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波音に洗はれてゆく日向ぼこ 西山睦

2018年01月27日 | 俳句
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西山 睦
波音に洗はれてゆく日向ぼこ

波音を聞きながらの日向ぼこである。日常の雑音が無い世界に耳が波音だけを楽しんでいる。働く事人と交わる事食べて排泄する事から遠く身を置く。正に身も心も洗われてゆく心地である。奇跡の星地球の上に奇跡の我があり。地球と言う水ある星に心身ともに一時の安らぎを得るのであった。:角川(月刊俳誌)『俳句』(2018年1月号)所載。

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