醤油庫日誌

やかんの映画ドラマ感想文。

トータル・リコール

2020年06月05日 | 【た行】タイトル
2012年 アメリカ
走って回転レシーブして飛び蹴りして銃乱射して飛び降りてジャンプしてぶらさがってよじ登って爆発物ドカンな映画。
考える必要なしなのか、考える暇がないのか。
ずっと「ちょっと待って、待って、今のどっちだっけ?」状態だった。
奥さん?レジスタンスの彼女?どっち?
どっちもスレンダーで黒髪で同系統のきつい顔立ちの美人で区別がつかん。
途中で同僚が出てきたけど、彼らも連邦側の工作員だったんだな?
でも、黒人の彼しかわからなかった。
大統領とレジスタンスのボスまで似た感じの白人男性だからややこしい。
別の記憶を埋め込まれた凄腕の諜報員……なんかそういう話よくあるよな。
いかにもな未来都市と未来スラム、埋め込みチップの携帯電話か……。
フォールと呼ぶ地球のマントルをぶち抜いた巨大エレベーター、17分でイギリス・オーストリアの移動ができるそうな……なんかすごいなw
子どもの頃よく見ていた「地球の図鑑」にはドロドロのオレンジに塗られたマントルが描いてあって、灼熱の溶岩があるイメージだったんだが。
往って帰って単線のピストン運用のフォール、オーストリアの労働人口全部をこの単線で運んでるそうだが、いったい何両編成なんだろ?
大統領のコロニー侵攻を阻止して労働者たちに独立の希望が……で活劇は幕を下ろすんだが、え?そうなの?な気分。
……雨の降る小汚い高層都市の住人はなんで避難のときも傘をさしているんだろう?
ハリソン・フォードが割り箸割ってうどんをすする「ブラック・レイン」ほどのカルチャーショックはなかった。