越前陶芸村で陶芸祭りが行われました。今年も知り合いの陶芸家が出展するのでお出かけしたのですが、ゲストが山本リンダさんでした。
人垣の隙間から覗いたところ、元気一杯に踊っていました。衣装は赤のミニドレスで、大きく胸元があいています。しかも前かがみのポーズを意図的に取り入ていて、いかにも挑発的。歌の間のMCも、とても甘ったるく舌足らずな発音で「歌っちゃおうっかなぁ~?」というようなやや『幼稚』な口 . . . 本文を読む
江戸の闇の中で連続して起こる辻斬りの謎を追う周乃介。時代小説です。池波作品よりも綿密な時代考証が命かも。
登場人物それぞれが曰くつきの過去を持っていて、奥歯にモノがはさまったように思わせぶりすぎる嫌いがあります。中ではイナセな常磐津のお師匠・市弥姐さんが気風がよく色っぽくて素敵です。なるほどね、と思わせるストーリー展開は本格的時代小説と呼ぶに相応しい作品でしょう。ただ、文章が重くて暗いんだな。 . . . 本文を読む
あの木村裕一・あべ弘士の名シリーズの『完全』アニメ化作品。元となった絵本は、そもそもヤギとオオカミという意外な組み合わせによるユーモア作品だったわけで、人気が人気を呼び、シリーズが進むにつれ、どんどん哲学的にならざるを得なかったという(←多分)いわくつきの作品です。
私は原作のあべ弘士の絵柄の印象が強いので、こういうかわいい系になっちゃうと違和感を感じます。うまくまとめてはありますが、やはりこ . . . 本文を読む
ハードディスクに残っていたので、観てみました。原作は望月峰太郎の傑作サバイバル(?)漫画です。で、これは、映像化失敗作です。妻夫木君は熱演ながら空回り。藤木直人演ずる狂気の自衛官・仁木はまずまず。SAYAKAは存在感なし。
ただ、冒頭のノブオ(山田孝之)の狂気は見応えあり。あの印象的なボディーペイントも原作そのままに、後半部まで幻影のように出没する辺りも、ぞっとしました。
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庭の薔薇が咲きました。つぼみのうちは綺麗な黄色なんですが、開くにつれ、真紅に変わっていきます。すごく不思議です。2日ほどで散り始めるので、とても残念ですが、かえって潔くていいかも。 . . . 本文を読む
宮部みゆき原作のアニメ。宮部みゆきというと、『理由』のように、淡々と事実を積み上げて作品世界を作るタイプのような気がする。(細部に神宿る、という作家?)だから、物語に山場がない。
主人公は小学校5年生の平均的少年ワタル。一方にわたるとは対象的な転校生、クールなミツルを配し、正義とは家族とは運命とは、と問いかけてきます。ミツルはとてもかっこよくて、宮崎アニメならハクかハウルか、というタイプです . . . 本文を読む
庭のサクランボが綺麗に色づきました。全然摘果してないので、一つひとつは小さいですが、甘くて美味しいです。今年は方策なので、手の届くところを、食べられるだけ収穫して、残りは小鳥にやることにします。でも、佐藤錦の大粒も食べたいなあ。 . . . 本文を読む
GWあたりでTVで入ったのを録画。ぶラッド・ピットやオーランド・ブルームといった若手からピーター・オトゥールまで出ている「アクション超大作」なんですって。
でも、これは全然良くないです。物語は有名ですが、トロイとスパルタの両方に英雄を登場させようとして失敗しました、という感じですね。ストーリー展開に無理がありすぎです。がっかり。
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藤原伊織作の、江戸川乱歩賞&直木賞のダブル受賞作品。10年以上前の作品ながら、既にPCやネットも登場し、それほど違和感なく読めます。日本が舞台でも、現実的なハードボイルドは書けるのだな、と思いました
主人公・島村は、冤罪ながら爆破テロリストとして指名されている中年のアル中バーテンダー。かつて東大紛争時に同志だった仲間の気配に引きずられるように、隠遁生活から現実へと舞い戻ってくるさまが、克明に . . . 本文を読む
GW第3弾のドライブは天橋立。とってもいい天気だったので、ドライブも気持ちよかったです。
天橋立の股覗き展望台へはリフトで上がりますが、さすがに大変な混雑で、かなり待ちました。でも、見晴らしは最高。日本三景の一つということですが、確かに。昔の旅人がこの山頂で、美しい風景を見ながら一服したというのも頷けます。写真を見たら、天気が良すぎて霞んでいるように写っていました。うららかというより初夏の快晴 . . . 本文を読む