1分団上條班長が受章されました。

▽ 松本消防協会長表彰の功労章を、第3分団藤澤副分団長が受章されました。

▽ 松本消防協会長表彰の精績賞を、代表して第1分団宮川副団長が受章されました。

▽ 松本消防協会長表彰の精勤章を、代表して第2分団中澤団員が受章されました。

▽ 生坂村消防団長表彰の勤続功労章を、第1分団小池部長が受章されました。

▽ 生坂村消防団長表彰の功労章を、代表して消防団本部関口本部班長が受章されました。

▽ 生坂村消防団長表彰の精勤章を、代表して第2分団中澤団員が受章されました。

▽ 受賞者を代表され、山本元団長から、消防団活動といいましても、生坂村に住む者の一人として、ごく当たり前の事をしているまでであり、このような表彰を受けられるということは、諸先輩方をはじめ村民皆様方の深いご理解とご協力を得られたからこそ、消防団員としての活動を行なうことが出来たと思っております。
 今後もいっそう予防消防に徹し、火災のない村となるよう微力ではありますが、努めてまいりますなどと謝辞を述べられました。


▽ 来賓祝辞として太田村議会議長から、消防団の皆さまには、火災を始め様々な災害から村民の生命・財産を守るために、日夜、献身的に活動していただいてることに対し、深く敬意を表しますとともに感謝申し上げます。併せて、先ほど表彰を受けられました団員各位また、そのご家族のお皆さまの長年にわたるお支え、ご功績に対し、心から敬意を表し、お祝い申し上げます。消防団の活動は消火活動だけだは無く災害時の警戒や諸活動、時には人命救助など多岐にわたります。私も消防団員として皆様と活動を共にして活動の厳しさはわかっているつもりでいます。

 議会といたしましても、現場での課題をしっかりと把握し、消防力や防災力の強化と団員の活動環境の向上に繋がる取り組みを応援して参りますので、本年も村、村民の生命財産を守るために一層のご協力を賜りますよう宜しくお願い致します。
 結びに、関係各位の変わらぬご支援、ご鞭撻を切にお願い致しますとともに、ご列席の皆さま並びにご家族の今年一年のご健康、ご多幸をお祈り申し上げ、甚だ簡単ではございますが、お祝いの言葉と致します。

▽ 続いて松本広域消防局明科消防署 青柳署長から、昨年を振り返りますと、当消防局管内における火災発生件数は120件となり、前年と比較して17件減少いたしました。
 これはひとえに、消防団の皆様による日頃の防火・防災活動の賜物と思っております。
 本年も私どもは防火安全対策を一層強化してまいる所存ですので、生坂村消防団の皆様におかれましても、引き続きご協力をお願いいたします。
 またお陰様で当消防局管内では大きな災害は無く、概ね平穏な一年でありましたが、全国的には災害級ともいえる猛暑となり、その暑さに伴う豪雨災害等の自然災害が日本各地で発生しました。

 さらに、昨年は8月8日に、宮崎県日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が発生し、南海トラフ地震臨時情報が初めて発表されるなど、大規模災害への備えが大変重要であると実感しているところでございます。
 この様な大規模な災害が発生すれば、地域防災の要として先陣を切って災害現場に駆けつけ、献身的に活動される消防団員の皆様には、ますます村民の大きな期待が寄せられております。
 松本広域消防局といたしましても、消防団の皆様との両輪の結束と連携を更に強固なものとし、生坂村の安全・安心を支えてまいる所存ですので、共に邁進いただきますようお願い申し上げます。
 結びに、生坂村並びに生坂村消防団の益々のご発展と、本日ご列席の皆様のご健勝とご多幸、また本年が生坂村にとって災害のない平穏な一年となりますことを祈念申し上げますなどのご祝辞を頂戴しました。

▽ 「団旗に注目」、藤澤副団長の閉式の辞で終了しました。来賓の皆様、消防団員各位など関係の皆さんには、寒い中ご参加くださり大変お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。




