遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

囀り

2021-03-15 16:34:02 | 日記

令和3年3月15日(月)

囀り : 百千鳥

繁殖期の鳥の雄の縄張り宣言と、雌への求愛を兼ねた

鳴き声を指し、地鳴きとは区別して用いる。

一般にメロデイアスで美しい複雑な声を発する。

ムクドリ

ホトトギス

秋にも同様に囀る鳥もあるが、春を告げる鶯を先駆け

として様々な鳥が歌い始める。

更に、五月頃には南方から渡来する夏鳥たちも在り、

高原や山地は囀りの天国となる。

あらためて言うまでもなく、人間の音楽と鳥の囀りには

密接な関係があり、季節の到来や変化を知らせる代表的な

季語として、例句も多い。

囀りを全体として捉える場合と、個々の鳥の鳴き声の特徴

を捉えて詠む場合がある。

また、啄木鳥(キツツキ、秋)が木を叩く修正(ドラミング)

を囀りの代りと解されるが、啄木鳥も時に「ヒョー、、、」

と鳴いている。

 

ご近所の庭先の梅や桃の木にメジロがやって来る様になった。

「チイ、、、チイ、、チル、チル、チル、、、、、」

名古屋港の埠頭公園の林に行くと、鵯(ヒヨドリ)や他の鳥

達も集まる様になった。

ヒヨドリの「ヒヨ、ピーヨ、、、、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、、」

と枝から枝へ飛び廻っている。

公園の日溜まりには、雀たちが集まって、、、芝をつついて

「チュン、チュン、、、、、、チ、チ、チ、チ、、、、」

すっかりコロナを忘れ、春の陽気を堪能して、、、、、、

 

今日の1句

囀りの日に疎ましく心地佳く   ヤギ爺