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別るるや夢一筋の天の川 夏目漱石

2016年09月03日 | 俳句
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夏目漱石
別るるや夢一筋の天の川
会者定離の定めなれども別れと言うのは淋しきもの。見送った人の姿が消え去って仰ぎ見る空には寂々と銀河が流れている。夢を語り合った夢物語が胸に甦る。究極の別れは死別。人は死して何処へ行くのか。天国説や草葉の陰説、小生はただ「消える」と言う説。宮沢賢治の銀河鉄道を思い出す。:やんま記

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