闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

いろいろな場所に出展する マツダ

2015-10-06 20:19:00 | 日記

​東京モーターショー に謎めいた車を出展すると、待ち遠しいマツダ。

 

それ以前にも、いろいろな展開があるんですね。

 

先ず、「第42回 国際福祉機器展 H.C.R.2015(東京ビックサイト)」 に、福祉車両の展示がありますね。

先月、助手席に 「回転シート」 を搭載し、足腰の悪い方等に利便性をはかった 「デミオ」 を発売ました。

今回は何と、出たばかりの 「ロードスター」 の 「手動運転装置付車」 を参考出品だそうです!

 

これは、両足(又は片足)に不自由のある方が、ステアリングに付いたグリップを操作したりし、上半身だけで運転ができる車です。

以前、出向先で車椅子の女性が、初期型デミオの手動運転装置付き車 でイキイキと通勤してるのを実際に見てるので、こうした試みはとても素晴らしいと思ってしまうのです♪

多くは箱型の車に設定が多いのですが、ロードスター のように 走る事が楽しくてしかたない スポーツカー に設定される意義は、なかなか興味深いものがあります。

身体にハンデがある方々にだって、スポーツカー を楽しみたいって願ってる人は沢山いると思う。

そうした方々に 「走る機会」 を与え、やもすれば気持ちが滅入りがちな日々を、アゲンスト にかえてくれる可能性を感じます♪

乗降の工夫や、乗り込んだ後(または降りた後)の車椅子をどうするか等々、積載スペースの限られる ロードスターでどう可能性を広げるか、マツダ という チャレンジングな勢いあるメーカーの奮闘を期待せずにはいられない。

是非とも、これは実現して欲しいかな。

 

次は電子機器の祭典、「CEATEC JAPAN 2015(幕張メッセ)」です。

今回は マイナーチェンジした後の CX-5 を持ち込むらしい。

統合安全システム 「i-ACTIVSENSE」 と、「SKYACTIVE」 の出展ですね。

最新の四駆システム、「i-ACTIV AWD」 の出展も気になりますが、「ALH」 の方が気になるかな。

 

「ALH」 は、 合計12個のLED光源を 制御する最新のヘッドライトシステムです。

マイナーチェンジ後の、CX-5 と アテンザ に設定されています。

いろいろなメリットがありますが、対向車や先行車、自転車等を認識し、その部分の光源を落とす事で、全体の明るさをできるだけ維持したまま、認識エリアを確保するスグレモノ。

極端な例えですが、夜間走行は常にハイビームのまま走っても、周りを幻惑させないまま広い視界を確保できる装備です。

光らない歩行者や、無灯火の自転車等は恐らくカットしないようですが…。

高速道路(時速95km/h以上)で、ライトユニットを全体的に上向きにして視界を確保するとか、低速走行時(40km/h以下)では、ワイド配光ロービームが作動して周囲をより広く照らす等の、機能も盛り込まれています。

 

ハイビームに対向車(や先行車)が幻惑しないようにするシステムは以前からあり、レクサス 等は 「斜光板」 をライト内で動かし、対象物を隠す機能が上級モデルにありました。

最近だと、今月末に発売開始になる 新型 「フォレスター」 がこの 斜光板 を用いた 「アダプティブ ドライビング ビーム」 を搭載します。

この手のシステムの課題は、可動部分が多い事と、複数対象物に対応が困難な事がありましたが、マツダの 「ALH」 は 照射エリア を 4分割 させる事で 機械的故障率の低減と、瞬時複数対象への対応を可能とした、最先端機能と言えるかもしれません。

同様のシステムは、アウディ の 「マトリックス LED ヘッドライト」 などがありますが、搭載車両の価格帯を考えれば、1/3以下のモデルに搭載した事に驚かされます(汗。

 

このALHは動画サイトに機能がアップされており、CEATEC会場で上映されるのも同じモノと思われます。

 https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=DSrYG9vm4oY

 
会場には、ALH のカットモデルも展示されるようです。

 

「ALH」 、これって私的にかなり魅力的なデバイスなんです。

手動で ハイビーム と ロービーム を切り替える場合、直線ならともかく、ハンドル操作が忙しい場合はなかなか切り替えが難しい。

結果、夜間はほとんど ロービーム で走ってたりする。

マツダは 「デミオ」 や 「CX-3」 には、「HBC」 という、対向車(先行車) がいる場合に ライトを ロービーム に自動で切り替える機能が展開されてますが、この 「下向き」 にしている間は 遠方は真っ暗になってしまいます。

暗くしたい方向以外に 道路標識(特に高速道路)や 目視しておきたいものがある場合を考えると、やっぱり ALHのメリットって小さく無い。

 

ハイビームの照射方向をセグメント分けして制御するライトって、恐らく現在国内では マツダ の 「ALH」 が最初で唯一。 

先駆者として、より精度を高め、より低価格車への展開を期待せずにはいられないのです! 


