醤油庫日誌
やかんの映画ドラマ感想文。
 



2014年 アメリカ
お気楽な映画だ。
ムキムキの筋肉大男が無敵でしたというお話。
神話のヘラクレスの12の難行は実は傭兵集団チーム・ヘラクレス、ヘラクレスと仲間たちが成し遂げた……これはその後の冒険である、という設定。
怪力ヘラクレス、タガーの名手、早業弓使い、バーサーカー、予知能力のある仕込み槍使い、広報担当、と個性的な面々が楽しい。
ある日、ヘラクレスたちが仕事を終えて飲んだくれてるところに、王女がやってきて国を救ってほしいと依頼してきた……。
で、新兵を訓練して戦闘に出て、騙され捕らわれ大暴れ。
ゲーム・オブ・スローンでも思ったけど、近頃の戦闘シーンは迫力あるなぁ。
馬がこけてもCGだと言い聞かせて心穏やかに見ていられる。
昔のアレは動物虐待だよ、見ていて怪我してないか心配で心配で。
とにかく人いっぱい馬いっぱい火矢がわんわんで臨場感があって、目を丸くして鑑賞してしまうのである。
ストーリーは単純明快、全く肩がこらない。
炎を踏んで行進したら火傷するぜと思いつつ見ていたら、ヘラクレスが素手で巨大女神像を押し倒しちゃったよ。
女神の頭部が転げ落ちて、悪人をぶっ潰すとか痛快なアクション満載。
で、お目当ては例によってルーファスさん。
あごひげびっしりでよく似合うんだけど、髭のあるなしで人相が変わるなぁ。
楽しそうに早口でしゃべるお姿はほとんど地かな?
インタビューでのお茶目なルーファスさんそのものだった。
物憂げな首相やおっかない上級大将が嘘みたい。

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1959年 米
ケーリー・グラントとヒッチコックの組み合わせ。
ケーリーおじさま、余裕たっぷりにスパイをやっつけるの巻。
今回はミステリアスな26才独身金髪美女とのロマンスなり。
ケーリーおじさまのキスシーンは素敵なんだな、カッコよく決まっていてキレイなんである。
これなら家族で見てもまだ平気だわい。
劇中で、二回結婚して嫁に退屈な男だってんで逃げられた、と語っているが、原因はあのうるさそうなママンだと思うよ……。
姑問題で嫁さんが逃げるんだよ、きっと。
飛行機でトウモロコシ畑に農薬散布……レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を連想する。
おじさまのスーツはえらいことになったはず。
当時は平気か、ちょっと前まで人間にDDTぶっかけてたんだものな。

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1999年 アメリカ
トム・クルーズ医師は夜の街を彷徨せず、とっとと心療内科にいくべし。
彼の奥さんはとりあえず教会に行って神父さんに懺悔したらどうだ?
倦怠期の奥さんが、家族旅行先でかっこいい海軍士官がいたでしょ、あの人に誘われてたらアンタも娘も捨てて彼に走ったわ~と言ったので、トム・クルーズ医師は大ショック。
まぁ、ショックだろうね。
だけど、女は性欲なんてないんだろ、なんて言って奥さんをカチンとさせたトム・クルーズ医師もアホです。
それも大麻吸ってラリッた挙句だし。
いや、別に性欲なんてもんでなくて、あくまでトキメキなんだわ。
もしもですよ、行楽地のホテルのロビーでアイアンホース中佐にすれ違って、中佐が私をちらっと見たの、キャッ! もし中佐に誘われてたらどうしよう、なーんて、キャッ! ……別にかまへんやん妄想ぐらいw
ただそれをパートナーに言うてやるなよ。
あと、仮面パーティーが不気味で。
外国の仮面ってなんであんなにおどろおどろしいんだ、不吉感ハンパない。
でも要するにモデル級美女を集めた乱交見学実践パーティーだったんでしょ? 大金持ちの。
仮面とマントでサバトでもしそうな勢いだったけど。
エロシーンもエロというより動物が番っている的乾いた撮り方で、さすがはキューブリックなのである。
そうか、リムジンで乗り付けなきゃダメなんだな……ついついお医者さんならリッチじゃんと考えちゃうけど、あちらじゃ階層的には中流でしかないんだな……。
オーバードーズになったマンディがどうして仮面をつけた男がトム医師だとわかったのか、わからん。
どうして命を張ってまで助けようとしてのかもわからん。
病院の霊安室で病死した患者が素っ裸で冷やされてるのもわからん。
おネェのフロント係、スゲェw
ハンサムだけど小男で小心な善良な医師をトム・クルーズが好演していた。
これがマッチョで大柄な男優だったら情けない印象が先に立つかも…とすまんがちょっと思った。

