数年前、会社に派遣で来ていた人で死者、あるいは幽霊が見えるという人がいた。
そういう人がいるという噂は聞いたことがあったが、実際に「わたし、見えるんです」という人に会ったのは初めてだった。
自称「すごく霊感が強いんです」というその女性は、そのことを自慢するわけでも悲観するわけでもなく淡々と語ってくれたのだが、僕はあまり関心がなかったため内容をほとんど忘れてしまった。
なぜ今頃になってそのことを思い出したかというと、ある精神疾患について調べていて幻覚の症状を少し学んだからだ。
今思い出すと、少し心当たりがある。
たしか、その見える人は過去に精神的な病を患ったことがあると言っていた。
また、突然体調不良を訴えて一週間も会社を休むことがあり、過呼吸などの症状があったという。
見えないものが見える、存在しないものが見えるという点で最近よく耳にするのは「小さいおじさん」だ。
小さいおじさんとは、体長5センチから15センチくらいのおじさんで、突然部屋に現れるという。
「小さいおじさん」で検索してみると、かなり数のヒット数があり、目撃談も多い。
僕はこれらは幻覚の可能性が高いと思っている。
レビー小体型認知症という精神疾患だとも言われるが、僕もそういう気がする。
見えるという人に、あなたは精神病の疑いがあります、といえばほとんど人が違うというだろう。
昭和の頃、精神病患者は「キ○ガイ」といわれ、社会から隔離されていたイメージがあるが、今もそれを色濃く引きずっている。
代表的な精神病である統合失調症(前は精神分裂症といわれた)になる人は100人に1人だという。
これはもう、誰がなってもおかしくない発症率だ。
話を最初に戻すと、「わたし見えるんです」といってた人は、それを僕に打ち明けるのは勇気のいることだったかもしれない。
もしかすると、なんらかの救いを求めていたかもしれないのだ。
今後そういう人に出会ったら、もっと真剣に話を聞こうと思う。
そういう人がいるという噂は聞いたことがあったが、実際に「わたし、見えるんです」という人に会ったのは初めてだった。
自称「すごく霊感が強いんです」というその女性は、そのことを自慢するわけでも悲観するわけでもなく淡々と語ってくれたのだが、僕はあまり関心がなかったため内容をほとんど忘れてしまった。
なぜ今頃になってそのことを思い出したかというと、ある精神疾患について調べていて幻覚の症状を少し学んだからだ。
今思い出すと、少し心当たりがある。
たしか、その見える人は過去に精神的な病を患ったことがあると言っていた。
また、突然体調不良を訴えて一週間も会社を休むことがあり、過呼吸などの症状があったという。
見えないものが見える、存在しないものが見えるという点で最近よく耳にするのは「小さいおじさん」だ。
小さいおじさんとは、体長5センチから15センチくらいのおじさんで、突然部屋に現れるという。
「小さいおじさん」で検索してみると、かなり数のヒット数があり、目撃談も多い。
僕はこれらは幻覚の可能性が高いと思っている。
レビー小体型認知症という精神疾患だとも言われるが、僕もそういう気がする。
見えるという人に、あなたは精神病の疑いがあります、といえばほとんど人が違うというだろう。
昭和の頃、精神病患者は「キ○ガイ」といわれ、社会から隔離されていたイメージがあるが、今もそれを色濃く引きずっている。
代表的な精神病である統合失調症(前は精神分裂症といわれた)になる人は100人に1人だという。
これはもう、誰がなってもおかしくない発症率だ。
話を最初に戻すと、「わたし見えるんです」といってた人は、それを僕に打ち明けるのは勇気のいることだったかもしれない。
もしかすると、なんらかの救いを求めていたかもしれないのだ。
今後そういう人に出会ったら、もっと真剣に話を聞こうと思う。