Music Mania

No Music No Life

iPhoneで動画編集

2020年08月30日 | 音楽
動画編集は全てiPhoneでやってる。
前に使ってたWindowsはハードディスクが壊れて使えなくなったので、今はMac note Airを使ってる。
けど、いろいろあってiPhoneと同期が出来ないのが現状である。
ちなみにiPhoneは今年の春に発売されたiPhone SE2だ。

動画編集で使うメインのアプリはiMovieである。
けっこう可能性があっていろいろ試行中だけど、とりあえず今出来ているのをご紹介します。

・動画の音声差し替え

一昨年の大阪マザーポップコーンでのライブ映像に、音声をライン音源に差し替えたもの。
やり方は、iMovieの「ムービーを作成」からライブ動画を選び、音声のボリュームをゼロにする。
「➕」からオーディオを選び、予めマイミュージックに入れてあったライン音源を選択する。
映像と音声のズレを修正して完了。

76th Star (STEFANIE 2018レベッカ祭り)


もう一つ。
Youtubeに保存してあった3年前の四日市ライブの映像に、同じライブを録画した別動画の音声を差し替えたもの。
元々僕が撮った動画は、映像は悪くないものの、音声が歪んでしまって聞き苦しい状態だった。
また、キーボードのナコちゃんが撮った動画は、音声はいいものの、映像のアングルが悪かった。
なので、両方の動画からいいとこ取りをしたのである。
まずはYoutubeの動画をダウンロードする。
やり方はいろいろあるけど、僕はofflibertyでやってる。
二つの動画をダウンロードすると、iCloudに保存される。
iMovieからムービー作成で映像となる方を選び、音声のボリュームをゼロにする。
続いて、「➕」から音声となる方の動画を選び、その他からオーディオのみを選ぶ。
あとは映像と音声のズレを修正して完了。

STEFANIE Olive〜When a Woman Loves a Man (四日市EAST 2017年11月26日)


・マルチアングル映像作成

複数のカメラによるマルチアングル映像もiMovieで作成することが出来る。
過去のライブ映像から、複数の人が撮った動画を探したところ、2年前の四日市のものがあった。
・自分が撮った固定映像(Youtube)
・K氏が撮った固定映像(Facebook)
・T氏が撮った手持ち映像(Youtube)
・F氏が撮った手持ち映像(Facebook)
この中から、F氏が撮った手持ち映像は、画質が悪いので使わないことにする。
そして、Youtube動画はofflibertyでダウンロードする。
Facebook動画のダウンロードは、これまたいろいろな方法があるのだが、僕はClipboxというアプリを使った。
これで準備は完了。
まずは音源となる映像(今回は僕が撮った動画)を選ぶ。
続いて、別動画を一つ選びその他からカットアウェイを選択する。
二つの動画のタイミングを合わせる。
これで二つの動画が上下に並んだ状態になる。
基準となるほうに対して、カットアウェイで選んだ動画の方を、不必要な部分のみ削除していく。
この辺はセンスが問われるところだ。
曲の最後まで出来たら、これを一旦iPhoneのカメラロールに保存する。
iMovieでは、2カメしかマルチ編集出来ないのだ。
続いて、保存した2カメ映像を基準に、もう一つの動画をカットアウェイで重ねる。
同じように不要な部分を削除して完成だ。
僕は今このやり方しか知らないのだけど、もっといい方法があれば試してみたい。

スウィートエモーション 四日市66


STEFANIE活動停止してます

2020年08月30日 | STEFANIE
レベッカバンドSTEFANIEは昨年2019年2月より活動停止中である。
解散はしてないので、また再始動する可能性はあります。
実際には、2018年5月12日の関西レベッカ祭りでのライブが、メンバー全員が揃った最後の日で、それからしばらく休止状態だったのだけど、昨年の2月で停止となったのだ。
この2018年5月12日から2019年2月までの間にいろいろなことがあったので、覚えてるうちに記録しておこうと思う。

2018年5月12日レベッカ祭り終了後、ドラムのセトさんが諸事情により脱退、それとボーカルのナオちゃんが以前からレベッカ祭り以降バンドを休止したいという要望により、バンド活動休止に入る。

