1975年、東宝。
大ダム建設入札をめぐる官界財界の癒着を描いた社会派ドラマ。
予定価格を操作する巧妙な手口とその詳細な説明に背筋が寒くなりました。
まず最初にお金の流れ・不正入札のしくみを丹念に見せておいて、それからヤマ場である国会予算委員会の証人喚問の場面に移る。
先に「真相」を見せられているので、証人たちの証言の白々しさがそら恐ろしくなります。
こういう重苦しい深刻社会派ドラマには新劇俳優がやはりハマります。
乱くい歯のつけ歯でこ汚い金融王の老人を演じた宇野重吉の体当たり熱演。
冷やっこい官房長官役の仲代達矢のすましかえった演技。
神山さんも電力会社副総裁としてふてぶてしく登場、うーん悪よのう。
しかしながら、なんといっても下品なゼネコン専務に扮した西村晃が一番光ってました。
ダニのように利権にしがみつき、卑屈な態度でお座敷を取り持ち女の世話までするまめまめしさ。
こすっからい悪党を演じると西村晃は天下一品であります。
大ダム建設入札をめぐる官界財界の癒着を描いた社会派ドラマ。
予定価格を操作する巧妙な手口とその詳細な説明に背筋が寒くなりました。
まず最初にお金の流れ・不正入札のしくみを丹念に見せておいて、それからヤマ場である国会予算委員会の証人喚問の場面に移る。
先に「真相」を見せられているので、証人たちの証言の白々しさがそら恐ろしくなります。
こういう重苦しい深刻社会派ドラマには新劇俳優がやはりハマります。
乱くい歯のつけ歯でこ汚い金融王の老人を演じた宇野重吉の体当たり熱演。
冷やっこい官房長官役の仲代達矢のすましかえった演技。
神山さんも電力会社副総裁としてふてぶてしく登場、うーん悪よのう。
しかしながら、なんといっても下品なゼネコン専務に扮した西村晃が一番光ってました。
ダニのように利権にしがみつき、卑屈な態度でお座敷を取り持ち女の世話までするまめまめしさ。
こすっからい悪党を演じると西村晃は天下一品であります。