上意打ちとさむらい劇場、共に池波正太郎の時代小説。昭和40~50年代の作品である。
著者は言うまでも無く時代小説の雄、江戸時代の物語なのにまるで違和感を感じないのは日本人だからという訳でもなかろう。所詮人間はたいして変わっていないという事かも知れない。
上意打ちは短編集、江戸時代といってもいろんな時代の断片の中で生きている武士・奥方その女中達を描いている。社会制度は勿論違うがその中で恨み . . . 本文を読む
ヴィン・ディーゼル主演の近未来SF、と言ってもサイエンスの要素は添え物。時代が少し先という設定なので進んだツール類が出てくるだけ。例えば紙状の地図なのにタッチパネルのようにスクロールできるとか。
近未来はテロが蔓延っており都市も廃墟状態である。それでも細かいテクノロジーだけは進歩しているのだから日本だけは荒廃していないということなんだろう。
大雑把な話は遺伝子操作で進化した少女を様々な困 . . . 本文を読む
世界第五位の銀行が武器売買やテロリストへの資金提供、マネーロンダリング等違法取引をしている事を追うインターポール捜査員。主人公はクライヴ・オーウェンという人だが確か英国映画「トゥモローワールド」という近未来SFに出てた人だ。アクションスターという感じではない。
なかなかよく出来たアクション映画だとは思うが、武器売買の利益はそれほど大きくないと言いながらなぜ銀行が武器の売買をするかがよく分から . . . 本文を読む