VW だけじゃない!? 日本の 「いすゞ」 もやってたって…(怒

2015-10-06 19:00:00 | 日記

​このところ、VW(フォルクス・ワーゲン)の ディーゼル車が違法デバイス(ディフィード)を搭載して大量のNOxをバラ撒いていたという 「事件」 に、世界中が大騒ぎになっている。

ある程度の予想はできたものの、あの VW でもやってたのかと呆気にとられていた。

 

そもそも、昔から エンジンの浄化装置ってのは 規制とすり抜けの 「いたちごっこ」です。

 

無対策な場合、より悪質な排気となっていたガソリンエンジンは、「三元触媒」 の登場によって劇的に クリーン な 「イメージ」 となった。

が、この 「三元触媒」 ってやつは、ある程度の高温にならないと化学反応が起こらない。

そのため、「ガス検」 に 新型車 や、並行輸入車 を持ち込んで 「認可」 を得る際、十分にエンジンを暖機して持ち込むなんてのは今も昔も 「あたりまえ」。

このため、長時間の駐車後に冷えたエンジンを回した直後(コールド・スタート)はほとんど 「垂れ流し」 です。

よくガソリン車が、長時間のアイドリング(温度低下) や ガレージ内で 「一酸化炭素中毒」 で死者を出すのも、こうした要因が小さくないと私は見ています。

 

ディーゼルエンジンの場合、先の 「NOx 総量削減法」 で国(とメーカー)の横暴な対応に刃向った一人として、その原理的な難しさは もしかすると普通の人よりは僅かに実感できてるかもしれない(でないかも)。

あっちを立てると、こっちが立たず と、有害物質の対策は物凄くハードルが高い。

それをある程度 感じていたからか、圧縮比 という視点で 根本的に見直すという大胆な挑戦をした マツダ のSKYACTIVE-D に敬意にもにた好感を得た。

既存概念では、「後処理装置」 無しのディーゼルエンジンは不可能だと自分も考えていたのだから。

 

とはいえ、「三元触媒」 が使えないディーゼルは やはりガソリンエンジンに比べて 不利な要素が多い。

ガソリン燃料を精製する 副産物的な 軽油 の有効活用と考えると、多少(多少ね)のリスクを追っても ディーゼルエンジンの普及は必要と考えます。

一昔の黒煙モクモクをもう一度、などとは毛頭思いません。

できるだけ、無害で環境に配慮した形で実用化してもらいたいのです。

 

そんな願いも、某新聞にあった 2011 年の いすゞ 「フォワード」 四車種の 「ディフィート・デバイス」 事件を知り、落胆…。

試験値は正常でも、条件で3倍の NOx を出していたという…。

 

東京都が指摘したのに対し、いすゞは結果的に ソフトウェアの改修 と 機器の改善 をしたようだが、あくまで 「不正ではない」 と押し切ったようです。

最終的に、この事件は VW のような信用問題にはならず 「うやむや」 になっている。

 

乗用車ではなく、トラックの話しとはいえ 国内のメーカーがこうした不正を実際に行っていた(バレていた)というのは正直、怒りすら感じる。

と同時に、どれだけ沢山のメーカーがこうした 「不正行為」 を行っているのかと考えると 情けなくなってくる。

 

昔、パソコン通信(Nifty)仲間が、転職で某トラックメーカーに行った。

当時問題視されてたディーゼルエンジンの NOx に対し、二段階カム 等のアイディアで改善を進めるメーカーの力になりたいと気合いの入ってた彼。

そうした人の努力が少なからず反映されてると、心のどこかで信じていたんですね。

 

今や 「世界の目」 が、ディーゼルエンジン へ 不信で向けられてる。

VWが発端で、グループの アウディ からも続々と 違法車 が出てきてる。

 

個々のメーカーではなく、「ディーゼルエンジン」 そのものの 信頼回復を考えた時、思い浮かぶのは 全現行車種の徹底した状況把握です。

今や ガソリンエンジン より 高いハードルとなってるディーゼルエンジン。

これも 「個人的」 におもうのですが、規制に届かなかったエンジンをはぶくのではなく、より高い税金(環境税とか)を課すとかのペナルティー販売をする対応ってのも、考えてみる必要がある気がします。

要は、日本のエコカー減税の 逆の見方(減らすのではなく、負担を増やす)ですね。

 

そりゃクリーンな方が良いに決まってますが、僅かに届かなかっただけで 「不適合」 として販売できないより良いと思うのです。

その課税分を、より高品質な燃料開発に向けたりできれば、結果的に恩恵に繋がる事もあるでしょう。

 

部分部分で騒ぐ既存の見方ではなく、トータルでどうかという議論ってのが今後は重要なのかもしれませんね。


ボルボ V60 に クロスカントリーが出た!