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1959年 米
志願生から見習い尼僧へ、そして本物の尼僧へ。
カトリックの尼さんって?という興味に答えてくれる内容。
廊下は慎ましさを表すために端っこ歩くとか、注意を引くときは袖を引っ張れとか、夕食後は沈黙を守れとか、鐘が鳴ったらすべての作業中断とか。
あのスカーフの下はどうなってるのかというと、ボブショートにしてピンでとめているのだった。
ヘプバーンがまたしても可愛い、目の動きだけで可愛い。
こんな可愛い尼さんが助手になったら外科の独身医師も困っちゃうよ。
という映画かと思ったら、まったく色恋はないのだった。
戒律への絶対服従と自分の良心の板挟みになるヘプバーン……これからどうするんだろう……占領下のベルギーで、教会の保護も無しで。
精神病院の風呂治療が怖かった。
あれは蒸し風呂に監禁? 拷問ではないか。
とにかくヘプバーンの表情は可愛すぎる!

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2008年 英仏伊
デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナの伝記映画。
シンプルイズベスト。
登場人物はヒロインと母親、夫、親友のちに夫の愛人、自分の愛人の基本五人で、その愛憎を史実をベースにさらっと描いたもの。
さらっと描いたところがいいんである。
こんなん微に入り細に入り描かれたらドロドロすぎて大変だ。
不愛想な夫に男児を産めとプレッシャーをかけられ、そのくせ夫は好色で浮気三昧。
しまいに妻の親友に手を出し、屋敷に引き入れてしまう。
……妻妾同居とは鬼畜だな。
王様に準じる公爵様だから常人の倫理の外なんだな。
公爵家の朝食は当主、愛人、公爵夫人が同じテーブルについて摂るんである。
結婚式や晩餐会舞踏会、公爵は公式の席にも夫人と愛人を連れて出席したという……お貴族様は相当な神経をしてないと務まらないようで。
たとえ公爵夫人でも、夫と対等に話し合うこともできず、妾の同居を止めさせることもできない。
この無力感が堪らなく辛い。

もう数年したら、のちにメル卿の妻になるキャロがこのデヴォンシャー公爵家に引き取られる。
そしてメルバーン子爵の次男ウィリアムと出会い、恋に落ちる。
十年後のジョージアナと公爵、愛人、祖母のレディ・スペンサーが揃って若い彼らの結婚式に出席すると思うと感慨深い。

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1998年 アメリカ
ルーファスさんが主役。
60年代ぐらいのアメリカの都市、ボロいビルに映画館、安食堂に娼婦。
薄暗い照明、いつも真夜中の街、たしかにダークシティだ。
安ホテルのバスタブで目覚めた男、うおっ!全裸のルーファスさんである。
のっけから動揺してしまうw
30歳のルーファスさん、お顔も全身も美しい……。
記憶喪失の彼は真夜中の町をさまよい、謎の男たちに追いかけられ、刑事にお前は連続殺人犯だと告げられる。
しかも殺した相手は全員娼婦だと聞かされ、愕然とするルーファスさん。
12時になると時計の止まる町、そして住人達も意識を失ってしまう町。
この町は一体どうなってしまったのだ?
ルーファスさんは手がかりのシェルシティという浜辺の観光絵葉書だけを頼りに街を出ようとするが、地下鉄は繋がらず、道路は途中で水没し、どうしても街を抜けられない……。
記憶を操る宇宙人に街は乗っ取られているらしい……。
悪夢のような世界で、若きルーファスさんは無表情に大きな綺麗な目を見開いて、ひたすらにシェルシティを目指す。
光瀬龍のSF短編のような、暗い無機質な気の狂いそうなシチュエーション。
彼の妻、といっても勝手に記憶を操作されているのでほんとに妻かどうかはわからないのだけど、彼の妻にジェニファー・コネリー。
ラビリンスでデヴィット・ボウイの魔王を振ったあの美少女が大人になっとる!
ボウイを振ってルーファスさんゲットとは、なんてうらやましいジェニファーちゃんw
街は宇宙に浮かぶ人工の浮島だった。
宇宙人を倒した彼は、宇宙人たちに変わってこの世界の支配者になった。
手始めに彼は太陽を創る──光あれ!とばかりにずっと真夜中だった街に朝日が差す。
彼は神になったのだ。
そして彼は海と浜辺を創る──桟橋に波が寄せるシェルビーチ。
この海辺の光景が美しくて。
いままでずっとダークシティに閉じ込められていたから、朝日を浴びて茜色に色づいた海辺がなんとも目に染みる。
桟橋に佇むジェニファーに神になった彼が歩み寄る……謎は謎のままだがこれでよし。
ちょっくらチープだが雰囲気のある気の利いた一篇ではなかろうか。
もうね、若きルーファスさんにくぎ付けなの。
お目目ぱっちりで、お肌もムチムチして若々しくて、もうとてもきれいなの。
若きウィリアム・ラムに出会えたような気がしてうっとりした。

