ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

夢の国で見る夢。

2008-11-16 22:17:19 | 日記
 ネズミの国で一日過ごす。6時集合、解散は23時という、まったく高校生みたいなはしゃぎ方を。

 丸一日一緒にいて、なんだか関係性がなじんだような気がする。一緒にいてまったくストレスの要素のない人だとわかった。相手がちゃんと楽しいかどうか気にして、わざと大はしゃぎしてしまうことがよくあるのだけど、それが全然なかった。そうやって過ごすことがこんなに疲れない、安らかなことだとは知らなかった。
 見れなかったパレードやら乗れなかったアトラクションやらいっぱいあるので、次はああしようこうしようと言う。次のことを安心して考えられるなんて、思ってなかったなぁ。
 ネズミ海にも行こう。USJにも行きたい。一人じゃ怖くて歩けなくなってしまった東京駅から、ここ最近は一人で乗った記憶しかない新幹線に二人で乗り込んで。


 本当は、元彼に連れてきてもらった時も、すごくすごく楽しかったことを覚えている。
 でも、それは静かに大事に、記憶の底に沈めておく。しょうがないことだから。だけど、壊したくないことだから。静かに大事に沈めて、ただそっと、思いを馳せる。懐かしむ。終わったことに罪はない。あの時の幸せは、それはそれで本物だった。

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