小舟常会の三九郎&下生野上空からの風景

2025年01月12日 | 生坂村の行事
 1月12日(日)は雲が目立つものの、日差しの温もりよりも寒さに軍配が上がり、万全な防寒でお過ごしました。
 午前9時からは、我が小舟常会の三九郎の準備をしました。今年は下生坂で初めてカヤを刈って運んで来る班と、近くの竹林から切り出した竹を組んで立てる班に分かれて準備をしました。

 今年も私は息子達と一緒に刈った下生坂のカヤは、大きくて切りやすい畑でしたので、いつもの面積より少なくても今までで一番カヤを刈ることができました。

 トラックに山のようにカヤを刈ってくると、立てた竹にだるまをのせ、門松で門をつくるなどの準備ができていました。
 今年は小さめにつくる予定でしたので、例年より少し小さく立てた感じでした。

 合流してからカヤを立てかけて、しめ縄や松飾り、それぞれの家や会社を見守ってくれたダルマなどは飾りつけが済んできて、最後は竹で覆って縄で縛りつけました。

 もう一つはその4分の1ほどの三九郎を竹とカヤで作り、子ども達も手伝ってくれて、しめ縄や松飾り、ダルマなどを飾りつけてあり、両方とも見事に完成しました。

 今年も早めの午後4時に子どもから大人まで、我が常会の7割ほどが集まって、私の息子が年男ですので、最初に小さい三九郎から火を付けました。

 続いて大きな三九郎にも息子が火を付けて、竹の燃える音が響き、大きな炎が立ち上がり素晴らしい三九郎になりました。

小舟常会の三九郎
△ 子ども達と一緒に三九郎という歴史ある行事を次代まで引き継ぐことが、その地区の人々の絆を深め風土を育んでいくのだと感じた、小舟常会の三九郎の模様です。 #生坂村 #三九郎 #小舟常会


 私の孫たちは、両親と燃え上がる三九郎を見たり、おやつを食べたり、常会の人たちやお兄ちゃん、お姉ちゃんと遊んだりして楽しんでいました。


 燃え残った「おき」でお餅や米粉の団子、さつまいもを焼き、その場で美味しいと言いながら食べる家族や家に持ち帰る家族がいて、我が家も帰って食べましたが、今年は丁度良く焼けていて美味しく食べました。

 今年は災害のない平穏な年になり、小舟常会の皆さんが無病息災で過ごせる幸せ多き年になることを心から願っております。


 子ども達と一緒に三九郎という歴史ある行事を次代まで引き継ぐことが、その地区の人々の絆を深め風土を育んでいくことと感じました。

下生野上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、下生野の高台に行き、青空が広がっていた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、生坂村消防団出初式、いくっこ消防団分列行進などが行われました。




生坂村令和7年「二十歳の集い」&山清路の雪景色

2025年01月03日 | 生坂村の行事
 1月3日(金)は日差しが届いても、朝晩は寒く、昼間も風が冷たく感じられました。
 午後1時よりやまなみ荘大ホールで生坂村令和7年「二十歳の集い」を挙行しました。男性7名女性4名計11名の二十歳が対象で、9名が参加していただき、女性は華やかな振り袖姿と、男性はスーツ姿や袴姿に身を包み晴れやかな式となりました。

 式典には、二十歳の皆さんの両親や恩師、公民館長、議員各位、分館長各位、区長会長、農業委員会長、民生児童委員会長、農業公社理事長、社会福祉協議会長、代表監査委員、教育委員、松下駐在など関係各位のご臨席を賜り、厳粛の内に盛大に行われました。

 高野公民館長の開式のことばで始まり、式典の最初に出席者全員で、生坂村讃歌「山紫に空は澄み」を斉唱しました。


▽ 私からは、生涯における大きな節目を迎えられた皆さんは、未来に向けどのような人生を歩んで行くのか、改めて考えていることと思います。
現在、世界は大きな変化を迎えており、社会の在り方や働き方も大きく変化し、テレワークや余暇を両立させるワーケーションといった新たな生活様式なども急速に普及しており、コロナ禍を契機とした地方回帰が高まりを見せております。
 現在から未来にまで及ぶ課題の中で、一番大きなリスクは気候危機であります。これは、皆さん方を含む未来世代に深刻な影響を及ぼすことが心配されております。

