バーニー・トーメが亡くなったらしい。
バーニー・トーメと聞いてすぐにピンと来る人はなかなかのロック通だ。
ディープ・パープル脱退後のイアン・ギランのバンド「ギラン」のギタリストで、その後短期間だけオジーオズボーン・バンドのツアーに参加している。
オジー・オズボーン・バンドといえば、優れた若手ギタリストを次々に発掘してきたことで有名だけど、その中でバーニー・トーメの影はすごく薄い。
薄すぎて、彼がオジーバンドにいたことを知ってる人も少ない。
なぜなら、彼がバンドにいた実績がないからである。
初代ギタリストのランディー・ローズや、その後のジェイク・E・リー、ザック・ワイルドなどはアルバムレコーディングをしているし、ライブアルバムや映像などもあるので、その鮮烈なプレイはいつでも聞くことができる。
ツアーだけ参加したブラッド・ギルスも、ライブアルバムが出てるし、その後のナイトレンジャーでの活躍も目覚ましい。
しかし、バーニーがオジーバンド時代に残した音源はない。
僕はバーニーという人がどんなギターを弾いていたのかを知りたくて、ギランのアルバムを2枚買ったことごある。
すごく上手いギタリストであることはわかったけれど、どうも琴線に触れないのは、楽曲が好みではなかったからかもしれない。
タイプとしてはストラトでアーム多用のジミヘン、リッチー系列だ。
GILLAN - Mr. Universe
バーニーがオジーバンドに入った経緯は、初代ギタリストのランディがツアー中に突然死したからであり、おそらくその時点で、すぐにオジーバンドの曲をマスターしてツアーに参加することが出来る人はほとんどいなかっただろう。
Ozzy Weekend at Bernies Mr. Crowley Live 1982
このミスタークロウリーを聴くと、中間部のギターソロはほとんどアドリブで弾いてることがわかる。
しかし、エンディングのギターソロは途中まではランディのプレイをコピーしていて後半だけアドリブという、その後のブラッド、ジェイクと同じパターンである。
たぶんオジーの指示なのだろう。
結局バーニーは、日本ではブレイクしなかったし、今後も見直されることはないだろう。
同じく元ギランのヤニック・ガーズは、バーニーと同じジミヘン、リッチータイプのギタリストだけど、その後アイアンメイデンに加入したことで名声を得られた。
運とかチャンスとか、ロックの世界も何がきっかけで、どう転ぶかわからないものだ。
バーニー・トーメと聞いてすぐにピンと来る人はなかなかのロック通だ。
ディープ・パープル脱退後のイアン・ギランのバンド「ギラン」のギタリストで、その後短期間だけオジーオズボーン・バンドのツアーに参加している。
オジー・オズボーン・バンドといえば、優れた若手ギタリストを次々に発掘してきたことで有名だけど、その中でバーニー・トーメの影はすごく薄い。
薄すぎて、彼がオジーバンドにいたことを知ってる人も少ない。
なぜなら、彼がバンドにいた実績がないからである。
初代ギタリストのランディー・ローズや、その後のジェイク・E・リー、ザック・ワイルドなどはアルバムレコーディングをしているし、ライブアルバムや映像などもあるので、その鮮烈なプレイはいつでも聞くことができる。
ツアーだけ参加したブラッド・ギルスも、ライブアルバムが出てるし、その後のナイトレンジャーでの活躍も目覚ましい。
しかし、バーニーがオジーバンド時代に残した音源はない。
僕はバーニーという人がどんなギターを弾いていたのかを知りたくて、ギランのアルバムを2枚買ったことごある。
すごく上手いギタリストであることはわかったけれど、どうも琴線に触れないのは、楽曲が好みではなかったからかもしれない。
タイプとしてはストラトでアーム多用のジミヘン、リッチー系列だ。
GILLAN - Mr. Universe
バーニーがオジーバンドに入った経緯は、初代ギタリストのランディがツアー中に突然死したからであり、おそらくその時点で、すぐにオジーバンドの曲をマスターしてツアーに参加することが出来る人はほとんどいなかっただろう。
Ozzy Weekend at Bernies Mr. Crowley Live 1982
このミスタークロウリーを聴くと、中間部のギターソロはほとんどアドリブで弾いてることがわかる。
しかし、エンディングのギターソロは途中まではランディのプレイをコピーしていて後半だけアドリブという、その後のブラッド、ジェイクと同じパターンである。
たぶんオジーの指示なのだろう。
結局バーニーは、日本ではブレイクしなかったし、今後も見直されることはないだろう。
同じく元ギランのヤニック・ガーズは、バーニーと同じジミヘン、リッチータイプのギタリストだけど、その後アイアンメイデンに加入したことで名声を得られた。
運とかチャンスとか、ロックの世界も何がきっかけで、どう転ぶかわからないものだ。