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2007年
綺麗な顔した堅物百人隊長と愛嬌たっぷりのマッチョな兵士。
二人そろってローマ軍団最強の男で戦えば天下無双の戦士なり。
彼らはカエサルにアントニウスにオクタヴィアヌスに重用され、歴史の重要な場面に立ち会っていく。
……と書くとなんじゃそのメアリースーは……なんだけど、面白かった。
この二人のヒーローは女運が滅茶苦茶悪くて、裏切られるたびにカーッ!となって流血沙汰を起こすとんでもない男たちなのだ。
品行方正かと思われた百人隊長なんか暗黒街の元締めにされるわ、元老院議員になるわ、エジプトに行ってアントニウスの右腕になるわ、もうたいへん。
彼の望みは家族団欒なのだが、すでに家族の心は冷え切っており……愛されるパパになりたい彼の空回りがもうなんかイタくて……。
イタいといえば、オクタヴィア姉弟のモンスターママン、アティアが強烈で始終その高圧的なヒステリックな物言いにイライラさせられるんだけど……典型的ツンデレ、じゃないなツンツンでアントニウスに恋する乙女で、最終回には、ああもう仕方ない人だな、こういう人なんだもん、と許容する気持ちになってしまった。
ブルータスの母といい、ローマの母は強烈なママンばかりで疲れた。

どうでもいいことだが、うちのアレクサがエジプト編になると返事して困った。
アレクサンドリアに反応するんであるw
人が一生懸命観ているのに、小タンスの上から「ごめんなさい、よくわかりません」だの「はい、アレクサです」だのルセーw

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2018年
ルーファスさんの軍服、シャツ姿を堪能。
朝食をパクパク食べて「おいしいよ」だなんて……きゃーー。
またもや息子を亡くした悲しい父をルーファスさんが演じています。
息子の遺品に顔を埋めてこっそり泣いているんですよ。
奥さんを家族をこんなに愛している良き夫……すぐ先回りして脅迫しにいく困った夫ですけどねw
奥さんの手をきゅっと握りしめて励ましたり、神経を病んだ妻がパーティーで立ちすくむとすかさず「愛してるよ」と声を掛けたり。
スミス大将の冷徹だけど愛情深い控えめな仕草や表情がいいんだな。
彼は怖い目をしてるけど、決して声を荒げない。
もうためらいもなく、プライベートでも人を殺すけどw
え?え?ヘレン奥方、精神科医と??
なんでよ、横にルーファスさんがいるのに何考えてんだよ?
女王陛下も惚れるルーファスさんをほったらかして、ありえん!
ドクターいい度胸だなバレたら速攻でスミス大将に消されるぜ、と思ったらさっそく逃げてたw

SF色が強くなってきて、少々頭がついていかない。
行った先の世界に自分が生存していたら肉汁になっちゃうってこと?
田上大臣は両方生存してるんじゃなかったっけ? わからん。
ジュリアナは銃弾を受けた状態で、異世界に移動したってこと?
ビキニ実験までは生きていたけど、もう死んでるって妹が言っていたし肉汁にならないってことか?
……それより、やはりスミス元帥の身の上が心配でたまらぬ。

