Music Mania

No Music No Life

閏ROCK SHOW延期のお知らせ

2020年02月29日 | 音楽
本日予定していたD.W.B.のライブは諸事情により延期となりました。

関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけすることになり申し訳ございません。
振替公演がいつになるかは、現時点では未定となっております。
決まり次第、こちらやSNSのほうでお知らせします。

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もしもホワイトアルバムが一枚組だったら

2020年02月22日 | ビートルズ
最近YouTube動画で、「みのミュージック」というのをよく見てる。
アフロ男が音楽について語ってる動画がズラリと並んでるんだけど、これがなかなか面白い。
まだ若いのにもうオッサンみたいに古い音楽に詳しいかと思えば、若者らしく最近の邦楽なんかもよく知っている。

みのミュージックはネタの宝庫で、どれをピックアップしようか迷ったけれど、今回はコレ。
もしビートルズのホワイトアルバムが1枚組だったら。

もしもホワイトアルバムが一枚組だったら


ビートルズをよく知ってる人なら、みのミュージックの選択する一枚組ホワイトアルバムは、なかなか面白いと感じるだろう。
では、僕もビートルマニアの端くれとして、この一枚組ホワイトアルバムを検証してみよう。

まず、みのミュージックも仰ってるが、ビートルズのアルバムはジョンとポールの曲が半々で、プラス、ジョージ2曲くらい、リンゴ1曲くらいというバランスを崩してはいけない。
そこで、ジョン6曲、ポール6曲、ジョージ2曲、リンゴ1曲、合計15曲とする。

まずはリンゴから。
ホワイトアルバムには2曲入っている。
・Don't Pass Me By
・Good Night

どっちを選ぶかとなると、ここはリンゴ初のオリジナル曲であるDon't Pass Me Byしかないでしょう。

次にジョージ、4曲収録されている。
・While My Guitar Gently Weeps
・Piggies
・Savoy Truffle
・Long long long

まず絶対外せないのは、While My Guitarだ。
もう一つはSavoy Truffleあたりが妥当だろう。

そしてポール。
13曲ある。

・Back In The U.S.S.R
・Ob-La-Di, Ob-La-Da
・Wild Honey Pie
・Martha My Dear
・Blackbird
・Rocky Raccoon
・Why Don't We Do It In The Road?
・I Will
・Birthday
・Mother Nature's Son
・Sexy Sadie
・Helter Skelter
・Honey Pie

まず絶対外せない曲といえば、Ob-La-Di, Ob-La-Daだ。
ポールらしい陽気なポップソングだ。
こういう曲を書かせたらポールは大一級の才能を発揮する。
あと、Back In The U.S.S.Rも外せないし、ヘビメタの原点ともいえるHelter Skelterも必須だろう。
そして、ささやかながら天才的な才能を感じさせるBlackbirdも入れておこう。
とりあえずこの4曲。

最後にジョン。
これはちょっと難しい。
このアルバムのジョン曲は、どれもマニア向けだからだ。
・Dear Prudence
・Glass Onion
・The Continuing Story Of Bungalow Bill
・Happiness is a Warm Gun
・I'm So Tired
・Julia
・Yer Blues
・Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey
・Revolution 1
・Cry Baby Cry
・Revolution 9

ここは逆に外す曲からいってみる。
まずRevolution 1。
これはすでにハードロック版があるので、こちらのアコースティック版は抜いてもいいと思う。
それと難解なRevolution 9、これ抜いても文句言う人少ないでしょ。
それとJuliaも抜こう。
なんとなくジョンのソロ、「ジョンの魂」とか「イマジン」とかに入ってそうな曲で、美しいんだけど、ポールのBlackbirdがあるので、こちらを抜きたい。
で、入れるのは、まずはYer Blues。
ジョンの大のお気に入り曲だ。
それと、ジョンといえばロックンロールということで、Everybody's Got Something To Hide〜も入れたい。
もう一つ選ぶとしたら、複雑な展開のHappiness is a Warm Gunを入れよう。

ここまでで決まった曲

・Don't Pass Me By
・While My Guitar Gently Weeps
・Savoy Truffle
・Ob-La-Di, Ob-La-Da
・Back In The U.S.S.R
・Helter Skelter
・Blackbird
・Yer Blues
・Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey
・Happiness is a Warm Gun

次に全体のバランスを考えながら曲順と不足曲を選ぼう。
では、ポール曲から外してもいいだろうと思える曲を選んでみる。
まずはWhy Don't We Do It In The Road?。
個人的には好きな曲だけど、これって3分くらいで出来た曲じゃない?
それとWild Honey Pie。
ビートルズってこういう曲がちょくちょくあるんだけど、ここはナシにする。
それとI Will。
すごく好きな曲だけど、これといった華がないのでパス。

残った曲はどれもいいんだけど、僕の一押しはMother Nature's Son。
そして、ちょっぴりハードだけど人気の高い
Birthdayを入れよう。

では、仕上げにジョンから。
やはりジョンはロックンロールということでGlass Onion。
よくわからない不気味なエンディングがわりと好きです。
そして、ジョンもポールもお気に入りの隠れた名曲I'm So Tiredを入れよう。
残る1曲、ここはワンコードとは思えぬメロディラインのDear Prudenceだな。

というわけで、もしもホワイトアルバムが一枚組だったら?
こんな感じでどうでしょう?

