醤油庫日誌

やかんの映画ドラマ感想文。

ウインドリバー

2020年03月07日 | 【あ行】タイトル
2017年 アメリカ
マイナス30℃で走ると肺が凍って血を吐いて窒息死するなんて……!
裸足で雪の中、というのも想像しただけで皮膚が痛い。
オカルト映画かな、ぐらいのつもりで見たんだが……これはつらいわ。
高校生のとき、チャールズ・ブロンソンの「ロサンゼルス」を深夜テレビでうっかり見てしまい恐怖に凍り付いた、トラウマになった。
逃げ場のない絶望と、発狂しそうな恐怖……男にわかるか?
そんな嫌な映画を最後まで見たのは、チンピラどもをブロンソンにぶち殺してほしかったからだ。
映画だもの、ブロンソンがきっちりと報復してくれた。
今回もレイプ犯はきっちり報復されて死んだ。
それでよし。
1ミリも可哀想とは思わん。
インディアン居住地の問題については、現在もそうなのかと暗澹たる思いがする。
インディアンをネイティブアメリカンと言い換えるようになって久しい。
なのに生活向上の手立ては、職業軍人になるぐらいしかない。
若い男は酒に溺れた前科者と流れ者労働者しかいない環境で、女の子の失踪多数って……。