2015-10-06 18:14:00 | 日記

​本日、ボルボから V60 の クロスカントリー ってのが出ましたね!

 

私が以前から ボルボ が気になってたのは、V40 で劇的に外観が変わった頃からの事。

メーカーとしてのアイコンは要所に引き継ぎつつ、現代的な解釈とされた デザイン に魅入ったっけ。

その中に 「V40 クロスカントリー」 というモデルが追加され、完全に目がロックされた(笑。

試乗させて頂くと、独特の5気筒ターボとAWDの気持ち良さ、そして何より、スカンジナビアン・テイスト(らしい)な室内の 「おもてなし空間」 に夢中になった。

が、当時の V40 シリーズは足回りのストローク感はあったのだが、低速時の 「突き上げ」 が結構厳しく、スバルのXVハイブリッド(初期型だけかも)のように「長時間はちょっと辛いかな…」 というものだった。

足回りが「突っ張る」のだ。

 

これは今年のモデルからシャシーが ラグジェアリー なタイプに変更されたそうで、私は触れて無いのですが、評価はなかなかに上々らしい。

が、が、何故かV40 の 「クロスカントリー」 だけが既存の設定のまま。

正直、理解に苦しむ。

 

そんなボルボから、新しい 「クロスカントリー」 が出た。

V60 シリーズに追加されたソレは、V40 に対する クロスカントリー を思い出させる。

地上高がベースモデルから 65mm も高められ(V40は確か25mm)、名ばかりでは無い様子です。

 

気になったのはエンジン。

ボルボといえば、統一規格のエンジン 「DRIVE-E」 を ガソリン・ディーゼル を問わず共有させるのが昨今の方向です。

V60 クロスカントリー には、先日投入されて評価されてる ディーゼル・ターボがやはり載りました♪

ガソリンタイプには、何故か 5気筒ターボが。

それも、V40 クロスカントリーに搭載されていた 2Lタイプの5気筒ターボ(現在は4気筒ターボ) ではなく、恐らくフォードと提携していた頃の 2.5L タイプが組み合わさっています。

組み合わされるミッションも、ディーゼルの8速AT(日本のアイシン製)に対し、こちらは6速ATですから既存のタイプと思われます。

とはいえ、2.5Lの5気筒ターボで JC08 が 12.6Km/L ってのはかなり頑張ってる(AWD)ように思う。

 

ディーゼルは、V40 クロスカントリー 同様、2Lのターボディーゼルで、8速ATが組み合わされる。

こちらも FF のみと、ほぼ全車種に搭載されたディーゼル車と同じで AWD の設定が無い。

 

個人的な印象だが、ボルボの場合はほとんどターボで豪快に過給されて マッチョなエンジンが積まれている。

あれらのパワーを路面に効率よく伝えるには、やはり AWD との組み合わせってのが理想に思える。

V40 クロスカントリーの時は、後輪にパワーを分配する PTO(パワー・テイク・オフ)の開発に時間を要し、途中追加モデルとされた。

そんな事があったため、現在のボルボ・ディーゼルに AWD の設定が無いのも、前回同様に 「開発中」 ってやつかなって考えてます。

 

V60系といえば、かなりリッチな室内と荷室を持つシリーズ。

様々な用途に使い易い ワゴンタイプのSUV 、V60 クロスカントリー。

嫌味の無い上品な 「北欧テイスト」 を楽しみつつ、仲間とリッチな時間に過ごせる相棒の登場かな♪

 

世界一と言われる最先端の安全装備も魅力だけど、やはり自分には 約500万というプライスタグはとても手が届かない~(涙 


Super GT+ を見て疑問、 やっぱりレースは暴走族と大差ない?(汗

2015-10-05 00:22:00 | 日記

​国内ツーリングカーの最高峰、SUPER GT。

独自規格色の強いGT500は良く判らんが、GT300クラスってのは見ていてとても面白い。

これを切っ掛けに、遅まきながら 自動車レースの観戦に行ってみたいと真面目に思ってた。

TVやネットでは幼少期から、それこそ F1 に タイレル P34(6輪車)やJPSロータスが走ってた頃からずっと放送を楽しんできたが、実際に見た事がまだ無いのです(涙。

