気まぐれな神社・仏閣めぐりぶらり旅の備忘録

神社・仏閣、史跡などぶらり散歩・旅めぐりでの写真、珍散文を載せている。(自分の備忘録)

福島・会津若松 会津ころり三観音巡り(まとめ)(更新不可)

2016-08-06 | 仏閣 東北
➡ 再投稿(神社・仏閣めぐりグログ集約)
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会津ころり三観音                     拝観2016-4-12
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会津ころり三観音」巡りの備忘録です。それをする。福島県の西エリアに位置し、3町(会津美里町、会津坂下町、西会津町)に分布している。特に順番はないようです。地域別に回ってきました。
「会津ころり三観音」:
「会津ころり三観音(あいづころりさんかんのん)」は、福島県会津地方の大沼郡会津美里町根岸の弘安寺(中田観音)、河沼郡会津坂下町塔寺の恵隆寺(立木観音)、耶麻郡西会津町野沢の如法寺(鳥追観音)の三観音を合わせて、「会津ころり三観音」という。人間は生を受けてのちは三毒、貪(とん=むさぼること)、瞋(しん=いかること)、痴(ち=おろかなこと)によりもろもろの苦悩を受けることになるが、この三観音に巡拝し、罪障消滅を祈願することにより、その苦しみが除かれ、現世においては子孫繁栄、万願成就、寿命安楽などがかなえられ、やがて大往生を遂げられるという。特に観音堂内にある「だきつき柱」にすがれば、死の床に際しても苦しまずに成仏でき、家族に余計な負担をかけずにすむということで「ころり」三観音と呼ばれるようになった。つまり、「ころり」とは、心臓疾患や脳疾患などの突然死を意味するものではない。
「だきつき柱」;
信心の方が抱きつくと何ごとも念願が叶えられるといわれている。また、「だきつき柱」にだきつき「丈夫で働き、死の床についた時には長病をしないで三日、五日、一週間長くて十日」と念願すればそのおもいは成就されるといわている。
草鞋(わらじ)について
会津地方のお寺には、草鞋が奉納されているところが多いのは何故!!!
会津観音巡りでは、どこに行っても草鞋(わらじ)が吊るしてあり、大きいのやら小さいのやら沢山の草鞋に出会える。福島といえば、「信夫三山暁参りの「大わらじ」」が有名です。
会津のわらじも負けてはいない。草鞋は、足の健康や旅の安全などを祈って祭られるようになったようですが、本堂ではなくて山門、や仁王門などに祭られていることが多い。帰り際に「普段からもっと歩きなさい。そうすればコロリと逝けますよ」と諭(さと)されているようです。(健康維持には歩きなさいとの意:ここからも「会津ころり三観音」とつながるのでしょうか!!!)
(出典元:ネット情報)
1.会津美里町 「中田観音(普門山 弘安寺)」 
2.会津坂下町 「立木観音(金塔山 恵隆寺)」              
3.西会津町  「鳥追観音(金剛山 如法寺)」
 
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会津坂下町 「中田観音(普門山 弘安寺)」           拝観2016-4-12
山号名   普門山
寺院名   普門山 弘安寺     別称:「中田観音」、「中田の観音さま」
宗派名   曹洞宗
本尊     十一面観世音菩薩
札所     会津三十三観音30番 会津ころり三観音 会津六詣出
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弘安寺(中田観音)は、「中田の観音さま」と呼び親しまれている。「会津三十三観音の三十番札所」である。また長患いをせずに往生できるよう祈願する「ころり三観音」の一つでもあり、多くの人々から信仰されている。また、野口英世の母シカが深く信仰したお寺としても有名である。会津のお寺には、「わらじ」が奉納されていることが多い。
 
「中田観音(普門山 弘安寺)」のご朱印 (この写真は、HPよりDL)

「中田観音」、「銅造十一面観世音、及び脇待 二体」の説明紹介板

門柱と仁王門(大草鞋が奉納されている

仁王門の拡大(この地方は、草鞋(わらじ)を奉納するのが多い。これは足腰を鍛えることの意!!!)

