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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

弓始め

2023-01-03 17:19:34 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年1月3日(火)

弓始め : 的 始、射 初


新年に初めて弓を射ることをいう。

各地の弓道場で行われるが、期日は道場によりまちまちである。
もとは、朝廷の正月の行事であったが、鎌倉幕府がこれを取り
入れたのが始まりとされる。
熱田神宮初戎(えびす)、弓始め

陰暦の10月5日に天皇が弓道殿に臨御して、公卿以下殿上人
の賭弓(のりゆみ)を観覧する儀式で「弓場始」という。

亦、武家で年初(正月中旬)または弓場の新造などの時に、初
めて矢を射る儀式で、「的始」、「引矢始」という。

江戸時代には将軍の上覧もあって盛大となり、期日も正月7日
から11日に改められた。
現在では正月の神事としている神社も多く在る。
女性弓道者、

甲南女子大弓道部、


若い女性の弓道者も多く参加するようになり、より華やかな
正月の行事の彩りを成している。

愛知商業高校弓道部

名古屋市の徳川園では、新春恒例の「射初め式」が行われ、
愛知商業高校弓道部の生徒11名が参加した。会場は園内に
在る「菖蒲田」に設けられ、畳を立てかけて的を張り付けた
もので、距離は10m。(本来、競技の的は30mある。)

部員は一人矢を2本ずつ引き、矢が的に的中すると「よしっ」
と掛け声が上がり、会場につめかけた人達から拍手が起きた。

部員の一人は、「寒さで手が震え狙い辛かったが、的に当て
ることが出来て良かった。今年は良い年になりそう、」と、
語っていた。(中日新聞より引用した


今日の1句

弓始め苑の静寂も貫きて   ヤギ爺