 

さて、前回菅生ラウンドで、86のマザーシャーシが記念すべき優勝したというのは知ってたのですが…。

番組を見て、その前から 「ミッションの不調で勝手にシフトダウンがアップになったりする」という、レーシングカー以前に、車 として致命的な問題を抱えたまま走り、実際にレース中に症状が出ていたと知った。

その様子が番組で流されるも、土屋さんもドライバーも、その 「危険性」 に気を回す素振り無く、無事ゴールして歓喜に沸いていた。

 

私はレギュレーションとか細かい事は判りませんが、そもそも 「シフトが意図するように操れない場合」 が判ってる車って、予選、本選 に出走する事って問題無いのかな???

全然遅い速度域で走る市販車でも、ミッションの不具合で 「生死」 にかかわる事故って多数起きてます。

ネットの動画サイトだと、韓国車が走行中に減速できずに大事故を起こすドライブレコーダーの画像とか多数ヒットします。

どれも衝撃的なもの。

 

レーシングカーともなれば、時速300km近くの速度で 「他車」 と一緒に走ります。

そこで制御不能になり、巻きこんで死亡事故になる恐れって 素人にも容易に想像できる。

そんな 「爆弾」 抱えた それこそ「人間魚雷」になりかねない車と一緒に走ってたって事実も、他のチームやドライバーにとっては 「まぁそんな事もあるよね」 ってレベルの話しになるのかな?

何か釈然としない。

 

昔の鋼管フレームの時代だと、簡単なクラッシュで呆気なく死亡事故に繋がるケースが珍しく無かった。

多くの死亡事故の教訓が生かされ、今の自動車レースの 安全性って確立されてると聞く。

それでも、私利私欲が時に大事故の引き金になる事も。

 

あの A.セナ が他界する事になったレースも、ドライバー達が 「今のコンディションでレースを開くのは危険だ」と直訴したのを、主催者側が跳ね除け、結果 2人のレーサーが他界した。

要は、レースを行わないと 主催側の 「利益」 が得られないからだった。

映画、RASHでも描かれたが、ニキ・ラウダ と ジェームス・ハント が歴史に残るレースを行った 富士ラウンドも、滝のように降る雨の中、メディアが全世界に放送する記念すべき大会のため、強行して大混乱となった。

いつの世も、レース と 商売 の世界は緊密で、そのアオリを食ってきたのはドライバーだった。

 

今回の菅生ラウンドの 「VivaC 86 MC」 が ミッション にコントロールできなくなる場合があるという 「危険」 を承知のまま出走したという事が、何か怖い。

もしかして、結局今の SUPER GT もお金儲けが大前提の 「興行イベント」 なのだろうか。

 

もちろん、一台の 車を走らすのに物凄い 「お金」 「人」 「労力」 が動くのは素人でも判る。

その昔、シビック でマイナーレースに参加していた従弟が、凄いお金が掛かると嘆いていたし(彼は家が資産家だったからできたそうで)。

「勝たなければ チーム運用も成り立たない」 と開き直り、危険走行(にならないかな)を続けたというなら、あまり公道で違法改造車で迷惑かけまくる 暴走族 と大差無いのではと思えてきた。

主催者側も、そうした行為を問題視してないとするとかなり怖い…。

 

車もレースも好きで、「自動車レースってのは、ちゃんとしたルールに則り行われる スポーツだよ」 って言ってきた身だが、正直そう言い続けていいのか判らなくなっている。

様々な事象が起こるレースシーンを、全てカッチリとした規定に当てはめるのは無理がある。

だからこそ、主催者も、チーム関係者も、常識的倫理観を損なうことなく、日本のモータースポーツを育て、継続してほしいと願わずにいられない。

「勝てば何してもイイ」 だけは、是非とも止めて欲しいと考えさせられた。


今週の 「おぎやはぎの愛車遍歴」 は面白かった

2015-10-04 01:03:00 | 日記

​今週の番組は、ゲストが 山本博さん。

オリンピックで 「中年の星」 と騒がれた、アーチェリーのメダリスト。

 

面白い事に、自動車好きのルーツは自分とあまり変わらなかった。

「サーキットの狼」 に夢中になり、シーサイドモータス(横浜)でスーパーカーにシャッターを切った幼少期♪

自分も毎週末、カメラ抱えて見に行ってたっけ(どっかで会ってるかな)。

 

最初の車が 「だるまセリカ」 こと、初代セリカのST。

昔は街中で良く見かけたけど、GTは人気で残ってるが、下位版のSTは現存数が極めて少ないのだとか。

う~ん、今見ても何とも言えないデザインがいいなぁ。

特にテールランプ周りの造形、秀逸。

当時、実際に流れてたCMは今見ると爆笑(時代臭いっぱい)。

 

次々出て来る元愛車、そして懐かしい車が出たー!