A面
1.Back In The U.S.S.R
2.Happiness is a Warm Gun
3.Ob-La-Di, Ob-La-Da
4.Glass Onion
5.Dear Prudence
6.Birthday
7.Savoy Truffle
8.Yer Blues

B面
1.While My Guitar Gently Weeps
2.Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey
3.Mother Nature's Son
4.I'm So Tired
5.Blackbird
6.Don't Pass Me By
7.Helter Skelter
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そこにある標識

2020年02月16日 | 音楽
カヴァーデイル・ペイジのジャケは、一本の太い道に別の道が合流することを示している道路標識みたいなデザインである。
おそらく、ペイジとカヴァーデイルが合流することを表してるんだろう。



表ジャケだけみると、なんだか大して面白みもないデザインに見えるけれど、歌詞カードをみると思わず「ん?」となった。
この標識がいろいろな場所に立てられていて、その場の調和を乱してるみたいにみえる。

あるときは牛がたくさんいる草原



あるときはエジプト



またあるときはサンゴ礁の海



そしてまたあるときは荒れる海原



裏ジャケにいたっては月面みたいだ



この、本来あってはいけないところに、静かな存在感をもってそこに鎮座しているというデザインは、ツェッペリンのプレゼンスのジャケを思い出す。

あるときは家族の団欒の中心に



あるときは学校の教室に



あるときはゴルフ場に



あるときはお花畑に



ウィキによると、プレゼンス発売時に世界中の要所に、この黒いオブジェが置かれる計画があったという。
しかし、間際になってマスコミにバレてしまい、その計画は破棄されたらしい。

カヴァーデイル・ペイジの不思議なジャケを見てると、そのとき果たせなかった、世界中の要所にオブジェを置く計画が実行されたのかなと思ってしまう。
もちろん、実際にはそこには行ってないんだろうけど。

ツェッペリンの血筋

2020年02月15日 | 音楽
今更だけどカヴァーデイル・ペイジを聴いている。
もっと早く聴くべきだったんだろうけど、長い間忘れてたのだった。
この奇跡のようなユニットは当時かなり話題になり、アルバムも大ヒットしたらしいけど、短期間で終了している。
その後、ほとんど話題にも登っていない気がする。

発売から20年以上経過して、ようやくカヴァーデイル・ペイジの唯一のアルバムを聴いている。
一曲目から、まるでツェッペリンの「俺の罪」みたいな曲で、まさにジミー・ペイジここにあり、と言った感じだ。
全体的にペイジ色が濃く、カヴァーデイルもなんとなくロバート・プラント風に歌ってる気がする。

ツェッペリン解散後のペイジの活動に、何か物足りないものを感じていた人は多いだろう。
期待されたポール・ロジャースとのザ・ファームも、期待に応えていたとは言い難い。
そこで当時ノリに乗っていたホワイトスネイクのデビッド・カヴァーデイルと組むというのは、否が応でも「今度こそ!」と思わせたに違いない。

通しで何度も聴いた感想からいうと、このコラボはしっかり期待に応えてると思う。
伝説のギタリストにファンが「こうあってほしい」とか「こういうのが聴きたい」という期待そのものだと思う。

世の中には、ツェッペリン風と言われる曲は多い。
カヴァーデイル本人も、ホワイトスネイクで「スティル・オブ・ザ・ナイト」というツェッペリン風ヘヴィロックをやってる。
でも、ここで聴けるツェッペリン風ヘヴィロックは、もっと本物というか、うわべだけではない、DNA的なツェッペリンを感じさせる。
そりゃあ、ツェッペリンの頭脳ともいうべき本人が作ってるんだから、当然といえば当然なんだけど。

となると、やっぱりリズム隊、とくにドラムの軽さが気になってしまう。
仕方ないんだけどね。
ボンゾの代わりがいるのならツェッペリンは解散してないわけだし。

このコラボが短命に終わったのは、とてももったいないことだ。
ロバート・プラントから声がかかり、ペイジ はあっさりそっちへ行ってしまうのだった。

Shake My Tree - Coverdale/Page

レッドスペシャルからのー

2020年02月09日 | 日常
ブライアン・メイがセイコーとコラボした腕時計は自動巻だという。
腕時計の好きな人はたいてい、ゼンマイ駆動の機械式時計が好きらしい。
あの小さな円形のボックス内にいくつもの歯車が複雑にからみあって時を刻む様は、メカニカルな魅力に富んでいる。

もうだいぶ前のことだけど、僕も一丁前に一つ立派な機械式時計を買おうとしてた。
僕が買おうとしてたのはオメガのスピードマスターというモノで、ロレックスよりは安いけれど男の所有欲を満たすに十分な時計だった。
これを買うためにコツコツとお金を貯めて、ついにXデイがやって来た。

そして

僕が買ったのはシチズンの電波時計だった。

なんでそういうことになったのかというと、微妙に時間の狂う機械式時計よりも、完璧な時を刻む電波時計の方が自分に向いていることに気がついたからだ。
1秒たりともズレのない電波時計に僕は満足した。
チタン製による軽さも良かったし、ソーラー発電によるメンテフリーさも良かった。
その後5年くらい毎日つけてたけど、旅行先で無くしてしまった。
それ以来腕時計はつけていない。

最初に買おうと思ってたオメガスピードマスターは、その後生産終了となり、中古市場が高騰した。
もしあの時オメガを買っていて、今それを売ったら、倍以上の価格で引き取ってもらえるようだ。