今日の出来事

どこへでも風の吹くままに。 http://www.geocities.jp/syanagio/index.html

方言で駐輪場を・・

2008-04-29 | 
 娘が言うんですが、福井県以外では、自転車を置く駐輪所はすべて『自転車置き場』だとか。え?そうなの?  福井では、屋根付きの駐輪場を「自転車小屋」、屋根無しの駐輪場を「自転車置き場」と言います。屋根付き(高校・中学校にあるタイプ)は、「自転車置き場」じゃないです。だって、「自転車小屋」だと雨や雪が降っても濡れないから安心だし、自転車置き場だと濡れて困るかもしれないじゃないですか。だから、二つは区別 . . . 本文を読む

地方私鉄の経営危機と街中再生の困難

2008-04-22 | 
 福井鉄道・通称「福鉄」は、日本でもまれな私鉄です。越前市を出発、郊外の田園地帯を2両編成の低床電車が、ガタンゴトンとのんびり走ります。車窓からは季節季節の景色が綺麗です。私が好きなのは、大きくカーブしながら日野川を渡って、神社の裏手に出る辺り。世界が少し斜めに見える感じがとても不思議。終点の福井市に入ると路面電車に変わり、道路の真ん中を信号に従って、車道と並走するのです。鉄道ファンの人気も上々。 . . . 本文を読む

越前時代行列

2008-04-14 | 
 春なので、お花見に行きました。福井市の足羽河原です。福井市の中心部には、福井城のお堀が残っていて、そこに最近「御廊下橋」が復元整備されました。その見物も兼ねてのお出かけです。「御廊下橋」の『橋脚はクリ材、上屋はヒノキで造、上屋の内外の壁は、ともに漆喰(しっくい)塗りで、外壁には下見板、内壁には腰板』という往時を偲ばせる造り。真新しい檜がお堀の桜に映えて、とてもいい感じでした。足羽川野桜も、何年か . . . 本文を読む

うたうたい「のえ」のライブに行ってきた

2008-04-06 | 映画・舞台・テレビ
 うたうたい「のえ」のライブに行ってきました。「のえ」さんは、主に京都や大阪の路上をステージとするミュージシャンだそうです。今回、知り合いの方からの情報で、出かけてきました。  会場は、越前市今立地区にあるこじんまりとした島会館。かつては図書館として使われていた、丸い塔の形が印象的なレトロな建物です。私も高校生だったころ、この紙魚の匂いのする図書館で、蝉の鳴き声を聴きながら本を読んだりしたこともあ . . . 本文を読む

「うた魂♪」を観た

2008-04-05 | 映画・舞台・テレビ
 本日公開「うた魂♪」を観てきました。予告では「2001シンクロ」→「2004ジャズ」→「2006フラダンス」→「2008は合唱」とありましたから、集団的青春讃歌路線の正統的な後継映画というわけです。  なかなか面白かったです。不覚にも感動で目がうるっときました。集団としての成長物語というより、主人公・かすみ(夏帆)が人として一回り大きくなるまでを描いたものでしたね。ヤンキー合唱団団長・権藤(ゴリ . . . 本文を読む

「バッテリー」(NHKドラマ)を観た

2008-04-03 | 映画・舞台・テレビ
 名作の誉れ高いあさのあつこの児童文学「バッテリー」のテレビドラマ化作品です。この小説は、原作の挿絵(佐藤真紀子)のイメージが強烈なので、まずキャスティングに目が行きました。  まずまず?巧はかっこよすぎで、剛の八重歯はいただけませんが。(笑)映画の少年たちも似ていましたが、こういうコアなファンのいる作品は、実写化のハードルは高いですね。  肝心のストーリー展開も、まずまずの滑り出しです。2人の心 . . . 本文を読む

『僕の叔父さん網野善彦』を読んだ

2008-04-01 | 
 『僕の叔父さん網野善彦』(中沢新一)は2004発行の集英社の新書です。これはなかなか面白い本でした。  中沢新一の本で最初に手にしたのが、処女作の『チベットのモーツァルト』でした。これが、難しいの。随所で自分の無知を思い知らされます。若々しく流麗な文体から、新しい地平を切り開いた知的な冒険が語られているのは分かるのですが、多めに見積もっても1/3程度しか理解できない。  おそるおそる読み始めたこ . . . 本文を読む