 そういう状況下、生坂村では令和4年6月に持続可能な村づくりを目指し「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」を行い、脱炭素ロードマップを策定するとともに、環境省に「脱炭素先行地域づくり事業」を申請し、令和5年4月に脱炭素先行地域に選定されました。
 当事業に関しては、今まで村内十区に出向き延べ31回の村民説明会を開催いたしました。
 今生坂村では、太陽光発電設備等のPPA事業は、現在までに全部で25カ所に太陽光パネルの設置が済み、省エネ機器の導入補助は、申請件数で33件となっており、木質バイオマスストーブの導入補助は7件の申請があり、合わせて2,000万円以上の補助金の交付を決定しております。
 EV関係では、EVバス1台、公用車5台を発注しており、今年3月には、公用車を配備する四施設の充電器設置と併せて、今年度分を完了する予定でございます。
 木質バイオマス関係では、ペレットストーブを役場庁舎、やまなみ荘など4施設に5台を設置し、マイクログリッド構築事業と小水力発電に関しては、来年度からの本格的な施工に向けて、実施設計を進めております。
 下生坂雲根地区のいくさか『創造の森』をフィールドとして、開催しています観光庁の「第二のふるさとづくりプロジェクト」は、参加者が地域に生息する生物の学習や地域資源を活用した様々な活動を通じて、関係人口の増加につながる事業として進めております。
 その他にも多くの当事業関係が、着実に遂行されておりますので、皆さんも当事業に感心を持っていただき、人口減少、少子高齢化などの課題を抱える当村の環境や未来の生活のために「ゼロカーボンに向けての地域エネルギー」の重要性を認識していただきたいとお願いする次第でございます。

 そして皆さんが、社会の様々な課題に関心を持ち、行動することはより良い未来を切り拓くことにつながります。
 また、このような時代に求められるのは、たくましく心豊かに、しなやかに新しい発想を生む創造であり、人とのつながりを互いに生かし合う共生であると思います。
 そして、新たな一歩を踏み出す皆さんには、高い志のもと、輝かしい未来へと歩みを進めながら柔軟で斬新な発想とエネルギッシュな行動力、地域を愛する熱い思いを、郷土生坂村の未来のために注いでくれることを期待しております。
 また、離れて活躍されている皆さんも、郷土生坂村を心のよりどころとして、誇りと愛着を忘れることなく、ふるさととつながりながら自信をもって歩まれることを心から願っております。
 結びに、今日の門出を、重ねて心から祝福し、洋々たる海原に大きな夢と希望を乗せて船出する皆さん、一人ひとりの前途に幸多からんことをお祈りいたしますとともに、どうぞ、皆さんのそれぞれ秘めている無限の可能性を信じて、晴れやかに一歩を踏み出していただきますようお願いするなどのお祝いの言葉を申し上げました。

▽ 新成人代表の大橋くんに、陶磁器製の皿とグラスなどの記念品を贈ります目録を朗読して渡しました。

▽ 太田議会議長からな、皆さんは人として成長する中で最も大切な時間となる高校生時代を新型コロナ感染症の影響で制約のある生活を余儀なくされてしまいましたが、その制約もなくなり従来の生活が取り戻されつつあります。若い時は様々な場所に遊びに行って見分を広げたり、朝まで騒いで楽しんだり時には喧嘩しながら仲間を増やして社会に飛び出していただきたい。
 既に働いている人、まだ学生の方もいると思いますが、これから社会に出ていく皆さんに僭越ではありますが私からメッセージを贈りたいと思います。

 これから仲間づくりや社会で生活していく中で、大事なことは、自分でできる事は自分でやる。自分だけでは難しいことは仲間と協力してやる。それでも解決が難しい時は地域や行政に協力を求める。自助・共助・公助、聞いたことはありますよね。もちろんすべて自分で解決できれば最高ですが、なかなか厳しいこともあると思います。そんな時に頼りになるのが仲間の存在です。なのでたくさんの仲間と頼れる人をいかにして増やすかがポイントです。

