1979年、東映。
黒幕と書いてフィクサーと読むんですと。
政界の黒幕である大物右翼に佐分利信。
さて映画は警戒厳重な大物右翼邸に刺客が忍び込むところからはじまります。
塀を乗り越えベランダによじ登ってまんまと侵入し、佐分利信にナイフで襲い掛かるとこまではいいんですが、一喝されて腰を抜かしてしまうヘタレ刺客なんですな、これが。
用心棒にボコられ半死半生にされますが、佐分利になぜか気に入られ命を助けられます。
このヘタレ刺客が細っこい美少年風なのが最初の?でした。
側近に田村正和というのもひっかかりましたよ、もうちょっと強そうな松方弘樹とか寺田農とか置きませんか、ふつう。
そしてですね、ヘタレ刺客の病室に佐分利信が見舞いに来ましてね、彼のふとんを剥ぐといきなり股間をパジャマの上からグニュと掴む(!)んですね。
次には戦時中の部下(有島一郎)が佐分利をはるばる尋ねてくるんですが、思い出話に感極まって佐分利信がいきなりシャツの前をバッとはだける、で、その裸の胸に有島一郎が両手を当てて取り縋る……。
なんなんだ、これは。
とどめは傷の癒えたヘタレ刺客がなぜか裸で庭に出てホースで水遊びをしているんです。
太陽に濡れた肌をきらめかせて、「アハハ」とアホみたいにはしゃいでいる裸の青年。
まるっきりゲイ雑誌のグラビア状態なんですが、それを二階から佐分利信がじっと見つめているんですよ。
挙句の果てに「……美しい」とつぶやくんですよ。
佐分利信で衆道!なんちゅー罰当たり映画でござろうか(笑
……近親相姦とか首相の裏切りとか他にもいろいろあったけど、もうどうでもよかったりして。
実録物でもなし、社会派というほどでもなし、変に耽美が入っているから何の映画かわけわからん。
全体的に手薄な俳優陣だったのも、物足りない。
ヤクザ映画はオールキャストでないとてきめん画面がショボくなります。
黒幕と書いてフィクサーと読むんですと。
政界の黒幕である大物右翼に佐分利信。
さて映画は警戒厳重な大物右翼邸に刺客が忍び込むところからはじまります。
塀を乗り越えベランダによじ登ってまんまと侵入し、佐分利信にナイフで襲い掛かるとこまではいいんですが、一喝されて腰を抜かしてしまうヘタレ刺客なんですな、これが。
用心棒にボコられ半死半生にされますが、佐分利になぜか気に入られ命を助けられます。
このヘタレ刺客が細っこい美少年風なのが最初の?でした。
側近に田村正和というのもひっかかりましたよ、もうちょっと強そうな松方弘樹とか寺田農とか置きませんか、ふつう。
そしてですね、ヘタレ刺客の病室に佐分利信が見舞いに来ましてね、彼のふとんを剥ぐといきなり股間をパジャマの上からグニュと掴む(!)んですね。
次には戦時中の部下(有島一郎)が佐分利をはるばる尋ねてくるんですが、思い出話に感極まって佐分利信がいきなりシャツの前をバッとはだける、で、その裸の胸に有島一郎が両手を当てて取り縋る……。
なんなんだ、これは。
とどめは傷の癒えたヘタレ刺客がなぜか裸で庭に出てホースで水遊びをしているんです。
太陽に濡れた肌をきらめかせて、「アハハ」とアホみたいにはしゃいでいる裸の青年。
まるっきりゲイ雑誌のグラビア状態なんですが、それを二階から佐分利信がじっと見つめているんですよ。
挙句の果てに「……美しい」とつぶやくんですよ。
佐分利信で衆道!なんちゅー罰当たり映画でござろうか(笑
……近親相姦とか首相の裏切りとか他にもいろいろあったけど、もうどうでもよかったりして。
実録物でもなし、社会派というほどでもなし、変に耽美が入っているから何の映画かわけわからん。
全体的に手薄な俳優陣だったのも、物足りない。
ヤクザ映画はオールキャストでないとてきめん画面がショボくなります。