Music Mania

No Music No Life

花魁ROCKER 四日市ケイオス

2024年03月27日 | 花魁ROCKER
3月23日は花魁ROCKERのライブだった。
場所は四日市のクラブケイオス。
毎度のことながら、今回も大変盛り上がって、多くの方から拍手と声援をもらった。

今回のライブは6バンド出演といういつもより多いブッキングで、しかも僕ら以外オリジナルをやるバンドだった。
実は僕はこういうとき、少し引け目を感じてしまう。
やはりオリジナルで勝負をしたいという気持ちがあるのだ。
とはいえ、花魁ROCKERはトリだし、おそらく僕ら目当てのお客さまが一番多く、そして一番盛り上がるだろう。
ライブはお客さまを楽しませてナンボだ。
ここは堂々としていたい。

午後2時30分、会場に入るとすでにサウンドチェックが始まっており、ディストーションの効いたギターが鳴り響いている。
どのバンドも本気のオリジナルバンドで、ハードな楽曲をキレッキレに演奏している。
前回の京都では、新人バンドなんかもいたけど、今回はベテラン揃いなのだ。
気を引き締めていかねば。

昨年のライブはステージの中音が聴こえにくい、ほとんど聴こえないといったことが多かったので、前回からアンプのボリュームを上げるようにしている。
MOJOではJC120本体のボリュームを5にしていたが、ケイオスは少しハコが小さいので5では大きすぎる。
2で充分な気がしたのでそうした。

サウンドチェックが終わって早めの食事にいく。
近くの王将で中華料理を食べながら、今後やる曲選びをする。
僕は新しいレパートリーを増やすのは大歓迎だ。

ライブハウスに戻る。
すでに多くのお客さまが集まっていて、常連の方、久しぶりの方、初対面の方、お礼の挨拶をする。
控室はタバコの煙が充満していて、あれっ?ここって喫煙可だっけ?と思いながらも、個人的には気にならない。

今回の対バンはどこも実力派のオリジナルバンドで、プロレベルの人たちばかりだ。

・音芝居師オルタナティブな雰囲気のロックサウンドで、ギタリストのエフェクターシステムがすごい。非常に数多くのエフェクターを駆使したサウンドは唯一無二なものだった。 

・STONE COLD KLUB
以前ルーツでTHE MIDWEST FIVEというバンドと対バンしたが、そこのメンバーが中心となった別バンド。
さらにパワーアップした感があるが、とくにドラマーがものすごいパワフルなのが印象的だった。

・ハガクレ
見るからにロッカー然とした雰囲気のスリーピースバンドで、サウンドはハード、メロディはキャッチー、この日の出演バンドはどれもレベルが高いけど、とくにここはすごい。

・gore screaming show
この日がラストライブとなるバンドで、ボーカリストの個性が抜きん出ている。
何曲かすごくいい曲があって、とくに最後にやった曲は感動的だった。

・MUD SHIP TOURS
ギタリストが3人いるバンドで、かっこいいポップロックだ。
ギターが3人もいると、経験上とても演奏しにくいのだけど、そんなことを微塵も感じさせないのはさすがだ。

そして僕らの出番。
SE流れる中ステージ入りすると大きな声援で迎え入れられた。
前回の京都と同じセットで、すこし前回の反省点を考慮して曲間を短くした。
また、6曲目は本編ではなくアンコール扱いにしたのも前回との違いだ。
前にケイオスでやったときはコロナ禍ということもあり、客席はガラガラだったけど、今回はたくさん入っていて大いに盛り上がる。
ワーッと時が過ぎてあっという間にライブ終了。
皆さまありがとうございました。

1.勝手にしやがれ
2.飾りじゃないのよ涙は
3.歌うたいのバラッド
4.万里の河
5.カサブランカダンディー
6.私は嵐

フォアフィンガー配信ライブ

2024年03月15日 | 音楽
先週日曜日、日本のフォリナーコピバンの草分け的存在であるForefingerのライブ配信を見た。
会場は京都のセカンドルームズで、ここ最近のForefingerはここがメインのようだ。
今回はドラマーがセッションでお馴染みのメタルGさんということで、きっとパワフルなライブになるだろうし、なんといっても新ボーカルのマルちゃんも楽しみだ。
もちろん、ギターの忍者さん、キーボードのルールーさんにも注目である。

配信を見始めて最初に気づいたのは、画質、音質が良いことである。
僕らもその前の週にMOJOでライブ配信したけれど、セカンドルームズのほうがいい。
これはいかにもライブハウス然としたスポットライト輝くMOJOと違い、間接照明を多様した柔らかい光に包まれているのも理由かもしれない。

ライブはダブルビジョンで始まる。
噂通りマルちゃんのボーカルが素晴らしい。
洋楽を歌う場合、やはり西洋人はよく似合う。
バンドの音のバランスも申し分なく、また演奏もきっちり安定してるので安心して聴けるクオリティだ。
続いてヘッドゲームス、エンディングでのメタルGさんのドラムがパワフルでかっこいい。

ヘッドノッカー、ガールライクユー、ブルーモーニングブルーデイと続き、ハードなナンバージュークボックスヒーローが演奏される。
さて、中間部に忍者さんのアドリブギターソロはあるのか?ありました。
この曲はテンポが早いので、なかなか自由にソロを弾くのは難しいのだが、そつなくこなしてるのはさすがだ。
最後はフィールズライクザファーストタイム、定番中の定番曲で一旦終了。
アンコールはダーティーホワイトボーイ、楽しさが伝わってくる。
後半メタルGさんがツインペダル連打で、すごくハードな展開になって終了した。