次のドラマーを探すため、G-SPCの前川さんに相談したところ、一緒に探してくれることになる。
同時にG-SPCにヘルプ参加することになる。

同じ頃、ナオちゃんとはアコースティックユニットを結成し練習を開始する。
最初はレベッカの他、パーソンズ、バービーボーイズ、BOOWYなどロック系をやってたけど、歌唱方法を変えるため、中島みゆきやスピッツなどをやるようになる。
こちらは秋くらいにライブデビューすることを目標にする。

8月、アコースティックユニットの練習は順調だったものの、秋にG-SPCのライブが3本入ったため、秋のライブデビューは、計画を白紙に戻す。

9月、十六夜丸さんより2019年3月大阪のライブをSTEFANIEでの参加で要望される。
しかし活動休止中で、先が見えない状況のため別バンドでの参加を伝える。
この別バンドだけど、当初はSTEFANIEのベース畠山さんとキーボードのナコちゃんと新規で結成するつもりだった。
しかし、その半年ほど前フォリナーセッションのメンバーで新バンド結成の話が出てたのを思い出し、急遽そっちのバンド(Dirty White Boys)でライブ出演することにした。
畠山さんとナコちゃんは別の新規バンド(Maton Beats)でそのイベントに参加することになる。

10月27日、津市でライブをしたとき。対バンで出演していた甲斐バンドコピバンのKai☆Sixから誘われたので参加することにする。

11月4日、鈴鹿での音楽祭のあと、自分のリーダーバンドがやりたいため、JANEのボーカルなっちゃんに新バンド結成の話を持ちかける。
この時点ではまだSTEFANIEの再始動は未定だったものの、おそらくそれはないだろうと考えていた。
次の日には、ロドリゲス兄弟アンドシックスナインのキーボード、ユキちゃんの参加も決まった。

2019年1月、ナオちゃんとのアコースティックユニットの練習は続いていたものの、バンド活動が忙しくなることが予想されたので、休止とする。

2月、ナオちゃんよりSTEFANIEでの活動は当分やめにしたいとのことで、活動停止とした。
次期STEFANIEのドラム候補だった田中さんには、なっちゃんとの新バンドに参加してもらうことになる。
ベースにはなっちゃんの紹介でぽんちゃんが決まり、花魁ロッカーのメンバーが揃った。

ここまでが2019年2月までの経緯である。
STEFANIE再始動の可能性については、まず僕自身があまり乗り気ではない。
今の花魁ロッカーが上手くいってるのが一番の理由だ。
もし、花魁ロッカーがなんらかの理由で活動休止、停止、あるいは解散となった場合は、また考え直すかもしれない。

ディスカバー・ビートルズ その11

2020年08月29日 | ビートルズ


8月23日放送のディスカバー・ビートルズは、アルバム「ヘルプ!」からB面だった。
B面2曲目の「イッツ・オンリー・ラブ」は以前からジョン自身が嫌いと言ってる曲だけど、ここに収録されてるということは、他のメンバーはきっといい曲だと感じてるのだろう。
僕もわりと好きな曲である。
でもライブでは一度も演奏されてないと思われる。
こちらの面で目玉となるのが、歴史的な名曲「イエスタデイ」だ。
有名すぎて、あえて今更これを聴こうと思わないくらい当たり前の曲だけど、ここは初心に戻って、初めてこの曲を聴いたときの気持ちで聴いてみる。
このメロディラインとこのときのポールの声がすごく合っている。
他の誰が歌ってもこの雰囲気は出せない。
歌唱力だって、これ以上上手く歌ってもダメだし、下手でもダメ。
そういう微妙なバランスが奇跡的にうまくいってるように思う。
演奏も実にシンプルで、ムダが一切ない。
これはビートルズの、というよりポールとジョージ・マーチンの作品といっていいものだけど、こういうのもビートルズである。
これ以降、ビートルズのレコーディングはこの手のパターンが増えていくことになる。

