Music Mania

No Music No Life

レッド・ツェッペリン「祭典の日」

2012年11月25日 | 音楽


2007年レッド・ツェッペリンが再結成ライブを行った。
定員2万人くらいのところに、20万もの応募があったという。
このまま再結成をして、ワールドツアーを行うとの噂もあったが、ボーカル、ロバート・プラントの反対により、一夜限りの夢に終わった。
もし、ワールドツアーを行い、来日していれば、ちょっとしたお祭り騒ぎになったのではないだろうか?
僕はこの噂を聞いたとき、絶対に行きたいと思ったものだ。

さて、そんな彼らの一夜の夢がライブ作品として発表された。

ライブCDを中心として、いろいろな組み合わせが選べる。

1.ライブCD(2枚組)+ブルーレイ+初回限定のリハーサルDVDの4枚組
2.ライブCD(2枚組)+DVD+初回限定のリハーサルDVDの4枚組
3.ライブCD(2枚組)+ブルーレイの3枚組
4.ライブCD(2枚組)+DVDの3枚組
5.ライブCDのみの2枚組
それぞれに国内版と輸入版がある。

僕が買ったのは、3番のライブCD(2枚組)+ブルーレイのタイプだ。
ライブCDとブルーレイは同じ内容で、家で見るならブルーレイ、車で聴くならCD、というわけで、いつどこでもツェッペリンが楽しめる。

はっきり言って、70年代初期の頃のようなジミー・ペイジの神がかったプレイは見られないし、プラントも高音が出ていない。
それでも、ガッカリするほど酷いわけでもなく、皆が予想していた以上に素晴らしいプレイをしている。
もちろん、ジョン・ポール・ジョーンズのベース、キーボードプレイは、未だに衰えは感じないし、何より故ジョン・ボーナムの息子、ジェイソンのドラムは完全に父親譲りのヘヴィさだ。

セットリストはオールタイムベストな選曲で、まずまず納得のいく内容といえる。
僕としては「アキレス最後の戦い」をやってほしかったが。

珍しいのは「幻惑されて」が11分と短いこと、「胸いっぱいの愛を」が中間のロックンロールメドレーがないショートバージョンだということ。
でもご安心あれ、しっかりとペイジのヴァイオリン奏法もあるし、テルミンも使っている。

詳しい感想は、もう少し聞き込んでからということで。
今日はここまで。


母の味って?

2012年11月24日 | 食べ物
先日、テレビを見ていたら、どこかのタレントが「男って母親の味がどんな一流レストランよりも大好きなんですよ」と口から泡を飛ばすように言っていた。
そうなのか?と疑問をもったので、いろいろ調べてみたのだが、そんなふうに思っている男性は意外に多く、母の味にはかなわないらしい。

僕は決してそうは思わない。

イギリスでのアンケート調査のデータがある。
それによると、既婚男性の半数以上が、妻の味より母の味を好むらしい。
さらに、イギリス人の既婚男性の4人に1人は、妻に知られないよう、こっそり母のもとで食事をすることがあるという。

僕に言わせれば、そんなのはマザコンだ。

親元を離れて20年近い年月が経つが、その間、母親の料理を食べたいと思ったことは一度もない。
そして、実際、ほとんど食べていない。
お盆と正月のみ、実家で食事をするが、毎回父が趣味の料理を披露するので、食べる機会がないのだ。

たぶん、僕の母は料理がヘタだったんだと思う。
昔はわからなかったが、最近になってそんな気がするようになった。

僕は20歳を過ぎるまで偏食だった。
食べられるもののほうが少なく、食事には苦労したものだ。
それが親元を離れてから、少しづつ食の幅を広がっていき、30歳を迎える頃には嫌いな食材がなくなった。

おそらく、これも母の料理が影響していたんだと思う。
「おふくろの味」に魅力がない僕は、ある意味幸せなのかもしれない。


スティル・ライフ

2012年11月18日 | 音楽
ローリング・ストーンズの3枚組ベストアルバムが発売された。
全50曲というボリュームで、生粋のファンはもちろん、これからストーンズを聴いてみよう、という方にもいいアルバムだ。
ここ最近、未発表ライブなどストーンズ関係の発掘物がリリースされているが、これもその一環なのだろう。

当ブログでは、今まであまりストーンズについて書いていない。
しかし、決して嫌いではなく、ライブは過去2回行ってる。
たぶん、ライブで演奏されるような代表曲はほとんど知っているし、アルバムも4分の1くらいは聴いていると思う。

ファンにもっとも人気があるのは、ギタリストがミック・テイラーだった時期だが、僕はロン・ウッドに変わってからのほうが馴染み深い。
リアルタイムで聴いたアルバムは、ライブ盤の「スティル・ライフ」からだ。
このライブは映画化もされており、現在DVDやBDで見ることが出来る。
僕はずっと以前にビデオで買ったが、DVDにダビングした。

