本日、ボルボから V60 の クロスカントリー ってのが出ましたね!
私が以前から ボルボ が気になってたのは、V40 で劇的に外観が変わった頃からの事。
メーカーとしてのアイコンは要所に引き継ぎつつ、現代的な解釈とされた デザイン に魅入ったっけ。
その中に 「V40 クロスカントリー」 というモデルが追加され、完全に目がロックされた(笑。
試乗させて頂くと、独特の5気筒ターボとAWDの気持ち良さ、そして何より、スカンジナビアン・テイスト(らしい)な室内の 「おもてなし空間」 に夢中になった。
が、当時の V40 シリーズは足回りのストローク感はあったのだが、低速時の 「突き上げ」 が結構厳しく、スバルのXVハイブリッド(初期型だけかも)のように「長時間はちょっと辛いかな…」 というものだった。
足回りが「突っ張る」のだ。
これは今年のモデルからシャシーが ラグジェアリー なタイプに変更されたそうで、私は触れて無いのですが、評価はなかなかに上々らしい。
が、が、何故かV40 の 「クロスカントリー」 だけが既存の設定のまま。
正直、理解に苦しむ。
そんなボルボから、新しい 「クロスカントリー」 が出た。
V60 シリーズに追加されたソレは、V40 に対する クロスカントリー を思い出させる。
地上高がベースモデルから 65mm も高められ(V40は確か25mm)、名ばかりでは無い様子です。
気になったのはエンジン。
ボルボといえば、統一規格のエンジン 「DRIVE-E」 を ガソリン・ディーゼル を問わず共有させるのが昨今の方向です。
V60 クロスカントリー には、先日投入されて評価されてる ディーゼル・ターボがやはり載りました♪
ガソリンタイプには、何故か 5気筒ターボが。
それも、V40 クロスカントリーに搭載されていた 2Lタイプの5気筒ターボ(現在は4気筒ターボ) ではなく、恐らくフォードと提携していた頃の 2.5L タイプが組み合わさっています。
組み合わされるミッションも、ディーゼルの8速AT(日本のアイシン製)に対し、こちらは6速ATですから既存のタイプと思われます。
とはいえ、2.5Lの5気筒ターボで JC08 が 12.6Km/L ってのはかなり頑張ってる(AWD)ように思う。
ディーゼルは、V40 クロスカントリー 同様、2Lのターボディーゼルで、8速ATが組み合わされる。
こちらも FF のみと、ほぼ全車種に搭載されたディーゼル車と同じで AWD の設定が無い。
個人的な印象だが、ボルボの場合はほとんどターボで豪快に過給されて マッチョなエンジンが積まれている。
あれらのパワーを路面に効率よく伝えるには、やはり AWD との組み合わせってのが理想に思える。
V40 クロスカントリーの時は、後輪にパワーを分配する PTO(パワー・テイク・オフ)の開発に時間を要し、途中追加モデルとされた。
そんな事があったため、現在のボルボ・ディーゼルに AWD の設定が無いのも、前回同様に 「開発中」 ってやつかなって考えてます。
V60系といえば、かなりリッチな室内と荷室を持つシリーズ。
様々な用途に使い易い ワゴンタイプのSUV 、V60 クロスカントリー。
嫌味の無い上品な 「北欧テイスト」 を楽しみつつ、仲間とリッチな時間に過ごせる相棒の登場かな♪
世界一と言われる最先端の安全装備も魅力だけど、やはり自分には 約500万というプライスタグはとても手が届かない~(涙
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