 そんな人たちを作る上で気を付けて頂いたいのは、聞かれてもいないのに自分の事をばかり話し、相手の事を考えずに思ったことを直ぐ口に出し自分の想いを押し付けて、それが認められないと文句を言い、人の悪口ばかり言いふらし自分では何もしない。周りに迷惑をかけていることさえ気づかず自分の事しか考えられないような残念な人にはならないでください。そういう人は嫌われます。嫌われたら社会で取り残されてしまいます。
 どうか相手のことを考え、リスペクトの心を持って接し長い人生と共に歩める仲間を作ってください。

 私も今贈ったことを思いながら信頼できる仲間を増やし共に支え合いながらいろんなことを乗り越えられて今が有ります。よかったら参考にしてみてください。
 結びに、議会は行政と共に全力で皆さんを応援し、皆さんが自身の夢や希望に向かって大きく羽ばたき将来、この生坂村に関わり、盛上げていただけることを願うなどのお祝いの言葉をいただきました。

▽ 答辞をされた平林さんからは、私たちの中には、小学校のころの夢を実現させ、就職した同級生や、今、夢に向かって努力している同級生もいます。
 一人ひとり進む道は違っていても、自分らしい未来を切り拓けるよう、これからも精進してまいります。
 私たちはこれまで多くの経験や学びを通じて、さまざまな価値観を持つようになりました。

 しかし、どれだけ技術が進化し、オンラインでつながることができる時代になっても、やはり地元で顔を合わせて直接話すことの大切さを改めて感じています。
 言葉にできない思いを、目を見て伝えることで初めて理解し合えることがあると気づきました。
 だからこそ、これからも地元でお互いに顔を合わせ、心を通わせていきたいと思っています。

 私はいま、地元を離れ、学校に通っている身ではありますが、それでも心の中では、いつも生まれ育った生坂が私の帰る場所だということを強く感じています。
 将来はこの地に戻り、ここで培った絆を大切にしながら過ごしていきたいと考えています。
 最後になりますが、小中学校の先生方、地域の皆様、そして二十年間誰よりも近くで私たちを支え、育ててくださった両親、家族に心より感謝申し上げます。
 二十歳を迎えたとはいえ、まだまだ未熟な私たちに、今後より一層のご指導をよろしくお願いしますなど、立派に答辞を述べられました。

▽ 上條教育長の閉会のことばで式典は終了しました。

▽ 例年通り祝賀会の準備の間に、記念撮影を行いました。例年頼んでいる写真屋さんですから、着物を整えたり笑顔になるよう話されてシャッターを押してくれました。

▽ 祝賀会は高野公民館長の開会のことばで始まり、私の乾杯の発声で祝賀会に入り、お互いに近況や小・中学校時代の話などをし、スマホで撮影したり、校長先生や恩師とも懐かしい話で盛り上がっていました。


▽ 祝賀会では、小学校時代の写真をスライドにしてもらい、懐かしい写真を見て、微笑んだり、指を差したり、笑いあったりして、小・中学校時代の話が弾んでいました。



▽ 二十歳を迎えた皆さんから、それぞれ名前と現在勉学に励んでいるとか、お仕事に頑張っているなどの近況と今後の目標などを言っていただきました。



▽ 続いて、小・中学校時代の校長先生と担任の先生から、教え子達との数々の思い出や立派な人になるためのエールなど激励の言葉をいただきました。

 二十歳の皆さんから近況や今後の目標などをお聞きし、しっかりした考えを持っていて頼もしく感じました。引き続き郷土生坂村に関心を持ち続けていただきますよう願っております。

▽ 太田議長の発声で、二十歳の皆さんの前途を祝し、生坂村の発展を願って、万歳三唱で締めていただき祝賀会が閉会しました。

 多くのご来賓の皆様をはじめ、小・中学校時代の校長先生、担任の先生、ご家族の皆様にご臨席を賜り、ご光彩を添えていただきましたことに感謝を申し上げます。そして、二十歳の皆さん、ご健勝にて益々のご活躍をご祈念申し上げます。


信濃十名勝「山清路」の雪景色
△▽ 毎朝恒例の撮影は、山清路に行き、耐震補強工事が始まった旧山清路橋や清き犀川、大きな奇岩などの雪景色を撮影しました。


 その他生坂村では、やまなみ荘で正月三が日来荘者新春福引応募受付などが行われました。