まず原作を読んでからのＤＶＤです。本のほうは（本棚のレビューにも書いたけれど）好きではありませんでした。映画の方は、ほのぼのしていて、それほど嫌ではなかったですね。
その理由は・・・主人公のだらしなさがそこそこに抑えられていたこと、際限ない日常生活が割愛されて、大筋（恋愛模様）に集約されたこと、原作にないエピソードを加えることで愉快なハッピーエンドにしたこと。ちょっと上手く行き過ぎるぐらいが、 . . . 本文を読む
前作「オーシャンズ１１」はがっかりだったので、心配していたのですがやっぱり。スターも出しさえすればいいというものではありません。トリックもそんなのあり？という感じでした。画面展開も細切れだし、宿敵ナイトキャットも大泥棒にしては格が感じられない。（そういう役？）
要するに、私の鑑賞力では良さが分からない、不向きな映画だったということですね。唯一印象に残ったのは、ナイトキャットが残した黒い猫の形の . . . 本文を読む
「有頂天ホテル」を見に行きました。近くのシネコンですが、満員になっていました。三谷作品らしいシチュエーションコメディです。大晦日のカウントダウンまでの２時間余りのホテルを舞台にした、ほとんど同時進行のこの映画、館内は様々な笑いで一杯でした。
豪華な出演者群を、それぞれ個性的に無駄なく使い、錯綜して起こる様々なちょっとした事件が、大団円（？）のカウントダウンに終結していく様は、まるで魔法のようです . . . 本文を読む
「ブリジット・ジョーンズの日記」ヘレン・フィールディング/亀井 よし子・訳（ソニー・マガジンズ・1998）★☆☆☆☆
イギリス人の暮らし方がよく分かりました。毎日の生活の中で、パーティーがどんなに重要な位置を占めているのか、とか。書評を読むと、「愉快・親近感・共感」などの褒め言葉が多いですが、私はあまり好きではありません。何をって、ブリジット・ジョーンズその人をです。
できもしない料理を作 . . . 本文を読む
「西遊記といえば夏目雅子」の私ですが、ついつい見てしまうのが今クールの「西遊記」です。なんで猪八戒がコブタ？とか、沙悟浄より大きい孫悟空なんて、と思ったんですが、これが案外いいの。香取慎吾の悟空がいつでもがなりたてていてやかましいのは気に入りませんが、なぜか毎回説教をするのが新鮮。でも一番いいのは内村光良の悟浄。足技を生かした接近戦での戦いぶりが非常にカッコイイ。もっと戦闘シーンがないかしら。少 . . . 本文を読む
失踪日記
2006-01-16 | 本
「失踪日記」吾妻 ひでお（イースト・プレス・2005）★★★★☆
久しぶりに出ました、吾妻ひでお。最近ほとんど見かけなくて、何でも行方不明らしいというウワサでしたが、本当だったのね。懐かしい４頭身も、健在です。最近はこういう丸みがあって、しかも写実的（？）なタッチの漫画が少ないから、再会できてとても嬉しいです。
街12～14に、漫画家としての経歴が簡単にまとめられているのも、舞台裏を覗け . . . 本文を読む
金沢
2006-01-15 | 旅
オフ会で金沢に行ってきました。普段はメールやＢＢＳでのやり取りするお友だちと、久しぶりに直接合えて楽しかったです。身近な友だちと違ってコアな話ができるのが何よりいいですね。午前様で娘の部屋に転がり込むという不良母になってしまいました。
帰りのタクシーでは、火事に出会いました。次々と消防車が追い越していきます。同乗していたオフ会メンバーの家に向かう先々に消防のサイレンが。行く手の屋根の向こうの夜 . . . 本文を読む
昨日は町内の婦人会（！）の新年会でした。この新年会では、毎年、結構和服の人がいるのです。今年は私も着物を着て参加しました。
着たのは、大島紬に臙脂地に江戸小紋の名古屋帯です。この帯は母が若い頃使っていた物。ちょっと大正風でお気に入りの帯です。帯揚げと帯締めは淡い鉄色のぼかしのセットにして、帯の模様の色と揃えてみました。色半襟は渋めのオレンジ色の小花模様。臙脂の雨ゴート＆和装用の雨傘に雪下駄を合 . . . 本文を読む
メロンパン
2006-01-07 | 町
家族で食事に出かけました。時々行くパンのおいしいレストランです。今回は、お気に入りのヨモギパン（右）の他に変わったパンがありました。聞けばメロンパン（左）ということ。
見た目はデニッシュ風で、メロンパンらしくありません。メロンパンは菓子パンだから、フレンチには合わないんじゃないかなと敬遠をしていたんですが、折角薦めてくれるのだからと、一つ食べてみました。するとまあ、これが美味しいんですね。勿論 . . . 本文を読む
今日は年に一回、薔薇の花束をもらう日です。つまり、誕生日なのです。思えば結婚前からこの日にもらい続けて、はや四半世紀。（遠い目）連れ合いがロマンテイストでよかったよ。冬なので、花も長く楽しめるし。娘たちからのケーキ、今年はオーソドックスな誕生日用でした。とっても嬉しいです。 . . . 本文を読む