混合性結合組織病と歩む

私は19歳の時(2010年)にMCTDを発病しました。

まだまだ

2018-05-20 05:03:16 | 日記
ラップ療法を始めて1週間後に診てもらってら、今度は肉芽が形成され過ぎている箇所がある、このままではきれいに治らない、と言われ、フィブラストスプレーは止め、リンデロンGV軟膏0.12%が処方され、これを1日1回塗ることになりました。

このリンデロン軟膏は形成され過ぎた肉芽を抑える作用があるそうです。

リンデロンGV軟膏に切り替えて1週間後に診てもらったら、過剰な肉芽形成の抑制は出来ているものの、形成が出来ていない箇所は凹んだままでした。

そりゃリンデロン軟膏で抑えているので、凹んだところは凹んだままでしょ。



それを見て医師は、やはり治りが遅いので、もう1回フィブラストスプレーをしよう、と言いました。

フィブラストスプレーは1回の処方で10割で8000円もするのに医師は簡単に処方しようとします。

通常患者は医師が言っているのだから「はい、分かりました。」と了承して、薬局での支払い時に「これだけしか入っていないのにこんなにするの!?」と驚愕すると思います。初めからこれくらいの金額になると知っていたら他の薬はないのか相談出来たはずです。

私は2割負担なので1600円で済みますが、健常者であれば3割負担なので2200円もします。
薬にしては高額な方だと思います。
1個は使用期限が2週間なので、月で5千円弱します。実際は2週間分も入っていないので月に3個の購入もあるかもしれません。

フィブラストスプレーは内容量がそれほど多くありません。決められた回数以上にスプレーしてしまうと、それだけ減りも早いです。きっちり2週間分入っているのではなく、内容量を2週間以内で使い切って下さい、という意味です。内容量が残っていても2週間経ったら捨てて下さい、ということにもなります。

私は先月に2回、フィブラストスプレーを処方されていたので、2割負担でいくらになるのかを事前に知っていたので、今回は処方を拒否しました。

フィブラストスプレーの代わりはないのか、と尋ねたところ、プロスダンディン軟膏0.003%を処方されました。

通常、こういった皮膚組織欠損のケガはプロスダンディン軟膏で肉芽形成が行われるのですが、治りが遅い患者にはフィブラストスプレーが効果的だそうです。

プロスダンディン軟膏は、一番初めに処方されていて、今回は前回の余りがあったので、薬局で購入はしませんでした。

薬価自体は3割負担で15円くらいですが、薬局の処方代を含むと2割負担で大体一個150円くらいです。

今週はとりあえずこのプロスダンディン軟膏を使い続けてみようと思います。

最近、本当にクリニックに通うのが嫌になってきました。
毎回、患部を診て、軟膏を少量塗って、ガーゼをして終わり。毎回約500円のお支払い。
この永遠に続く終わりの見えない治療。

私はもうクリニックに通わなくてもいいと思っています。
今の状態だったら、軟膏を塗ってればそのうち周りの皮膚が出来てきて、きれいでなくても、治るだろうと思っています。

めくれた皮膚の状態が良ければ、今頃治療はとっくに終わっていたと思います。
皮膚は1週間くらいでひっつくので。
今回はめくれた皮膚を除去したので、その部分に新たに皮膚が出来るのを待たなきゃいけないので、かなり時間がかかっています。

皮膚が残っていれば、その下の組織が凸凹になっていようがいまいが関係ありません。
皮膚の下で勝手に凸凹も解消されているはずだからです。

ラップ療法

2018-05-01 07:38:12 | 日記
4月中旬までほぼ毎日、最近は2日に1回形成を扱う整形外科に通っていたのですが、GWということで、クリニックも休みに入ってしまいました。

自宅で出来ることということで、ラップ療法を始めました。

クリニックに通っていた時は、患部を濡らしたことはありませんでした。
お風呂に入る時は患部を濡らさないようにして、クリニックでは、フィブラストスプレーをかけるだけでした。

先生は、キレイに治そうとして下さっていて、行く度にダメな組織をセッシで取ってくれます。
ですが、肉芽形成の中では一番強力と言われるフィブラストスプレーをしても、肉芽が出来ているスピードが遅く感じました。

私の中では、絶対に患部を洗浄した方が細胞に刺激を与えられて、それと薬が反応して治りが早いとずっと思っていました。

そこで、GWに入ってから毎日お風呂で患部を洗うことにしました。
洗ったあとは当然ふやけていますが、髪の毛を乾かしたりしている間だけに患部を拭かずに放っておき、ある程度水分を飛ばし、その後フィブラストスプレーをしています。

最近、患部を乾燥させて治すというのは、間違った治療法で、湿潤環境を保ちながら治すのが一般的な治療法と言われているそうです。

湿潤環境にするには、ドレッシング材が必要です。ですが、病院でもクリニックでも、ドレッシング材は処方されません。

そこで、ドレッシング材の代わりをしてくれるのが、どこの家庭にもあるサランラップだそうです。

患部より少し大きめのサイズにラップを切り、患部に乗せます。その後ラップがズレないようにテープで止めてその上からさらに包帯をするそうなんですが、ラップの中は湿潤状態で浸出液がまだまだ出てきます。この浸出液を吸収するものとして、ラップの上にラップより少し大きめにカットしたオムツを重ねて、それから包帯をする方法もあるそうです。

私のキズはそれほど大きいものではないので、浸出液を吸収するものとしてオムツではなく、キッチンペーパーで代用しています。

患部を一度濡らしており、また患部からは浸出液が出て、ラップの中は湿潤環境かつ密閉状態です。なので、ラップを交換する際、異様な臭いがします。臭い自体は膿の臭いなのですが、食べ物に例えると納豆のよう感じです。

ラップ療法はあくまでもドレッシング材の代用なので、1日2回交換するようにしています。
フィブラストスプレーは、お風呂上がりの1回だけです。



フィブラストスプレーはとても高いです。
1個8000円近くします。
また1個は2週間以内に使わないといけません。

先生曰く、1回に2個処方してしまうと保険の審査に引っかかるかもしれないので、1個しか処方できません。と言われました。

私は2割負担で1ヶ月の上限が1万円なので、1個8000円近い値段がかかっても何も問題はないのですが、それは病院で診察がある月だけで、5月は通院月ではないので、クリニックだけだと結構な痛手です。

4月は通院月だったので、1万円を超えることは明らかだったので、毎日クリニックに通っていましたが、5月は違うので、先生には1週間に1回しか行けないと伝えました。
クリニックに行くと、先生がフィブラストスプレーをかけて、ドレッシング材をかぶせて終わります。
それだけの処置で毎回600円ほどかかります。
それだけなら、自分でも出来ます。

何かあれば職場に医務室があるので、そこの看護師さんにも診てもらえるので、クリニックに通う頻度を極力減らそうと思っています。

昨年、左膝で同じケガをしたのですが、前回はめくれた皮膚をそのまま戻して傷口を閉じたので、治りも早かったのですが、今回はめくれた皮膚の状態が悪く切除したので、肉芽が形成されない限り完治の見込みが立ちません。