やんまの気まぐれ・一句拝借!

俳句喫茶店<つぶやく堂>へご来店ください。

顔見えぬまで話居り秋の暮:篠原温亭

2020年10月17日 | 俳句
411
顔見えぬまで話居り秋の暮:篠原温亭
まだ明るいと話し込んで居る内にこの黄昏。そろそろ顔も見えなくなってきた。これからは秋の夜長と言われ夜の時間はたっぷりとある。生きとし生きる生活者にとって話の種は尽きない。ご近所の冠婚葬祭からゴミの出し方まで様々である。わが近辺の公園でも犬の散歩で出くわした「犬友」連中が立話に余念が無い。それもこれも平和だからこそである。<平凡な日常に居て秋暮るる:やの字>:彩図社「名俳句一〇〇〇」2002年2月1日版所載。
<いらっしゃいませー俳句喫茶店・つぶやく堂ーどうぞお入りください>

最新の画像もっと見る

コメントを投稿