Music Mania

No Music No Life

U2無料DLの乱

2014年09月27日 | 音楽
アップル社がアイフォンの新型を発売するにあたり、キャンペーンとしてU2の新作アルバムをユーザー5億人に無料配布した。
太っ腹というか、思い切りがいいというか、話題性は十分だ。
U2側も、5億人もの人に新作を聴いてもらえ、料金はアップル側が負担してくれるので、非常においしい取り引きだったと思われる。

ところが、事態はそう簡単にはすすまない。
日本の若いユーザーは、U2を知らなかったのだ。
ある日突然、DLした覚えのない、洋楽のアルバムが入っていたら戸惑うのも仕方がない。
これは新手の詐欺か?と勘繰る人もいるだろう。
聴いたら最後、後から高額の請求がくるとか。
しかもやっかいなことに、削除しようとしても、消せない仕組みになっていた。

もちろんアップルのHPでは、事前にU2の新作を無料配布します、というアナウンスはあった。
しかし、いったい何パーセントの人がそれをチェックしているというのか?
ほとんどの人は、突然入ってきた知らない英語の曲に、不安と戸惑いが隠せず、やがてそれは怒りにかわった。

U2って誰だよ、おい!
なんか勝手に入ってるし、しかも消せねーし!

急遽アップル側は、不要な人は削除できるようにはした。
しかし時すでに遅し、アップルとU2にマイナスなイメージが残ってしまった。

音楽というのは、感覚の個人差が非常に激しいものだと思う。
ある人にとって最高でも、別の人からすれば最悪だったりする。

料理だったら、個人差はあっても、美味しいものはだいたい美味しい。
お金だったらもっと誰がもらってうれしい。
でも、これがアイアンメイデンだったら?SKE48だったら?セカオワだったら?

U2は世界市場で相当な大御所だし、ベテランでありながらも現役バリバリだし、この手のイベントへ楽曲提供するアーティストとして相応しいと思う。
だが、それを全員に強制配布というのは、あまりにもゴリ押しが過ぎる。

えっ?僕ですか?
もちろん、U2の新作、大変おいしゅういただきました。

アップルの発表会でのU2のパフォーマンス


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ピンク考察

2014年09月21日 | 日常
僕のパソコンは妻のお下がりなので、色はピンクだ。
なぜピンクなのか、たぶん女子だからだろう、と書いた。
そう、ピンクは女子の色なのだ。

ピンクは可愛らしい色として女性が好む色とされるが、それと同時に安っぽいイメージもある。
あまり高級とされるモノにピンク色は似合わない。
少し前、トヨタからピンク色のクラウンが発売されたが、ただただ下品にしか見えなかった。



また食べ物でも、ピンク色というのは、あまり美味しそうには見えないことが多い。
どちらかというと、チョコレートやケーキなど甘いスイーツ系のイメージだ。
カレーがピンク色だったら食欲がそそられない。



それでもピンク好きの女性は多い。
「可愛い」を色で表現すれば、ピンクほど相応しい色はないからだ。
クルマでも、ピンク色が似合うのは軽自動車やコンパクトカーなど小さいクルマであり、そこに可愛らしさがあるからだろう。

だから、あえてピンクを選ぶ人は、「カッコいい」とか「高級」とか「渋い」とかより、「可愛い」が優先されるんだと思う。

逆に男がモノを選ぶとき「可愛い」を優先する人は滅多にいない。
男は基本的に「カッコいい」ものが好きだからだ。
男性用とされるものにピンクはない。

もちろん、女性でも「可愛い」が最優先されない人はピンクを選ばない。
それも、ピンクを選ばない人は単に選ばないだけでなく、ピンクを毛嫌いする人が多いように思う。
おそらくピンクは可愛さアピール全開で、男に媚びる色に感じるからだろう。

ちなみにロックファンの女性はあまりピンクを選ばないような気がする。
音楽を色で表現すれば、ピンクは女性アイドルで、ロックはブラックじゃないだろうか。

(参考)
ピンク嫌いのきっかけはピンクに選ばれなかった私?
面白いピンク論を書いたブログです。
ジェーン・スー「ピンクと和解せよ」
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進化した軽自動車

2014年09月20日 | クルマ


早いもので、このクルマを買ってもう5年になる。
距離は10万キロを超えた。
僕は年間2万キロ以上走るので、こうなるのは予想していたことだが、それでも「もう10万キロか」と少し驚いている。

僕のような市井の会社員にとって、車検はひとつの脅威である。
最初は3年、以降2年ごとに10数万円ものお金が飛んでいくのはたまったもんじゃない。
しかもうちの場合、同じ年、同じ時期に2台の車検がある。
そう、3年前に買ったデミオも先月車検だったのだ。
今後2年ごとに2台の車検費用が必要となり、かなり痛い出費となる予想。
そろそろ車検精度の見直しが必要なのではないだろうか?
たとえば3年目以降も、3年ごとでいいと思うのだが。

