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金星と火星のあはい宵涼み:渡邉しゅういち

2021年08月08日 | 俳句
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金星と火星のあはい宵涼み:渡邉しゅういち
金星と火星の間は地球と教った。昼の熱波がようやく修まろうと言う宵の空に星々が輝いている。瞬いているのが恒星で瞬かないのが惑星である。宵の明星は金星で赤く見えるのは火星ひときは大きいのが木星である。こうして宵の風に涼みながらたまには夜空を眺めてみよう。運が良ければ都会でも銀河が見えるし流れ星に遭遇すればこんなラッキーな事はない。<父母が居て妹が並んで夕涼み:やの字>:読売新聞『読売俳壇』(2021年8月2日)所載。

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