Music Mania

No Music No Life

クイーン+アダム 来日しました

2020年01月26日 | 音楽
先週、韓国でクイーン+アダムのライブがあり、はやくもその様子がyoutubeに上がっている。
もちろんしっかり見させてもらっているんだけど、想像以上に素晴らしいステージだ。
韓国のファンも大いに盛り上がっていて、来日公演がすごく楽しみになってくる。

そしていよいよ昨日から日本ツアーがスタートした。
驚くことに、昨日のライブの動画が早くもyoutubeに上がっている。
基本的には韓国公演と同じ内容だけど、一部セトリが変わってるようだ。
こういうのを見ると30日のナゴヤドーム公演がすごく楽しみになるし、今からワクワクが止まらない。
動画を撮ってる人には、本当にお疲れ様と言いたい。
とてもありがたいことです。

クイーンのブライアンとロジャーに、アダム・ランバートという組み合わせでのライブはこれが初めてではない。
僕としてはこのメンツで新曲を作ってほしいと思っている。
出来ればオール新曲のアルバムを出して、全部とは言わないけど、5曲くらいは新曲をライブでやってほしい。
もちろん、盛り上がるのはみんながよく知ってる過去の曲だろうけど、たとえ受けが悪くても新曲をやる心意気というか、現役感というか、単なる懐メロバンドじゃないんだぞというのを見せてほしい。

ところで、今回の来日を記念して、音楽雑誌などでもクイーン特集が組まれている。
とても興味深いし、以前の僕ならそれらの雑誌を貪るように読んだと思うけれど、今は一つも買ってない。
いわゆる評論家とか専門家から見たクイーン論というものに、さほど興味がない。
これはクイーンに限らずの話で、評論家目線のレビューに違和感を感じるようになったことがあげられる。
今はyoutubeやSNSやネット掲示板にて、リアルタイムの情報が容易く手に入るので、評論家がどう感じたかよりも、自分がどう感じたかの方が大事なのだ。
偉そうなことは言えないけれど。


[직캠][4K 60P] Queen (퀸) - Dragon Attack, I Want To Break Free [200119 In Seoul Concert]

麒麟がくる

2020年01月25日 | 日常
今年のNHK大河ドラマは明智光秀ということで、一年ぶりに見ることにした。
とりあえず第1話が先週放送されたけれど、予想以上に面白くなりそうな予感だ。

明智光秀といえば織田信長を軸としたドラマには必ず登場する名脇役であり、後に天下人となる秀吉や家康と並ぶ存在感を持つ人物である。
青年期は多くの謎に包まれていて、しかも彼自身の最大の事件である本能寺の変も、決起に至った理由がイマイチよくわからない。
今回のドラマはそこをどう描くのかが楽しみである。

もうだいぶ前になるけれど、僕が明智光秀を見直すようになったのは、司馬遼太郎の「国盗り物語」を読んだのがきっかけだ。
前半は斎藤道三が主役で後半が織田信長と光秀が中心となる歴史小説である。
ここで司馬遼太郎は斎藤道三の口を借りて「天下を狙うだけの才能があるのは、織田信長と明智光秀」と書いている。
膨大な資料を読み漁って研究を重ねた結果、光秀にはそれだけの器があると睨んだのだ。

たしかに武功も多いし、政治力もある。
それだけに、どうして本能寺の変のような事変を起こし、その後あっさりと秀吉軍に敗北してるのか大変興味深い。

今年の大河ドラマは、久しぶりの大河ドラマらしい大河ドラマになりそうだ。
舞台は戦国、主役は知名度もあり、誰もが知ってる有名武将もたくさん出てくる。
これを期に低迷してると言われる視聴率も戻るのではないだろうか。

ネジ巻き鳥

2020年01月24日 | 読書
村上春樹作品を読もうと思い、どうせなら長編小説は全部読もうと考えた。
それで一昨年くらいから、1作目の「風の歌を聴け」から順に、すでに読了してあるものは除いて読み進めていった。
今読んでるのは「ネジ巻き鳥クロニクル」の1巻で、これを読み終われば氏の長編小説は全て読んだことになる。

この「ネジ巻き鳥クロニクル」だけど、数年前に読み始めて1巻の半分くらいで挫折したことがある。
物語に入り込むことが出来ず、また、他の本も同時に読んでいたため、そのうちどうでもよくなってきて、読むのをやめたのだった。

僕は時々、読み始めた本を途中で放棄することがある。
あまり面白いと思わなかったり、あるいは文章が自分に合わなかったりすると、無理してそれを読むのは時間の無駄だと思うのだ。
面白いと思う本を読むのは有意義な時間だけど、面白くないものは読まなくていい。
たとえそれが、ベストセラーであれ、ものすごくいい事が書かれてると評判の本であれ、自分に合わないものは合わない。

ただし、時間をおいてもう一度読み直すと、不思議と面白いと感じて読み進めることもある。
今読んでる「ネジ巻き鳥クロニクル」もそうだ。
以前は面白いと思わなかったけど、今読むとなかなか面白い。
おそらく音楽もそうだけど、いくらいいものでも、自分自信に受け入れる体制が整っていないと良さがわからないもので、そのときのシチュエーションによって変わることもあると思う。

僕は基本的に読者は暇つぶしとか、テレビや映画と同じ娯楽の一種でしかなく、教養のためとか知識を得るためとか、語彙力を高めるためなどてはない。
もっと純粋に、なんの目的もなく、ただ読みたいから読む。
それが正しい読書だと思ってる。
一番嫌いなのは、読者をやたらと高等なものに持ち上げて、読書しない人はダメ人間みたいに蔑む人である。
貧乏人は本を読まないとか、読書する人としない人の埋められない差とか、読書しない人とは付き合わないとか、
そんな人間はこちらから願い下げだ。
僕の知ってる、この人って本当に読書家だなあと感じる人って、そこにはまるで損得感情はなく、あくまでも好きで読んでる人ばかりだ。
間違ってもブログやSNSに、読書の効能みたいなものを書いたりしない人だ。
効能があるかないかなんて、どうでもいいことだから。

