醤油庫日誌

やかんの映画ドラマ感想文。

ダウントン・アビー

2020年10月23日 | 【た行】タイトル
2019年 アメリカ・イギリス
イギリスの美しい郊外を道に沿って空撮するカメラ。
林を農場を抜けると、そこにはあのお屋敷が…! そして流れるお馴染みのテーマ曲。
ほーらきたきた、と言いたくなるような王道のファンサービス。
懐かしい人たちが、変わらぬ姿を見せてくれる。
スタイリストなメアリ、しっかり執事に収まっているトーマス、毒舌パットモアさん、すっかり生意気になったデイジー、そして千両役者ヴァイオレット様。
その他の人もちゃんと出てきて、子供たちも大きくなって、めでたくゴールインしたカップルも仲良く暮らしていて、ダウントンファンは嬉しくほっと胸をなでおろすのであります、申し分なく四方八方サービス満点。
テレビでは吹き替えで観ていたので、生の声にちょっと驚きました。
アンナってこんなキャピキャピなしゃべり方だったんだな、吹き替えではとても落ち着いた感じだったから意外。
さてストーリーは、王様がダウントンにやってくる……!さぁみんな大忙し。
いうたら悪いが、ファンフィクションにありそうな内容で、お屋敷のみんなが協力してイヤミな王室の大膳たちをやっつける…てのは安っぽくないか?
少々マンガちっくに感じたな。
チョンガーだったトーマスとトムにお相手を見つけてやり、相手の居る人はより円満に、どこからも文句が出そうもない、さすが公式という出来ですな。
……たしかにもうこれでは続編はいらんわ。

アリス王女が嫁いだハーウッド伯爵家は、あのエマ・ポートマン夫人の実家ですよっと。