Music Mania

No Music No Life

処理水

2023年08月26日 | 日常
福島の処理水海洋放出について、ツイッターでいろいろな人の意見を見てる。
すると、この人はきっと賛成だろうなという人は例外なく賛成していて、この人はきっと反対だろうという人は、やはり例外なく反対していた。
たぶん、この人が賛成してるならきっと問題ないに違いないと判断してたり、この人が反対してるのならきっと反対した方がいいんだろうと判断してる人が多いと思う。
そこには自分自身の考えなどないのだ。
その他、中国が反対してるから俺は賛成とか、自民党が推進してるから反対しとくとか、そういう人も多いと思われる。

僕個人としては、本当に安全かどうかはわからないけど、科学的に全く問題ないというのなら、たぶん問題ないのだろう、と思っている。
ただし、政府の説明が下手で説得力がないと感じる人は多いだろう。

この件により、中国は日本からの海産物の輸入を停止した。
それにより、漁業関係者は大打撃を受けるだろうし、それは中国の輸入業者も同じで、かなりピンチになると思われる。
こういう政治判断により迷惑するのは決まって一般人なのだ。

日本政府は売上の落ちた漁業関係者には補助金を出すと言っている。
どれくらいの金額なのかわからないが、おそらく十分とは言い難いものだろう。
そして、いずれやむなく補助金をもらってる人に対して、「あいつらは仕事もせず国から金をもらって贅沢三昧している」とかいうヤツが出てくるだろう。
コロナで大打撃を受けて補助金をもらってた飲食店の人たちみたいに。

素人意見なのは百も承知で言うと、中国の調査団を招いて、いかに処理水は何の問題もなく安全であるかを調べてもらって疑いを晴らしたらいいと思う。
中国はどんなに安全だとわかっていてもノーというに決まってる、というなら複数の国に来てもらい客観的に調査してもらってはどうだろう?
そして1日も早く、中国市場を復活させなければならないと思う。

STEFANIE 蔵出し動画第三弾

2023年08月18日 | STEFANIE
前回からだいぶ日が経ってしまったが、STEFANIEのライブ動画を再編集してアップし直す企画第三弾。
今回は2018年のライブ2本。

まずは4月22日鈴鹿EGGでのライブから。
この日のライブはSTEFANIE主催で、女性ボーカルバンドはがりを集めたショーだ。
すごく盛り上がってダブルアンコールもあり大盛況だったものの、歌も演奏もイマイチ冴えない。
これは諸事情によりライブ直前まで練習が出来なかったからである。
新しく仕込んだ曲もなく、無難なセットリストにしたつもりだが、どうもしっくりいっていないのが残念だ。

STEFANIE Live EGG (2018-04-22)


次は5月12日の関西レベッカ祭から。
STEFANIE最後にして最大の観客動員数となったライブだ。
前回と同じくリハ不足のまま当日をむかえた。
予想をはるかに超える数の来場者で時間が大幅に遅れてしまい、トリの僕らの出番頃には30分以上押していた。
仕方がないのでセトリを大幅に短縮せざるをえず、僕としてはものすごく心がモヤモヤしたまま終了となってしまった。
僕らのパフォーマンスの良さがぜんぜん発揮出来ていない。
動画はiPhoneで撮影した映像に音声のみレコーディング音源に差し替えたもの。

STEFANIE Live Mother Popcorn(2018-05-12)

DJの憂鬱

2023年08月17日 | 日常
韓国からきた女性DJさんがライブ中、客に胸を触られるなど痴漢被害にあったという。
痴漢した人が100パーセント悪い、以上。
と、なるはずが…。
どういうわけか、露出の高い服を着てるのが悪いだの、反日だの、もう日本に来るなだの、アホ共がわめいていてうんざりする。
ではここで、ライブ中の客とアーティストのふれあいについて、少し考えてみよう。

最初に断っておくが、僕はライブ中の痴漢行為は絶対アウトで、触った人物を特定して逮捕すべきだと思っている。
それを前提とした上で、グレーゾーンについて考えてみたい。
花魁ROCKERのライブは大変盛り上がるので、ステージのモニターに足をかけるなど、最前列のお客さんに最接近したときは、足をつかまれたり着物を引っ張られたりすることがある。
僕はそういうのも盛り上がってる証拠だと感じるし、演奏の邪魔にならずドをすぎなければぜんぜんOKだ。
だけど、実はこれはグレーゾーンであることも承知している。
基本的に、男女にかかわらず、胸、性器、お尻は絶対NG、完全にブラックゾーンである。
もちろん同性同士もNGで、おそらくそれが恋人であったり配偶者であってもライブ中はNGだと思う。
では、胸、性器、お尻以外ならいいのかというと、基本的にはNGで、客と演者の間での暗黙の了解があればOKかもしれない。
これは大丈夫といえるのは、演者側が客席に向けて手を伸ばしてハイタッチを求めたときくらいだろう。
例外があるとすれば、演者が客席にダイブするときで、この場合は客がしっかり演者を受け止めなければならない。
このときNGゾーンに手が触れてしまうことがあるかもしれないが、悪意や痴漢的行いでないのならたぶん大丈夫だろうけど、出来るだけそうならないよう意識しなければならない。

