混合性結合組織病と歩む

私は19歳の時(2010年)にMCTDを発病しました。

ラップ療法

2018-05-01 07:38:12 | 日記
4月中旬までほぼ毎日、最近は2日に1回形成を扱う整形外科に通っていたのですが、GWということで、クリニックも休みに入ってしまいました。

自宅で出来ることということで、ラップ療法を始めました。

クリニックに通っていた時は、患部を濡らしたことはありませんでした。
お風呂に入る時は患部を濡らさないようにして、クリニックでは、フィブラストスプレーをかけるだけでした。

先生は、キレイに治そうとして下さっていて、行く度にダメな組織をセッシで取ってくれます。
ですが、肉芽形成の中では一番強力と言われるフィブラストスプレーをしても、肉芽が出来ているスピードが遅く感じました。

私の中では、絶対に患部を洗浄した方が細胞に刺激を与えられて、それと薬が反応して治りが早いとずっと思っていました。

そこで、GWに入ってから毎日お風呂で患部を洗うことにしました。
洗ったあとは当然ふやけていますが、髪の毛を乾かしたりしている間だけに患部を拭かずに放っておき、ある程度水分を飛ばし、その後フィブラストスプレーをしています。

最近、患部を乾燥させて治すというのは、間違った治療法で、湿潤環境を保ちながら治すのが一般的な治療法と言われているそうです。

湿潤環境にするには、ドレッシング材が必要です。ですが、病院でもクリニックでも、ドレッシング材は処方されません。

そこで、ドレッシング材の代わりをしてくれるのが、どこの家庭にもあるサランラップだそうです。

患部より少し大きめのサイズにラップを切り、患部に乗せます。その後ラップがズレないようにテープで止めてその上からさらに包帯をするそうなんですが、ラップの中は湿潤状態で浸出液がまだまだ出てきます。この浸出液を吸収するものとして、ラップの上にラップより少し大きめにカットしたオムツを重ねて、それから包帯をする方法もあるそうです。

私のキズはそれほど大きいものではないので、浸出液を吸収するものとしてオムツではなく、キッチンペーパーで代用しています。

患部を一度濡らしており、また患部からは浸出液が出て、ラップの中は湿潤環境かつ密閉状態です。なので、ラップを交換する際、異様な臭いがします。臭い自体は膿の臭いなのですが、食べ物に例えると納豆のよう感じです。

ラップ療法はあくまでもドレッシング材の代用なので、1日2回交換するようにしています。
フィブラストスプレーは、お風呂上がりの1回だけです。



フィブラストスプレーはとても高いです。
1個8000円近くします。
また1個は2週間以内に使わないといけません。

先生曰く、1回に2個処方してしまうと保険の審査に引っかかるかもしれないので、1個しか処方できません。と言われました。

私は2割負担で1ヶ月の上限が1万円なので、1個8000円近い値段がかかっても何も問題はないのですが、それは病院で診察がある月だけで、5月は通院月ではないので、クリニックだけだと結構な痛手です。

4月は通院月だったので、1万円を超えることは明らかだったので、毎日クリニックに通っていましたが、5月は違うので、先生には1週間に1回しか行けないと伝えました。
クリニックに行くと、先生がフィブラストスプレーをかけて、ドレッシング材をかぶせて終わります。
それだけの処置で毎回600円ほどかかります。
それだけなら、自分でも出来ます。

何かあれば職場に医務室があるので、そこの看護師さんにも診てもらえるので、クリニックに通う頻度を極力減らそうと思っています。

昨年、左膝で同じケガをしたのですが、前回はめくれた皮膚をそのまま戻して傷口を閉じたので、治りも早かったのですが、今回はめくれた皮膚の状態が悪く切除したので、肉芽が形成されない限り完治の見込みが立ちません。