海軍の組織は大きく二つに分けられます。
軍政系統と軍令系統です。
軍政は議会の決定を受けて編制を決め兵器を購入し、軍令は作戦用兵を直接扱います。
軍政の責任者は海軍大臣、軍令を担当するのが軍令部でトップは軍令部総長です。
さて、前世五十六さんは連合艦隊長官ではなく海軍大臣として、暗殺の危険覚悟で開戦阻止に尽力すべきではなかったか――ということがよく海軍本に書かれています。
いわく、五十六さんは軍政のプロではありますが、軍令系統の要職についたことがなく、作戦についてはアマチュアだった。
アマチュアだったからこそ、プロである軍令部から総スカンを喰らう奇策である真珠湾やミッドウェーの作戦に固執した、と。
で、後世では、その奇策好きでプロ嫌いだった五十六さんが軍令部総長なんですから大変であります。
軍令部員をそっくり紺碧会会員に置き換えた、と原作にありますが、軍令部を追い出されたエリート参謀たちはいったいどうなったんでしょう?
……予備役にされた?
まさか、そんなもったいない。
大湊や旅順に元軍令部員がゴロゴロ配置されているんでしょうか。
ともかく高野総長は軍令部の人事を一新し、自分の眼鏡に適った人材を軍令部に集めた、ということで、思わず黒島参謀みたいな変人が軍令部内にうようよ……という怖い図を想像してしまいましたが、いやいやそこは後世。
日向少佐みたいな真面目でデキるお兄さんがたくさん……と思っておくでござる。
軍政系統と軍令系統です。
軍政は議会の決定を受けて編制を決め兵器を購入し、軍令は作戦用兵を直接扱います。
軍政の責任者は海軍大臣、軍令を担当するのが軍令部でトップは軍令部総長です。
さて、前世五十六さんは連合艦隊長官ではなく海軍大臣として、暗殺の危険覚悟で開戦阻止に尽力すべきではなかったか――ということがよく海軍本に書かれています。
いわく、五十六さんは軍政のプロではありますが、軍令系統の要職についたことがなく、作戦についてはアマチュアだった。
アマチュアだったからこそ、プロである軍令部から総スカンを喰らう奇策である真珠湾やミッドウェーの作戦に固執した、と。
で、後世では、その奇策好きでプロ嫌いだった五十六さんが軍令部総長なんですから大変であります。
軍令部員をそっくり紺碧会会員に置き換えた、と原作にありますが、軍令部を追い出されたエリート参謀たちはいったいどうなったんでしょう?
……予備役にされた?
まさか、そんなもったいない。
大湊や旅順に元軍令部員がゴロゴロ配置されているんでしょうか。
ともかく高野総長は軍令部の人事を一新し、自分の眼鏡に適った人材を軍令部に集めた、ということで、思わず黒島参謀みたいな変人が軍令部内にうようよ……という怖い図を想像してしまいましたが、いやいやそこは後世。
日向少佐みたいな真面目でデキるお兄さんがたくさん……と思っておくでござる。
真面目な方が、浅草のストリップ劇場…?
それとも、怪しげな場所に入り浸らなければ真面目…?
海軍さんは(今でもそうですが…って日本には軍はもうありませんが)上も下も派手に遊びまわるというイメージが…。
あるときは総長の運転手、非番日は浅草ロック座に出没……謎の人、日向少佐であります。