遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

初えびす

2023-01-05 11:16:38 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年1月5日(木)

初 戎 : 五日戎

初戎は新年となって最初の戎祭りである。
九日を宵戎、十日を本戎、十一日を残り戎という。
恵比須神は福の神、商売繁盛の神様として信仰を集め、
大阪の今宮戎神社、京都の恵美寿神社、兵庫県西宮市の
西えびす神社等、関西の十日戎が殊に有名である。

沿道の露店には小笹に縁起物を吊るした福笹(戎笹)を
「吉兆、吉兆」の声で売られる。


熱田、上知我麻神社、

名古屋市の熱田神宮内に在る、上知我麻神社の大国主社、
事代主社では「初戎」(五日戎)」が執り行われた。
中日新聞より、

午前零時に授与所で開始の声が掛かると、冷え込みの中
待ち侘びた参拝客が殺到して、もみくちゃになりながら
「こっち、こっち」「くださーい」と声を張り上げて、
代金の紙幣を握った手を翳す姿が彼方此方に見られた。

境内には、真夜中にも拘わらず大勢の参拝者が訪れて、
「えびすの一番札」や「福熊手」を我先に求め、札所に
殺到した。
御札、

福熊手、

毎年1月5日に行われる事から「五日戎」と呼ばれる。
お札は、商売の方は「あきないえびす」、お勤めの方は
「はたらきえびす」、漁業の方は「とりえびす」。
新しく、生涯現役を目指す方のため「ちからえびす」
のお札が授与されるようになった。

私の実家は茶商をしていたが、後を継いだ長兄が亡く
り店を閉じた。商いをしている頃は、毎年1月5日は
真夜中に起きて、初戎に出掛けていた、、、、。


今日の1句

初戎押すな押すなと笑ひ声   ヤギ爺