知らぬ仏より馴染みの鬼
=いくら善人であっても面識のない人よりは、
欠点はあっても懇意にしている人の方が
頼りになる=
政党交付金(助成金)について考える。
政治家の歳費以外に、政党に助成金が支給されます。
然し、全ての政党に支給される訳ではありません。
国会議員が5名以上であるか、若しくは国政選挙で2%以上の
政党に支給されます。
これは、個人献金・企業献金・労働組合・団体などからの
政治献金を制限するために、細川内閣のときに出来たと
記憶しております。
国民からコーヒー一杯分の政治協力をがキャッチフレーズだったと
思います。
企業と政治家の癒着が問題にもなっていましたから・・・
助成金の総額は現在317億円です。
赤ちゃんから年寄りまで、全ての国民から一人当たり250円
税金から支払っています。
参政権のない未成年者からも徴収している・・・
問題ないのかなって思います。
この助成金の使い方は野放し状態です。
カーナビ代・カーテン代・貸し植木代・高級料亭の飲み食い代・
タクシー代・自動車税などにも使われています。
2006年の政党助成金の内訳です。
総額317億3,100万円。
自民党 168億4,600万円(+14億2,700万円)
民主党 104億7,800万円(-17億1,400万円)
公明党 28億5,800万円(-1億1,300万円)
社民党 10億600万円(-2,200万円)
国民新党 2億6,600万円
新党日本 1億6,000万円
政党助成金の導入はミニ政党の締め付けになっているのも事実です。
写真:熊本県・菊池渓谷