今回の特集はビートルズのシャウトについて。
ここでいうシャウトは、初期のロックンロール調の曲でよく聴かれる、間奏に入る前の『ワーオ!」とか「アウッ!」とかいうもの。
これだけに注目して聴くという、これまたマニア向けな企画で、マニアしか喜ばないような特集だ。
この「ワーオ!」とか「アウッ!」はビートルズ起源ではなく、おそらくリトル・リチャードあたりの影響だろう。
70年代以降のロックではあまり聴かれなくなったが、80年代に入ってフィフティーズ再評価みたいな流れになると、ネオロカビリー系では再びこの手のシャウトが効果的に入れられていたと思う。

杉真理氏について

ディスカバービートルズのDJは杉真理(すぎまさみち)という人とトライセラトップスの和田唱がやってる。
トライセラトップスは知ってるけど、杉真理という人は知らなかった。
なんといっても、最初番組HPで名前を見たとき「すぎ まり」という女性かと思ったくらいだ。
調べてみると、70年代後半くらいに杉真理&レッド・ストライプスでデビュー。
メンバーには竹内まりあもいたらしい。
その後、ソロでシンガーソングライターとして活躍しながら、バンドやユニットもいろいろやっていて、現在も現役ミュージシャンとのこと。
まずは聴いてみなくちゃ始まらないので、1983年のソロアルバム「スターゲイザー」を聴いてみた。
80年代前半らしいシティポップで、どの曲も親しみやすいメロディと、杉真理の爽やかなボーカルが夏を感じさせる。
想像していた以上にビートルズ(とビーチボーイズ)の影響が強く感じられるけど、古くささはなく上手くシティポップという形に消化されてる。

MASAMICHI SUGI - STARGAZER(1983) 【FULL ALBUM】

ウォーターメロン・シュガー

2020年08月22日 | 音楽
8月15日付のアメリカンヒットチャートは、少し前からランクインしていたハリー・スタイルズの「ウォーターメロン・シュガー」が一位になっている。
ダベイビーのロックスターは2位と、相変わらず好調である。
今回、ビリー・アイリッシュの「フューチャー」が7位にランクインしたのはいいけど、テイラーが9位に落ちたのは残念。

Harry Styles - Watermelon Sugar (Official Video)


さて、みのミュージックが「2020年上半期マジで良かった新譜紹介!」という動画を投稿している。
ここで一番最初に紹介されているテームインパラの「ザ・スロー・ラッシュ」というアルバムなんだけど、ちょっと気になったのでDLしてじっくり聴いてみた。
気になったのは、未来のロックを提示しているという点。
その答えが、「すごくポップ」ということで、たしかになるほどとは思った。
サブスクの時代、スルメ的なものより一聴して良いと感じる曲の方が支持されるというのはわかる。
ただ、サウンドメイキングとしては新しさを感じない。
いや、新しいんだけど、ちょっと違うというか。
例えば、1985年のバック・トゥ・ザ・フューチャーが示した2015年の世界と現実の2015年の世界はぜんぜん違ったみたいな。
テームインパラのロックって、1985年の人が想像した2020年のロックってこんな感じなんだろうなー、みたいな違和感を感じる。

Tame Impala - Is It True (Official Video)


音楽ジャーナリストの沢田太陽氏が選ぶ2020年のアルバムでは、フィービー・ブレジャーズの「パニッシャー」がとても評価されている。
少し前にフィービーの「京都」という曲を聴いたけれど、悪くはないもののとくに良いとも思えないし、なによりPVのセンスが悪くて、なんか好きになれない。
ついでに、フィービーのお気に入りなのかしれないけど、このガイコツみたいな服ってどうなの?
それでもアルバムを通しで聴くと、これがなかなかよろしい。
最近では珍しいステキなロックだと思う。

Phoebe Bridgers - Kyoto (Official Video)



Phoebe Bridgers - I See You (Lyric Video)

