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三分とて早や人に酔ひ花に酔ひ:一寸木詩郷

2021年04月24日 | 俳句
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三分とて早や人に酔ひ花に酔ひ:一寸木詩郷
待ちかねていた桜が咲いた。三分咲きの花々が目に眩しい。土地土地の花の名所に人は出掛け花を愛で花に酔う。心許した人々が宴を開き酒を飲み命を喜んでいる。時は春これから様々な花が咲き目を楽しませてくれる。山の緑も滴る様だ。[閑話休題]ところで今年は何時もと大分様子が違うようだ。気候の温暖化で各地の花の見頃も早くなった。それに例のコロナで人の出もめっきり減ってしまった。元の様な賑わう花見が今後帰ってくるか心配である。:朝日新聞「朝日俳壇」2021年4月18日所載
(酔狂といふ今生の花の宴:やの字)
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