「中田観音堂」の外観(二重の屋根が立派な観音堂である)

「中田観音堂」の正面

「中田観音堂」の正面拡大その1

「中田観音堂」の堂内にある「だきつき柱」の入口付近(堂内は撮影禁止)

「弁天堂」の正面
  以上
   
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会津坂下町 「立木観音(金塔山 恵隆寺)」          拝観2016-4-12 
山号名   金塔山
寺院名   金塔山 恵隆寺  別称;立木観音
宗派名   真言宗豊山派
本尊     十一面千手観音菩薩 (木造千手観音立像)
札所     会津三十三観音31番 会津ころり三観音 会津六詣出
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立木観音(木造千手観音立像);
観音堂内に安置される42臂の千手観音像。一木造で総高8.5m、像高7.4mの大きさで、一木造としては日本最大級の仏像である。立木を刻んだとする伝承があり、長年「立木観音」と呼ばれて親しまれてきた。

「立木観音(金塔山 恵隆寺)」のご朱印 (写真はHPより(堂内撮影禁止のため))

千手観音立像;今回は拝観できなかった。(写真はHPより(堂内撮影禁止のため))

左:恵隆寺観音堂と、     右:立木観音堂ご案内板
木造千手観音立像の説明

仁王門

立木観音堂から眺めた仁王門

立木観音堂(立木千手観音:会津ころり三観音中央霊場の案内板)

2

立木観音堂の「金塔山」の扁額

本堂

本堂の「恵隆寺」の扁額

小金塔

六日如来の「小金塔」の扁額

駐車場から眺めた磐梯山の景色(会津盆地)
(駐車場周りには売店があり、寄ってがっしぇ、帰り寄ってってね、休んでいっけ、茶を飲んでっけと優しい声をかけるおばあさん達がいた。(訛りがあり良く分からない、想像!!!) 急いでいるのでと軽く断る)

「ころり信仰」についてのご案内(写真はHPより)

以上

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西会津町 「鳥追観音(金剛山 如法寺)」           拝観2016-4-12
山号名   金剛山
寺院名   鳥追観音・如法寺 、別称:鳥追観音
宗派名   真言宗室生寺派
本尊     鳥追聖観音菩薩
札所     会津六詣出 会津ころり三観音 会津三十三観音 番外
        「会津ころり三観音の一」、「会津三十三観音番外別格」の結願所になっている。     
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「鳥追観音」:僧行基は、子にも恵まれず、鳥獣害による不作の貧苦で悲歎に暮れる農夫を憐れみ、念持仏である一寸八分の聖観音のご尊像をお授けになった。以来、ご霊験まことに著しく、観音様は自ら鳴子の綱をお引きになり鳥や獣を追わせられた。故に一家は子宝を授かり、豊作に恵まれ、幸福な人生を全うし、やがて観音さまの導きにより、西方浄土・阿弥陀仏の世界に安楽往生が叶ったので、衆生は、この観音さまを「鳥追観音」と尊称し、篤い信仰を集めた。
観音堂は、東西向拝口・三方開きという独特な構造になっており、東口から入り、鳥追観音に祈願したら、戻らずに西口から出ると、その彼方が「西方浄土」の世界である。また、左甚五郎作「隠れ三猿」(難よりかくれ猿、難をのがれ猿、安楽に暮らし猿)を見つけると「福まさる」という。
(出典元:ネット情報)

「鳥追観音(金剛山 如法寺)」のご朱印 (この写真は、HPからDL)

左:「鳥追正観音」標柱と、     右:石ただみの参道と三地蔵がお出向かい。

如法寺観音堂と仁王門の説明板

観音堂からの東仁王門の姿

東仁王門の様々な顔
上段:「金剛山」の扁額と、     下段:草鞋の奉納

参道、正面の建物が、「観音堂」

観音堂正面

観音堂の「曜光堂」の扁額!!!

堂内の様子1
左甚五郎作といわれる彫刻が見物の観音堂、観音堂の中にある“抱きつき柱”(柱に抱きつきながらお願いする。「長患いせずに、ころり逝けますように!」)

「正観音像」

堂内の様子2

東仁王門をくぐると、一休三地蔵が迎えてくれました。「三地蔵」
「がっしょう小僧」と、     「そうじ小僧」と、     「あんない小僧)


「三猿の彫刻」; ぜひ見つけましょう
観音の大慈大悲に祈願してこの三猿を探し得れば 牡丹の蕾が花開くように幸運が開き「福マサル」といわれる。
 ・鷹に襲われる猿(難より隠れサル)
 ・鷹が猿を見失い難を逃れた猿(難を逃れサル)
 ・手枕で丸くなって眠る猿(安楽に暮らしサル)
「ころり観音」;
人間は生を受けてのちは貪(どん=むさぼること)、瞋(しん=いかること)、痴(ち=おろかなこと)になどよる苦悩を受けることになるが、この三観音に巡礼することにより、現世においては子孫繁栄、万願成就、寿命安楽などがかなえられ、やがて大往生を遂げられるという。特に観音堂内にある「抱きつき柱」にすがれば、死の床に際しても苦しまずに成仏でき、家族に余計な負担をかけずにすむということで「ころり」三観音と云う。
以上
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