1960年、松竹。
井上靖原作の文芸作品……というかメロドラマ。
丘の上に建つ洋館に住む美貌の社長令嬢がヒロイン。
父親(佐分利信)が母を離別して、若いお妾さんを家に入れたことからヒロインの気持ちは波立ちます……。
さて、ヒロインがひそかに思いを寄せている父の部下(南原宏治)は、病弱な妻と別居中の単身赴任男。
ある日の午後、情緒不安定気味のヒロインは「あなたが好きです」と南原に唐突に告白してしまいます。
で、告白後の展開は、即熱烈キス、即白浜へのお泊りデートの約束。
それなのに南原が病妻の見舞いに行ったと知って、むくれたヒロインはお泊りデートをすっぽかすんですね。
一方、すっぽかされた南原宏治は酒の勢いを借りて、お妾さん上がりのヒロインの義母に手を出してしまいます。
ふたりの関係を嗅ぎつけて頭にきたヒロインは夜の港を徘徊し、行きずりの米兵相手に純潔を投げ捨て、親元から巣立っていくのでした……って、おいおい。
不可解な斜め上思考のヒロインといい、秋波を送られるとすぐに飛びつく下半身男といい、なんなんだこれ?(でも熱心に観てしまいました)
井上靖原作の文芸作品……というかメロドラマ。
丘の上に建つ洋館に住む美貌の社長令嬢がヒロイン。
父親(佐分利信)が母を離別して、若いお妾さんを家に入れたことからヒロインの気持ちは波立ちます……。
さて、ヒロインがひそかに思いを寄せている父の部下(南原宏治)は、病弱な妻と別居中の単身赴任男。
ある日の午後、情緒不安定気味のヒロインは「あなたが好きです」と南原に唐突に告白してしまいます。
で、告白後の展開は、即熱烈キス、即白浜へのお泊りデートの約束。
それなのに南原が病妻の見舞いに行ったと知って、むくれたヒロインはお泊りデートをすっぽかすんですね。
一方、すっぽかされた南原宏治は酒の勢いを借りて、お妾さん上がりのヒロインの義母に手を出してしまいます。
ふたりの関係を嗅ぎつけて頭にきたヒロインは夜の港を徘徊し、行きずりの米兵相手に純潔を投げ捨て、親元から巣立っていくのでした……って、おいおい。
不可解な斜め上思考のヒロインといい、秋波を送られるとすぐに飛びつく下半身男といい、なんなんだこれ?(でも熱心に観てしまいました)