僕は未だにストーンズといえばこのライブ盤及び、ライブ映画が一番好きだ。
オープニングで幕が左右に開いた瞬間、ミックたちがステージへ駆け出すと、恐ろしいほどスゴイ人数(10万人)の観客が待ち受けている。
それなのに余裕たっぷりで、時にはふざけあい、時にはタバコをくわえ、全く臆することなくいつものストーンズ流ライブを繰り広げる。
1曲目から適当に終了しているところも彼ららしい(笑)
セットリストは、当時のベスト的なもので、ほとんどの代表曲が聴ける。

この頃までのライブは、現在のように黒人コーラスをいれず、全て自分たちで歌っている。
キースのダミ声でがなるようなコーラスが非常にいい味を出している。
ベースはもちろんビル・ワイマンだ。
ほぼ直立不動で、ときおり笑顔を見せながら、モクモクとベースを弾く。

現在BDでもこのライブ映画が発売されている。
youtubeでも見ることが出来るが、僕の持ってるものよりはるかに音質がよく、たぶん画質もかなりいいのだろう。
興味のある方にはオススメします。

Rolling Stones - live 1981 [part 1]

ロックとブラックレザー

2012年11月17日 | 音楽
ドラマや映画などで、ロックミュージシャンという人物が出てくるとき、たいてい黒のレザージャケットを着ている。

この「ロック=ブラックレザー」というイメージはどこから来ているのだろうか?

まず一つはパンクだ。
スタッズ付きのライダースにダメージTシャツ、安全ピンにチェーンといったファッションだ。
この原点は1970年代後半のセックス・ピストルズだといわれている。
黒の鋲打ち皮ジャンは、そのハードなイメージから彼らに愛用された。
反社会的であることの象徴だったのかもしれない。



次にヘヴィ・メタルだ。
ヘビメタのファッションにブラックレザーを取り入れたのは、ジューダス・プリーストだといわれている。
彼らはデビュー時からそうだったのではなく、1978年発表の「殺人機械」からだ。
これについて、ロブ・ハルフォードはSMショップで発案したというが、1977年デビューのセックス・ピストルズの影響もあるに違いない。
ただし、キッスは1974年のデビュー当時、すでにブラックレザーを基本としたファッションを取りいれている。
彼らの場合、ブラックレザーよりも奇抜なメイクに話題が集中したため、忘れられがちだが。



では日本ではどうだろう?
1972年デビュー、矢沢永吉率いるキャロルではないだろうか?
ブラックレザーの上下でロックンロールを演奏するというスタイル。
ジョニー大倉によると、デビュー前のビートルズを意識したという。



では、デビュー前のビートルズは誰のマネをして、こういうファッションをしていたのだろうか?
これは1950年代後半から60年代初め頃に流行した、ロッカーズ・ファッションなのだ。
wikiによると、
「アメリカのロックンロールに影響を受けイギリスの若者が黒の皮ジャンに皮パンを履いて単気筒エンジンのシングルバイクに乗りロッカーの集まりをロッカーズと称した。
皮ジャンにROCKERSとシロのペイントをしてACE CAFEの刺繍を付け缶バッチやビョウなどで皮ジャンを装飾していた。」
とある。



では、このロッカーズ・ファッションの原点はどこなのか?
映画「乱暴者」というのがあって、それらしい。
僕はこの「乱暴者」を見ていない。
そのうち、レンタルで借りてみてみようと思う。



最後にオマケ画像(26歳)


ビューティフル・アフタヌーン in Japan

2012年11月11日 | 日常
マイミクさんに教えてもらったのだが、日本の田舎の風景を撮った動画がある。



A beautiful afternoon in Japan


この動画を見た海外のコメントが面白いのでいくつか抜粋してみよう(笑)

「田舎と都会って全然違うんだな!凄く平穏で落ち着いてるね」
「凄く美しくて自然のままに見える!行きたくなったよ」
「ビデオをありがとう。日本の田舎に住む事について少し見識を広めてくれたよ」
「間違いなく、実際に行ってみてこそ価値があるんだろうな」
「これは気に入った。youtubeで日本の田舎を見たことはなかったな」
「トップ5に入るビデオだな。このスイートな場所に行ってみたくなったよ」
「ワオ、凄く美しい場所だね」
「ラブリーな村だね。良い動画だったよ」
「こういう田舎の町が好きなんだ。ゴッド、日本が恋しいよ」
「これはエクセレントなビデオだ」
「これは凄くクールなビデオだよ。アップロードしてくれてありがとう」
「ここに行く必要があるな。アップロードしてくれてありがとう」
「本当にこのビデオを楽しんでるよ」
「私の夢だよ…500マイル彼方の…素晴らしいビデオだった」
「ワンダフルな日本を見せてくれてありがとう」
「ナイスだし、清潔だね。ゴミ1つ無いのが素晴らしいよ!」
「ワオ、日本の田舎の静けさは凄くいいね。引っ越して年老いて死ぬまで平穏に生きていたいよ」




絶賛されすぎてこそばゆいんですが(笑)

詳しくはこちらのHPで「すらるど」