阿蘇・久木野村
理に勝って非に落ちる
=道理の上では勝ちながら、事実の上では負けとなる。
正論がいつも勝つとは限らないことを言う=
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「本領を生かす」
松下幸之助「道をひらく」
完全無欠をのぞむのは、人間の一つの理想でもあり、また願いでもある。だからおたがいにそれを求め合うのもやむを得ないけれども、求めてなお求め得ぬままに、知らず知らずのうちに、他をも苦しめ、みずからも悩むことがしばしばある。だがしかし、人間に完全無欠ということが本来あるのであろうか。
松の木に桜の花を求めるのはムリ、牛に馬のいななきを求めるのもムリ、松は松、桜は桜、牛は牛であり馬は馬である。
つまりこの大自然はすべて、個々には完全無欠でなくとも、それぞれの適性のなかでその本領を生かし、たがいに与え与えられつつ、大きな調和のなかに美とゆたかさを生み出しているのである。
人もまた同じ。おたがいにそれぞれに完全無欠でなくとも、それぞれの適性のなかで、精一杯その本領を生かすことを心がければ、大きな調和のもとに自他ともの幸福が生み出されてくる。
この素直な理解があれば、おのずから謙虚な気持ちも生まれてくるし、人をゆるす心も生まれてくる。そして、たがいに足らざるを補い合うという協力の姿も生まれてくるのであろう。
男は男、女は女、牛はモーで馬はヒヒン。繁栄の原理はきわめて素直である。
「電信柱には勝てない」
最近は夜の街にでても、以前の賑わいとは違うように感じる。おとなしいというか、これも不況のせいなのか。昔は、とことん飲んで、目はうつろ、完全に酒に飲まれ、千鳥足で歩く紳士たちで街は本当に賑わっていた。
倒れそうで倒れない酔った紳士たち。時には電信柱に肩をぶっつけては「こらぁ~どこを見て歩いてるんだぁ・・このばぁかたれ」と電信柱を指さして、電信柱と喧嘩してる紳士
電信柱に肩をぶっつけて「済みません、御免なさい」と電信柱に謝ってる紳士、店のドアのところで鼾を掻いて寝ている紳士といろいろいたなぁ~
電信柱を喧嘩と言えば、高校生の時に、思い切り電信柱と喧嘩をして負けた苦い経験が・・・
私は読書が大好きで、本を読み始まると、全く廻りが見えなくなるのです。その時も、下校中で本を読みながら歩いていたら、ドスン・・・真正面から電信柱にぶつかって目の前には綺麗なお星様 がキラリ!後ろ向きにバターンと倒れた途端に 爆笑・・・クスクスと笑い声!本人としては照れ笑いも出来ない程の痛さをこらえ、それでも、最大のパフォーマンスを演じるしかない。
女子高生の憧れの的であるtomoには女子高生の夢をこわしてはならない宿命を背負っているのであります!「あぁ~平気だよ」と言わんばかりに起き上がり、家に帰ると、頭にはでっかいたんこぶ 肘からは血が トホホ 泣きたいよ!
電信柱と喧嘩しても決して勝てない事を知った17歳の秋