母が入院して一ヶ月になります
母は90才です。難病指定の膠原病の一種で「強皮症」です。
最初は手足の異常な浮腫み、次第に皮膚が硬くなりました。
次に逆流性食道炎で吐血、
手足は紫色・薄黒くなり、入院してレントゲンの結果、胸水と
心臓肥大・脊髄圧迫骨折と診断されました。
短期間のうちに、胸水・心臓肥大、心筋梗塞の症状がでており、
医者からは「もしかしたら、二度と家に帰る事が出来ないかもしれ
ませんと」と宣告を受けました。
先生の治療が良かったのでしょう。今、母は手足の浮腫みも取れ
又、薄黒かった手足も、肌色になりました。
胸水も大分引いたとの事で、今はリハビリをしています。
親戚・家族の見舞いも幸いして、「生きる」力を貰ったようです。
以前はテッシュー一箱、痰が出ますので使っていましたが、
今は痰が出るのも少なくなったようです。
いま、心配なのは、下痢の症状が10日ほど続いていますが、
顔色も以前と比べますと別人のようになりました。
食欲も旺盛です。
母にストレスを与えないように、毎日見舞いに行き、楽しく話を
する、今、私に出来る唯一の恩返しです。
写真;緒方弘之写真集「素晴らしい自然」から菊池渓谷(夏)