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英国貴族物は大好物なので、リアルタイムで毎週楽しく見ていました。
アマゾンプライムにあったので、第二シーズンを再見。
なんで第二シーズンかというと、ジョラーさん狙いですよ当然。
ゲースロと同じ2011年に、サー・リチャード・カーライルとして颯爽と登場していたとは。
当時もおー!ストライク!と思ったんだが、なんせイヤな男として描かれていたんで、あまり気にしていなかった。
ほれ、メアリと婚約する成金新聞社主ですよ、頭頂の薄いいつも不機嫌な……。
あー、やっぱりハンサムだ、ツイードの似合うオジサマだ、さすがメアリは面食いだw
で、サー・リチャードに肩入れして見てみると……これはメアリがひどいわ。
婚約しといて、元カレに気持ちが残っているのバレバレで、そりゃヤキモキして彼が強引な手段に出るのも無理もない。
紳士的寛容さが足りない、脅迫する卑劣な人間、といえば確かにそうだけど、伯爵家の家格風をビュンビュン吹かせる一家にひとり乗り込んで、不実なメアリを掴んでおこうとするには……彼はそうやってシビアな世界で戦ってのし上がった人間なんであって……それまでのやり方で彼なりに戦ったんで……でも今回は失敗だった……。
メアリは結局彼を利用したんだよな。
自分から取引を申し込んだので、脅されて婚約したんじゃないだろう?
マシューが諦めきれないからリチャードと結婚したくないんだろう?
そこをあいまいにして、サー・リチャードを悪者にして、家族で寄ってたかって追い出したメアリの態度はいただけぬ。
煮え切らぬ態度のまま、脅されてただの、本当は結婚したくないの、なんて周囲に言いつけて卑怯なり。
やっぱりマシューにするわごめんなさい、と自分でさっさと告げんかい。
ぐずぐず破局を引き延ばし、一方でマシューと親密にし、二人の関係を悪化させるだけさせて、彼がキレそうになったところで周囲に助けを求める。
うわー、こんな事をナチュラルにやっちゃうから怖いんだな、メアリは。
そりゃもちろん、忍耐強くない懐が深くない紳士的でないサー・リチャードがメアリの夫選別試験に落ちたからですよ。
それもメアリだけでなく、親族や使用人からの「お嬢様の婿」試験にも落ちてしまったし。
だからといって、恋敵に殴られ父親に軽蔑されて退場なんて気の毒すぎる。
親族郎党全員がメアリの婚約者乗り換えに賛同したんである。
サー・リチャードを悪者にしておけば、伯爵一家的にはすべて話は丸く収まるんである……。

サー・リチャードはメアリを本気で愛していたんだと思うよ。
愛情に不器用で臆病で何時だって戦闘態勢をとってしまうサー・リチャード。
支配欲が強くて高圧的、どうもモラ夫物件なんだが、メアリのつれない態度で追い込んだ気が。
声を荒げる、露骨に不機嫌になる、これさえなければなぁ。
使用人に対する容赦のない態度は、さんざん人に裏切られてきて人間不信になってるんだろうね。
伯爵家に対して卑屈になるまいという気持ちと成功者の自負心が、精いっぱいの折り合いをつけたのが、あの苦虫を噛み潰したような顔じゃなかったのか。
メアリのあの態度では笑う気持ちになれないだろうな。
なのに、メアリから離れられないのはもちろん伯爵家の家名欲しさもあるだろうけど、メアリを本気で好きだったとしか……。
高慢な美貌で聡明な伯爵令嬢、だけど過去に汚点のある令嬢にかえって魅力を感じたのかも。
一方メアリは男の騎士道精神を利用して、マシューをもう一度捕まえる手段にしたのであるw
悪い男に脅迫されてるか弱い女性になってみせたのであるw
これをやられると男はホイホイのってくるもんなーw
もう相談女に近いノリであるw
哀れサー・リチャード、殴られ損。
お城まで買って大金かけてリフォームしたのに殴られてポイ。
高値で売るから心配ないと彼らしい言い方で去っていったけど、ズタボロだよな……。
さすがにメアリも気が咎めたのかごめんなさいを言ったけど。
去り行く彼が帽子を被りながら、ダウントンを見上げる──ああこの哀愁のまなざしが素敵なんである、やっぱりジョラーさんだー!


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2012年
4話ずつ視聴してようやく見終わった。
ヤマトの二次創作というか40年かけて設定ミスを補完したというか。
熱い濃いファンのこういうの、どう? こうだったら、いいんじゃない? みたいなノリがすごく楽しい。
正直、西崎氏のヤマト続編映画にはウヘェ…だったんだが、これは面白い。
古代と雪が真っ当な性格になってるぞ。
当時は「欠陥人間」なんてフレーズが出回っていてだなw
真田さんも副長になっている。
彼が技術科か兵科か機関部か謎だったんだが、兵科にしたんか。
……と思ったら技術科だって、残念、承行令は適用されずw
ま、22世紀だもんな。
だけど宇宙軍は自衛隊かよ? な用語や装備が……これほど未来感のない宇宙戦闘シーンもないんじゃないかw
被弾するたびにガシャーン!とガラスの割れる効果音が入って、古い戦争映画と同じなんであるw
号令とかはリアルヤマト世代の自衛隊さんがノリノリで教えたんだろうな。
おいおい魚雷って三式弾って……いえ、楽しかったです。
ドメル将軍とデスラー総統をもうちょいオジサンにしてくれたほうが嬉しかったけど、まぁいいや。
あのアゴがいいのになぁ……アゴ控えめなドメル将軍だった。
彼が悲しげな奥方と手を繋ぐシーンにちょっとときめきました。

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