1965年、大映。
美しき按摩さんを若尾文子。
石段を踏み外しかけた若尾さんをとっさに助けた青年実業家の宇津井さん。
落した白い杖を拾い上げ、さっと躊躇なく手を引いてあげるあたり、すっかり宇津井テイストです。
宇津井さんの爽やかなフェミニストぶりに美人按摩はすっかり一目ぼれしてしまうのでした。
宇津井さんたら、照れくさそうに微笑みながら
「こんな美人と馴染になったら惚れてしまうかもしれないよ?」
馴染になったらなったで、真顔で誠実さを顔面にみなぎらせて
「……一緒に暮らそう!」
もう聞いててこっちが照れてしまう。
宇津井キャップの口説きシーン、じつは大好物でござる。
いつでもどこでも真っ向勝負、小細工なしのストレート勝負。
キザっぽさとか女々しさの片鱗もない、ひたすら誠実さと男らしさ(でも男臭くはない)と若干の照れを前面に出したプロポーズ。
どんな役でもシチュエーションでも不変の熱い宇津井節、これがいいんでござる。
ちょっと恥ずかしくて画面の前でジタバタしてしまいますが、宇津井さんのメロドラマって最高!
美しき按摩さんを若尾文子。
石段を踏み外しかけた若尾さんをとっさに助けた青年実業家の宇津井さん。
落した白い杖を拾い上げ、さっと躊躇なく手を引いてあげるあたり、すっかり宇津井テイストです。
宇津井さんの爽やかなフェミニストぶりに美人按摩はすっかり一目ぼれしてしまうのでした。
宇津井さんたら、照れくさそうに微笑みながら
「こんな美人と馴染になったら惚れてしまうかもしれないよ?」
馴染になったらなったで、真顔で誠実さを顔面にみなぎらせて
「……一緒に暮らそう!」
もう聞いててこっちが照れてしまう。
宇津井キャップの口説きシーン、じつは大好物でござる。
いつでもどこでも真っ向勝負、小細工なしのストレート勝負。
キザっぽさとか女々しさの片鱗もない、ひたすら誠実さと男らしさ(でも男臭くはない)と若干の照れを前面に出したプロポーズ。
どんな役でもシチュエーションでも不変の熱い宇津井節、これがいいんでござる。
ちょっと恥ずかしくて画面の前でジタバタしてしまいますが、宇津井さんのメロドラマって最高!