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あのシリーズの完結編です。5・6巻辺りが好きではなかったので、恐る恐る読みましたが、今回は、大丈夫でした。確かに様々なことがあるべき所に収まったという感じがします。
今回のハイライトは、ダンブルドアの若き日の姿と、スネイプの真情でしょうか。ハリーの父・ジェームズが、スネイプを苛めていたという過去は、これまでの巻でも触れられていたけれど、ダンブルドアもまた、スネイプの気持ちを「利用」していたといういきさつが明らかになる。
スネイプのハリーに対する冷酷な態度は、最愛のリリーの瞳を持ちながら、自分に屈辱を与えたジェームズの面影を強く残すハリーへの、複雑な思いの表れだったのでしょう。ダンブルドアが何故、スエイプを信じて疑わなかったのか、スネイプは何故最期まで裏切り者の汚名に甘んじたのか。
「憂いの篩」が明らかにしたスネイプの過去とその純情は、感動的でもあります。訳者の後書きにも触れられていましたが、彼の最後の一言は、とても印象的です。シリーズ第一巻から、一部に熱狂的なファンを獲得したスネイプですが、最期にいいところをかっさらった感があります。最終章は、サービスということで・・・。それにしても、何故マルフォイたちは、どんなに卑怯な振る舞いをしても排除されないんでしょうね。全巻を通じて謎です。
映画の方も、前・後編になるとか。どうしようかなあ。それにしても、双子の1人が欠けるなんて思いも寄よらなかったです・・・。
今回のハイライトは、ダンブルドアの若き日の姿と、スネイプの真情でしょうか。ハリーの父・ジェームズが、スネイプを苛めていたという過去は、これまでの巻でも触れられていたけれど、ダンブルドアもまた、スネイプの気持ちを「利用」していたといういきさつが明らかになる。
スネイプのハリーに対する冷酷な態度は、最愛のリリーの瞳を持ちながら、自分に屈辱を与えたジェームズの面影を強く残すハリーへの、複雑な思いの表れだったのでしょう。ダンブルドアが何故、スエイプを信じて疑わなかったのか、スネイプは何故最期まで裏切り者の汚名に甘んじたのか。
「憂いの篩」が明らかにしたスネイプの過去とその純情は、感動的でもあります。訳者の後書きにも触れられていましたが、彼の最後の一言は、とても印象的です。シリーズ第一巻から、一部に熱狂的なファンを獲得したスネイプですが、最期にいいところをかっさらった感があります。最終章は、サービスということで・・・。それにしても、何故マルフォイたちは、どんなに卑怯な振る舞いをしても排除されないんでしょうね。全巻を通じて謎です。
映画の方も、前・後編になるとか。どうしようかなあ。それにしても、双子の1人が欠けるなんて思いも寄よらなかったです・・・。