今回のセトリ、ガールライクユー以外は全て過去に弾いたことのある曲だった。
とくにジュークボックスとダーテイーは、ダーティーホワイトボーイズでもやってる曲なので、つい比べてしまうけど、やはりかないません。
まあ、即席バンドというのもあるし、遠距離だし、と言い訳してみるけど。

花魁ROCKER京都MOJO その2

2024年03月05日 | 花魁ROCKER
3月2日MOJO、一番最初はEnnという若いバンドでLiSAのコピバンだ。
リードボーカルとコーラス、それにツインギターとキーボード、そしてリズム隊という7人編成で、どうやらこのバンドでの初ライブらしい。
最近のアニソンとかJロックって複雑な曲が多いけど、初ライブとは思えない完成度でよく練習されてるなと思った。
ギターはPRSとテレキャスで、どちらもかなり上手い。
とくに最近の若い人はカッティングの上手い人が多いのだが、ここも例外ではなかった。

次に登場したのは、イエモンのコピバンでジャガーアンドペインズというバンド。
Facebookでコメントをいただいたり、また花魁のYouTubeもよく見てくれていて、とても嬉しいしありがたく思う。
このバンドを見にくるお客さまにも花魁のアピールをしてくれてたようで、感謝しかない。
イエモンのコピパンはいくつか見てきたけど、ここもスゴイ、実力派だ。
今回サプライズで、聖飢魔IIとラウドネスを1曲ずつやったけど、メタルも問題なく出来るバンドだった。

そして我らの出番だ。
今回はMOJOでは初披露3曲(飾りじゃないのよ涙は、カサブランカダンディー、私は嵐)と新曲(万里の河)と、昨年からセトリに加わった曲(勝手にしやがれ、歌うたいのバラッド)という内容だ。
お客さんはいつもよひ多く、外国人も多いのは京都ならではといった感じだ。
どうも近くのホテルのロビーにMOJOのチラシがあって、それを見て来てくれてるらしい。
日本に来て、着物姿のロックを観る、いい思い出になってくれるとありがたい。
ライブ本番は約30分、あっという間に終わる。
お客さんの手応えはよかったと思う。
中国から来たという女性は「メチャクチャ楽しかった」と言ってくれたようだし、また別の人から「バラードでは涙が出そうたった」との話も聞いた。

セットリスト
1.勝手にしやがれ
2.飾りじゃないのよ涙は
3.歌うたいのバラッド
4.万里の河
5.カサブランカダンディー
6.私は嵐

トリを飾ったのは、前々回にも対バンしたmoonbeamsというバンドで、クラプトンやクリーム、ジェフベックなんかをやる。
前から思ってたけど、ここのリードギターさん、すごくいい音出してるし、腕も素晴らしい。
演奏してるのがすごく楽しそうだし、バンドとしてのグルーブもある。
MOJOの常連らしいので、今後も対バンする可能性は高い。

今回のライブにはForefingerの忍者さんも来てくれて、久しぶりにたくさん話が出来てよかった。
一週間後にはForefingerもライブをするとのこと、僕は配信でライブを観る予定だ。
新ボーカルのマルさんはオランダ出身で、もちろん英語はお手のもの。
さてとんなボーカルなのか楽しみである。

花魁ROCKER京都MOJO その1

2024年03月03日 | 花魁ROCKER
昨日は花魁ROCKERの京都ライブだった。
3月だというのに真冬並みの寒気だったが、ライブハウス内は熱く燃えた夜だった。

京都へ行くときは毎回どこでランチを食べるかは重要である。
毎回ユキちゃんがいい店を探してくれるのだが、今回もまた素敵なところを予約してくれた。
神宮丸太町の鴨川たかしという風変わりな名前の店だ。
ここは近江牛の焼肉店で、ランチにはお得な牛丼が食べられるのだ。
限定20食しかないのだが、予約時に注文しておいたので、無事ゲットする。
出てきたのは、卵とじ牛丼で、どちらかというと他人丼といったところか。
牛肉には甘味があり、とても美味しい。
男性陣は大盛りを注文したけど、美味しすぎてあっという間に食べてしまった。
これで700円、並みだったら500円、安すぎでしょう。

当初、ランチ後は近くの京都御苑へ梅でも見に行こうかと思ったけど、寒すぎて行く気にならず、カフェでくつろぐことにする。
ライブハウスMOJO近くのタリーズでスイーツとコーヒーを注文した。

14時30分からはMOJOで手続きや準備をして、サウンドチェックに入る。
前回内音のギターが聴こえず苦労したので、今回はあえて大きめに設定する。
それを聴いてた対バンのEnnのギターさんがとてもいい音だと褒めてくれた。
このバンド、全員20代と思われるが、ギターの方は僕と同じZOOMのマルチを使っていてセッティングを教えてほしいと言われる。
もちろん惜しみなく教える。

サウンドチェックが終わったら開場までまだ時間があるので、近くのホリーズへ行く。
ライブハウスのすぐ近くに飲食店がたくさんあるのは何かと便利だ。
開場の時間になるとMOJOに戻る。
なんかいつもよりお客さんが多くて、外国人と思われる人も多い。
これは盛り上がりそうだ。

つづく