さて、今回車検の間に借りた台車は軽自動車だった。
車種はマツダ・キャロル。
スズキ・アルトのマツダ版で、基本的に同じクルマだ。



僕が初めて軽自動車を運転したのは、年号がまだ昭和の頃だったが、当時の軽はクルマとしてまだまだ未完成なものだった。
オートマは2速、エンジンの馬力はない、騒音はウルサイ、ハンドリングはフラフラ、そして装備は最低限。
一般国道を制限速度で走るのが精いっぱいで、高速道路なんて怖くてムリだった。
僕が乗ったのは550ccエンジンだったが、もっと前は360ccで、かなり非力だったことが想像できる。
まさに「安かろう、悪かろう」を地でいくものだったが、そのかわり税金は優遇されるというものだった。

1994年、妻のクルマとしてミツビシのミニカという軽自動車を買った。
エンジンは660ccの4気筒16バルブで、4速AT、室内はフル装備というものだ。
一般国道はもちろん、高速道路でも法定速度で巡航できる性能があった。
同じモデルのターボエンジン車だと、スポーツカーのような加速だったといわれる。

今回借りたキャロルに話を戻そう。
キャロル、およびアルトは、軽自動車の中ではもっともベーシックなもので、人気のワゴンRやNボックスより値段もリーズナブルだ。
それでいて、室内はフル装備、エンジンパワーは必要にして充分、おまけにアイドリングストップ機能まである。
これは軽自動車の税制見直しが言われるのも無理はない。
僕としては、そこよりも、車検精度の見直しを実施してほしいのだが。
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嗚呼、お七と林檎

2014年09月13日 | 日常
昨年、僕はウインドウズ8が欲しいといい、買うつもりでいたのだが、いろいろ高額な出費が重なってそのままだった。
そうこうしているうちに、今年の4月でXPのサポートが打ち切りとなり、パソコンが使えなくなる。
これはいい加減買わなければいけないのだが、今年は昨年以上に高額な出費が重なるので、なかなか踏ん切りがつかなかったのだ。

というわけで、4月から3カ月くらいの間は、アイフォンのみで過ごした。
このブログの更新もアイフォンで行っていた。
しかし、アイフォンでブログを更新するのはすごく面倒で、何かと不便だったので、安物でいいからパソコンを買うことにする。

ちなみに家にはもう1台パソコンがあり、2012年モデルのソニーVAIOだ。
これは妻が使っているのだが、妻はどうしてもMACが欲しいという。
それなら、僕はVAIOでいいので、妻はMACを買えばいいじゃないか。

で買ったのは、MacBookAirという超薄型モデル。



こちらはソニーVAIO-VPCCB4AJ



使って1カ月。
当たり前だが、XPとは比較にならないくらい快適だ。
これを乗り物に例えると、「ママチャリで脂汗流しながら登る峠道(ときどき休憩あり)」から「クルマで登る峠道」くらいの差だ。
ユーチューブは途切れなく見られるし、ミクシィもフェイスブックも普通に開く。
色はピンク。
なぜあえてピンクを選ぶのか?
たぶん女子だからなのだろう。
男はオジサンになっても、一枚ベールをとると少年であるのと同じだ。

さて、今回もサポート終了まで使い続けるつもりである。

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みんなが知らない曲をカラオケで歌う

2014年09月07日 | 日常
フレッシャーズによる社会人男女500人にきいたアンケート調査があった。
「Q.友人などとカラオケに行って、イラッとした経験はありますか?」

・はい (31.8パーセント)
・いいえ (68.2パーセント)

約3割の人がイラっとした経験があるとのこと。
では、どういうことにイラっときてるのか?

・自分ばかり歌ってマイクを手放さない人
・みんなが知らない曲を歌う人
・ずっとスマホをいじってる人

なるほど、わからないでもない。
とくに自分ばかり歌う人や、ずっとスマホをいじってる人は感じ悪いだろう。

しかし、みんなが知らない曲を歌うのはNGなのだろうか?

これを少し調べてみると、けっこう知らない曲に対する反感が多いことがわかった。

・みんなが知ってる曲を歌うのは大人のマナー
・超マイナーな曲を歌う、みんなが知らない曲を歌うのはおすすめできません
・カラオケで絶対やってはいけないこと「知らない曲を歌う」
・みんなが知らない曲ではなく、大半の人が知っているであろう曲を歌うように心がけてください

ものすごく違和感がある。

いや、言いたいことはわかる。
会社の宴会の二次会でカラオケにいって、J-POPのヒット曲で盛り上がってるなか、いきなりビートルズなんかを歌ったらオッサン臭いし、場の空気を壊すだろう。
ビートルズならまだいい。
知ってる人もいるだろうし。
ここで、フォリナーとかシン・リジィとか歌ったら「はぁ?」と思われるに違いない。
あるいは、ストリート・スライダーズとか、ARBとか、ゼルダとか、ある年代の一部にしかわからないような邦楽も、場を白けさせるだろう。

しかし、ちょっと待て。

皆が知ってる曲を歌うのがマナーとか言い出したら、日本の音楽に未来はない。
マイナーなアーティストやマイナーな曲にも、素晴らしい曲はたくさんある。
カラオケで聴いて、「いい曲だね、これ誰のなんて曲?」と尋ねれば、そこからまだ知らぬ素晴らしい曲が待ってるかもしれない。

自分の知らない曲であっても、耳を傾ける。
気に入らない曲ならスルーすればいい。
実際、カラオケでイラっときたことがない人は7割。
とにかく、頭から拒絶して文句をいったり、マナーうんぬん言うのはどうかと思うのだった。

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