ディスカバー・ビートルズ その10

2020年08月22日 | ビートルズ


8月16日放送のディスカバー・ビートルズは、5枚目のアルバム「ヘルプ!」からA面の曲だった。
映画のサントラの役割もあるこのアルバムの邦題は「4人はアイドル」。
当時のビートルズ人気はどうしてもアイドル的で、4人の人間というか、若い男性としての人気が先行していたと思う。
音楽的に語られるようになるのは後世になってからで、当時の若者はそんなこと考えてなかったと思われる。
その辺のギャップが後のコンサート活動中止にもつながっていく。
ビートルズの歴史区分をどこで区切るかについてはいろいろ意見もあるだろうが、とりあえずこの「ヘルプ」アルバムは初期の集大成のように考えられる。
個人的には初期の集大成は次作の「ラバーソウル」だと思ってるけど。
さて、今回のテーマである「ヘルプ!」のA面のなかでは、ジョージ作の「アイ・ニード・ユー」が好きだ(今の気分では)。
この曲ではギターのバイオリン奏法が使われてるけど、これはボリュームペダルではなく、ギター本体のボリュームをジョージ以外の人が操作して録音したらしい。
なんかそういうのってジョージらしい。

今回のビートルズ的なアーティストはエミット・ローズ。
世界初の一人ビートルズと言われ、全て自分で演奏して多重録音してアルバムを作ったらしい。
この作品が非常にビートルズ的というか、ビートルズイズムというか、ビートルズファンのツボを押さえた曲とアレンジで、ビートルズ解散後の空白を埋める存在だったと言われる。
面白いのは、元メンバーのソロアルバムより、ビートルズフォロワーの方がビートルズっぽいものが多いということ。
少し前に紹介されてたトッドラングレンなんかもそうだし、エミゥト・ローズもそうだ。


Emitt Rhodes - With My Face On The Floor


この前のディスカバービートルズ、好きなメンバーアンケートの一位はジョージだった。
常に人気ナンバーワンを競うジョンとポール、もはや順位など関係ないリンゴに対して、ちょっと控えめで弟分なジョージが一位ってのはいかにも日本人が選びそうな順位だ。
というわけで、今回はジョージのソロワークからお勧めアルバム3枚。

まず鉄板なのはこれ「オール・シングス・マスト・パス」。
これは間違いない。
ジョージを聴くなら絶対外せないマストアイテムである。
ほとんど曲はビートルズ時代に書かれたものだけど、控えめなジョージの曲はそんなに入れられない。
そうやって書き溜められた曲が一気に放出されたのがこのアルバムで、発売当時はLP3枚組という圧倒的ボリュームである。
それでいて、米英のアルバムチャート1位というとんでもないアルバムだ。
おそらく3枚組アルバムでは、これより売れた作品ってないんじゃないかな。
僕の感想としては、傑作揃いでジョージってこんなに才能あったのかと驚くんだけど、プロデュースがフィル・スペクターではなく、ジョージ・マーチンだったらもっと良かったと思う。

George Harrison - All Things Must Pass - Lyrics


オール・シングス・マスト・パスはいいんだけど、本来のジョージってもっと地味で後からジワジワくるような作品の方が彼らしい、と考えてる人はけっこう多いと思う。
そんな、控えめなジョージが好きな人にお勧めなのは、『ジョージ・ハリスン帝国」だ。
このアホみたいな邦題とは裏腹に、内容は地味でジワジワくる作品が多い。
ある意味ジョージらしさに溢れている。

The Answer's At The End (2014 Mix)


もう一つは、ビートルズのジョージを期待すると肩透かしを喰らうけど、作品としての完成度の高さから、「クラウド・ナイン」をお勧めしたい。
一曲目から、まるでエリック・クラプトンみたいなブルースロック調で、全体的にはダークなロックアルバムだけど、歌メロはやっぱりジョージだなって感じる。
ここからは「セット・オン・ユー」が全米ナンバーワンヒットを飛ばしている。
ちょうどバブル期の日本でも、ボーリング場やビリヤード場でこの曲がよく流れていた。
僕としては、ジョージの曲が普通に若者の間で大ヒットして聴かれてるという現実が嬉しかった。

George Harrison - Got My Mind Set On You (Version I)