さて、村上春樹の作品って、すごく好き嫌いが分かれるもので、僕は数年前まで嫌いだった。
僕にとって日本を代表する作家は司馬遼太郎であり、村上春樹はどうにも好かなかったのだけど、今では長編物を全て読んでしまう勢いだ。
人前では、そんなこと恥ずかしくて言わないけれどね。
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花魁ROCKER 四日市ケイオス(後編)

2020年01月18日 | 花魁ROCKER


圧倒的なパフォーマンスで四日市オーディエンスをトリコにするBRIMALさん。
そんなライブをステージ横から見学して、いよいよ僕らの出番である。
汗だくで楽屋にて戻ってくるBRIMARさんに代わって、ステージで準備をすすめる。
スタンバイが完了したら一旦ステージ横に戻り、SE「華の乱」が流れるのを待つ。
みんな笑顔でワクワクしてる。

SEと共にステージに立つとすぐにお迎えの歓声がありすごく嬉しい。
ステージ最前列はすでにお客さんで埋まっていて演奏スタートと共に盛り上がる。
普段は椅子テーブルのあるバータイプのところが多いので、このステージかぶりつきでの声援には慣れていない。
盛り上がてくれるのはすごく嬉しいし、今後もよろしくお願いしたいんだけど、僕自身の問題として集中出来ない。
おかげでミス連発。
さらに対バンさんの激しいパフォーマンスに影響されて、いつも以上に動きを大きくしたら、うまくリズムに乗れない。




総合的にみたら、この日のライブはとても良かった。
ハード系に強いハコだけに、音圧がすごく、迫力ある音響も良かったし、それを演出するスポットライトなどの照明も良かった。
お客さんのノリは最高だし、お店からも褒めていただけた。
ただし、個人的には反省点がすごく多いライブだった。

今回のライブを最後にベーシストが変わります。
華やかでカッコいいぽんちゃんが抜けるのは残念だけど、次のベーシストはすでに決まってます。
今度は男性で、以前僕やなっちゃんとライブをしたことがある人です。
お披露目は3月29日鈴鹿EGG WHITEです。


花魁ROCKER. ライブダイジェスト(四日市 Club Chaos)
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花魁ROCKER 四日市ケイオス(前編)

2020年01月18日 | 花魁ROCKER
1月12日は花魁ROCKERのライブだった。
場所は近鉄四日市駅前のケイオス。
今回でベースのぽんちゃんが寿脱退となった。

昨年の6月以来、約半年ぶりのケイオスだ。
今回のライブも僕らがトリなので、サウンドチェックは1番目になる。
楽屋では対バンさんとご挨拶。
けっこう知ってる人がいて、久しぶりの再会に話がはずむ。
この日の対バンは、激しいロックのバンドが多そうで、とても楽しみだ。

(サウンドチェック中)


その後ライブハウスを出ると、四日市駅前は成人式帰りと思われる着物姿の若者で、あちこちで盛り上がってる。
若いっていいなあとオッサンみたいなことを思ってしまう。
オッサンだけど。

近くのイタリアンレストランに入って、ライブ前の腹ごしらえをする。
バンドによってはこの時点でアルコール補給するところもあるけれど、僕らは本番前は誰も飲まない。

開場の少し前にライブハウスに戻り、楽屋でくつろぐ。
楽屋の壁やトイレには、出演者用パスシールがあちこちに貼られてあり、花魁ROCKERシールも貼っておく。
友人知人のバンドもちらほら見かけるし、アースシェイカーやラフィンノーズなど大御所の名前もある。
少年時代よくカセットテープで聴いたり、バンドで演奏したアースシェイカーと同じ舞台に立ち、同じ楽屋にいるなんて、不思議なものだ。

(ケイオス楽屋にて 2019年6月)


この日の出演は全部で5組。
オープニングはなるせばさん。
20代と思われる若者3ピースバンドで、最初は弾き語りタイプかと思いきやリズム隊が入るとハードな展開になる。
若いだけあって、動きがめちゃくちゃ激しい!

次はりょういちこういちさん。
名前だけ見るとアコギデュオみたいなのに、実際は4人。
ここのメインボーカルさんはハードコアバンドpreemの人で、以前対バンしたことがある。
昔ながらのロックンローラーで、ステージ上でも構わずタバコを加えビールを飲む。

次はラフィンノーズのコピバン、The Noizさん。
激しいパンクバンドで、STEFANIEのときに対バンしたことがある。
ラフィンノーズはいいなあ、曲が親しみやすく、ライブ映えする曲が多い。
長くやってるバンドだけに、まとまりもよく、盛り上げ方もうまい。
途中、ベースのストラップがピンごと抜けるというトラブルもあるものの、堂々としたステージだった。

そして、この日のライブで最も凄いと思ったのが次に出てきたBRIMARさん。
プログレメタルみたいな激しく複雑な演奏、それでいて、じっくり腕を組んで鑑賞するのではなく、客席と一体になって盛り上がる。
セミプロ?インディーズ系?よくわからないけど、普通のアマチュアとはぜんぜんレベルが違う。
春にはニューアルバムをリリースしてツアーに出るというから、只者ではないのはまちがいない。

こんな凄いバンドの後が、僕らの出番だ。
(つづく)

BRIMAR. (2020-1-12 Club Chaos)