話を被害にあったDJさんに戻す。
この話は、国籍とか男女とかぜんぜん関係ないのに、論点をすり替えて反論してる人がいる。
僕に言わせれば、痴漢行為を行った人間と、それを援護する人間は、日本のイメージを悪くする反日行為である。

平和の祈りをこめて

2023年08月15日 | 音楽
平和の祈りをこめて(その1)

ザ・プラスチック・オノ・バンドが1969年に発表したライブアルバム「Live Peace in Toronto 1969」.邦題「平和の祈りをこめて」は、即席バンドによるふっつけ本番ライブだったとして知られている。
かなり強引にメンバーを集めて、飛行機の中で打ち合わせをして、そのまま本番という計画性のなさだけど、普通に聴けるレベルで演奏しているのはさすがだと思う。

このライブはあの伝説のフェス「ウッドストック」の4週間後にカナダで行われたロックフェスで、テーマはロックンロールリバイバル。
出演はロックレジェンドである、チャック:ベリー、リトル・リチャードなどの他、当時の若者バンドであるシカゴやドアーズら、そしてトリにジョンとヨーコらのプラスチック・オノ・バンドだった。
ウッドストックや悲劇のオルタモントフリーコンサートに比べると知名度に欠けるフェスだけど、ロック史における最重要なフェスの一つと言われる。

で、このフェスのドキュメント映画が10月に上映されるという。
ちょっと見てみたい映画だ。

john lennon and the plastic ono band sweet toronto 1969


平和の祈りをこめて(その2)

終戦記念日になると、あちこちで平和の祈りをこめた催しが開かれる。
戦争体験者は決まって「戦争は絶対にしてはならない」という。
僕もそう思う。
しかし、「戦争をしない」という決断は、「戦争します」と同じくらい覚悟のいることである。
果たして、そこまでの覚悟をもっているのだろうか?

よく「話し合いで解決など出来ない」という人がいる。
もし、本気で「絶対に戦争はしない」と強い意志を持ってたら、回避できるのでは、と僕は思う。
例えば、国境付近の小さな島を巡ってもめているとする。
そんななか、相手国の軍隊が島を占領したらどうなるか。
絶対に戦争はしないと硬い決意のもと、遺憾の意を伝え、それでも自衛隊は出動しない。
最悪、戦争を回避するためなら、その島は相手国にくれてやってもいいと思う。
国民に出来ることは、島を譲る決断をした政府を「戦争を避けてくれた素晴らしい政府」と評価することである。
こんなことを書くと「お前は売国奴か」と非難する人もいるだろう。
しかし、最も国民の命、財産を守る方法は、なんとしても、どんな手段を用いても、戦争を避けることなのだ。
ウクライナはそうしなかった。
だから多くの国民が死んだ。
これからもっと死ぬだろう。

そうならないために、日本の防衛費を増やして自衛隊の軍備を増強しろ、という意見もある。
中には核武装しろという意見もある。
もし、日本の予算が有り余るほどあるのなら、武装強化はある程度の抑止力にはなるだろうけど、核武装は世界が許さないだろう。
日本は唯一の被爆国として、核廃絶を叫んでいかなければならない立場なので、核武装なんてしたら、世界から孤立する恐れがある。
核廃絶はこの先100年から200年くらいかけて、核のない世の中を希望し続けて訴え続けなければならない。
そうすると、200年後くらいには核保有国がなくなってる可能性がゼロではないだろう。

たまに、相手国が突然軍事攻撃してきたらどうするんだ、みたいなことを言う人がいる。
その可能性は限りなく低いのは歴史が証明している。
鎌倉時代の元寇だって、いきなりモンゴル軍が攻めてきたのではなく、その前になんどか使者がやってきてるし、豊臣秀吉だっていきなり朝鮮半島に攻め込んではいない。
中世の時代でさえそうなのだ。

2023年夏 大阪

2023年08月08日 | 日常
先週の土曜日(7月29日)は久しぶりに大阪に行ってきた。
目的はホテルモントレ大阪のレストラン「エスカーレ」に行くためである。
このレストランのディナーチケットがあったので予約したのだった。
前に大阪に来たのは、たぶんステファニーのライブだったと思うので5年ぶりになる。
昼間はたこ焼きを食べに行ったり、オムライスの有名店に行ったりあべのハルカスに行ったりした。
夕方くらいに梅田へ行き、目的のホテルに行く。
ホテル内は全体的にゴシック様式で、最近では珍しいタイプだ。
もしかすると建物自体はけっこう古いのかもしれない。
レストラン内もそんな感じで、高級感は充分に感じられる。
ディナーコースはとても良かった。
盛り付け、食器、洗練された味わい、どれも素晴らしい。
それほど高価なコースではないのだが、これで充分だ。
たまにはこういう贅沢もいいものである。

2023年夏 大阪