いすゞ 「ピアッツァ」、ジウジアーロ の超特徴的デザインが 当時憧れの一台。

更に、番組に来たモデルは、途中追加された 「ハンドリング バイ ロータス」 エディション!!

あの頃、いすゞは様々なモデルに、ロータス の検修を受けたチューニングモデルを投入。

それ等には、緑の 「ハンドリング バイ ロータス」 のエンブレムが付き、差別化されていた。

大型CCVの 「ビックホーン」 にまで設定されてたんですよね、懐かしいなぁ。

 

「ピアッツァ」 は、日本車離れした美しいプロポーションが最大の特徴でした。

スラーっとしぼりながら伸びる美しいフロント。

そこに添えられるセミリトラクタブルのヘッドライトは、アルファロメオ・モントリオールを思い浮かばせるような、ちょっと眠そうな目に見えて独創的。

後ろは 丸っ としてて、とてもセクシー。

番組でも触れてるが、当時の ポルシェ928 を連想させるようなまとめ方ですね。

フォード・エスコート のリアウィングににたソレは、テールにとても溶け込んでいていながら恰好良いし。

 

リアの窓はチルトタイプで、開ける事はできなかった。

これはデザイン的な処理だったとおもうが、最近の シトロエン・カクタス C4 でも使われてる手法です。

 

室内、インパネ周りは当時の いすゞ(現在乗用車は撤退)が 「未来」 を夢見たのだろうなぁと思う。

サテライトスイッチ(メーターパネルの左右に張り出すように操作スイッチがまとまってる)はあの頃、様々な車が挑戦したが、ウィンカーのスイッチがそこからチョコンと生えてるのは今回初めて知った(汗。

近未来の匂いがする ピアッツァ 、今見ても斬新で美しくイイなぁ~。

 

こんな旧車、ガレージでレストアできるような 生活、夢ですねー(笑。

英国貴族のような生活、私にゃとても無理かぁ。

 

しかし、こんな面白い(素敵な)車を作れていた いすゞ。

例の ディーゼル潰し(国策)で大打撃を受け、いすゞは乗用車から撤退してしまった。

117クーペ や ジェミニ、ベレット と、美しく身近な車を出していた事を考えると、実に勿体無い。

今の技術で、この 「ピアッツァ」 をリメイクしたら下手なウケ狙いデザインな車より売れちゃったりしそうな気がするんだが…、どうだろう。

「イイ女」 が乗ったら デキスギ になりそうな 「ピアッツァ」 、今見ても実に美しいのです。

 

最後は極め付け。

興味のある車になんと、BMW の 「i8」 が来たーーーー。

1.5Lのガソリンエンジンをベースにしたハイブリッド・スーパーカーです。

コレが番組に出たのって、恐らく初?

 

「i8」、昨年のカーグラフィックTVの公開録画会場で実車を初めて見ました。

とても大きく、低く、美しい。

IMG_9825.JPG 

「NSXが復活したら、こんな感じになるのかな?」 なんて考えながら、ウットリと眺めていたんです(笑。

とんでもない高性能なのに、エコカーな燃費と、未来から来た宇宙船のような車。

お値段も夢の車(家が建つ…)で、ただただ憧れるしかない。

 

確か走行時、モーターで走行しててもエンジンの音を作り、スピーカーから再生するといった演出ができるとか。

カーグラフィックTVで特集した時、同じような機構が付いたレクサスと比べ、ケチョンケチョンに叩いてた気が。

確かに比べると、レクサスがオモチャのようにチープな擬音なのに対し、実に自然で美しく 「i8」 が奏でる辺り、完成度の違いをまざまざと見せつけていた。

それでも双方の値段差を考えると、「そうなるか」 と勝手に納得してた。

…どちらも私には買えませんが(笑。

 

今回の番組は、「初代セリカ」、「ピアッツァ」、「i8」 と、デザインを見てるだけでも楽しかった。

登場してから何十年も経ち、それでも 「やっぱり今見てもイイね!」 って言える車が 現在どれだけあるかって考えるとなかなか 「深い」。 

 

池田秀一さんのナレーションで進む番組、思わず 「シャァめ!」 って口走りそう。