混合性結合組織病と歩む

私は19歳の時(2010年)にMCTDを発病しました。

GW中のケガ 帰国後

2019-05-09 22:06:00 | 日記
5/6の4時ごろに帰宅しました。

普通でしたら、自宅近くの整形外科の午後診療で診てもらえるのですが、6日は振替休日で祝日だったので病院が休みで翌日の仕事終わりに行くことにしました。

少し腰や股関節あたりに鈍い痛みがありましたので、念のためレントゲンを撮ってもらいましたが、なんともありませんでした。
骨折でなければ、恐らく打撲からくる痛みなのかな、と思います。

整形外科では先ず抜糸を行いました。
海外の病院では下から皮膚を引っ張ったのですが、2回目の転倒で切れて出来た傷に対しては引っ張ってこれる皮膚がないと言われ、肉芽形成を行うことになりました。

今日からは以前にも使用したことのある、フィブラストスプレー250で治して行くことになります。

治療費はケガをした日から180日間分、海外旅行保険でカバー出来ます。
通院の交通費も保険請求出来ると言われました。

海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っていてよかったです。

ケガに関して
1.私はいつも転倒したら必ず皮膚が切れ皮下組織が見えるケガをしてもすぐに立ち上がり、歩くまたは自力で病院まで運転することが出来ます。
どうして皮下組織が表面化しているのに激痛がないのか疑問です。
空気に触れた時だけは、かなり痛みます。

2.下半身をぶつけると、すぐに痣ができます。
痣が酷い時は、それが単なる痣なのか、壊死しているのか分からず、恐怖を覚えることもあります。

3.今回の旅行中のケガで精神的にかなりダメージを受けました。
脚がなければ...と何回も考えました。
不謹慎なこと承知で、義足で転けても出血もなければ、痛みも通院もない。傷口が完治するまで脚を引きずることもなければ、職場で少し歩き方がおかしくて、どうしたの?と聞かれることもない。更衣室で包帯巻いてる姿を見られることもない。
そっちの方がいいのかも。と何度も思いました。
注射をしても、骨密度は年に1%しか上がらない。毎日の振動マシンもほぼ週3の牛乳も意味がない。
何を信じていいのか分からない。

車椅子生活だと絶対に転ばない。
でも、車椅子だと下半身の筋力は衰えていく一方。

まずは遠出する日だけでなく、普段から杖と歩行器を使うところから始めて行きたいと思います。

ケガの影響で足が腫れています。

GW中のケガ

2019-05-09 12:27:30 | 日記
今年のGWは10連休でした。
私は、4/26に有給を取って、11連休をフルに使ってヨーロッパ周遊してきました。

4/28は申し込んでいたツアーに参加しました。
ガイド(外人)+6名で、私以外は50代~60代でした。

第一目的地の駐車場にバンを停め、そこから10分くらい結構急な坂を上りました。

私は持って行っていた杖を使って、皆に遅れをとらないように必死について行きました。
杖を使っている私に気づいたガイドさんが、気を使って階段の少ない道で宮殿まで案内して下さいました。

宮殿に着いてからも、階段を上るの連続でした。

私は遅れをとらないように、転ばないように必死でした。

宮殿のあとに岬に行きました。
岬の地面はゴツゴツした岩が出っ張っていて、すごく歩き辛かったですが、ここもクリアしました。

最後に港町に行き、ここで悲劇が起こりました。

街を散策後、集合時間まで10分ありました。
5分前に集合場所に到着するようにそれまで、芝生の木陰で休んでいました。

よし、5分前になった。
っと時計を確認後、芝生からコンクリートの道に一歩踏み出した瞬間、転けていました。
そこにはつまずくような段差はありませんでした。


痛みの箇所を確認したところ、右膝と左手の平を負傷していました。

その日は白のスキニーを履いていました。
白なので、血が滲んでいるのがはっきりと分かりました。

痛みは少しありましたが、集合時間が迫っていたので、すぐに立上がり集合場所に向かい、ガイドさんにケガしました。と伝えました。

パンツが白じゃなかったら、黙っていたかも知れません。

消毒をしようということで、パンツを捲ろうとしたのですが、スキニーだったので、上手く膝までめくることが出来ず、パンツを切ることになりました。

傷を確認したところ、膝下がパックリ切れていて、皮下組織が見えていました。
いつもの状態ですが、今回は範囲が広く、過去最高でした。


ガイドさんの判断により、救急車が呼ばれ、現地の病院に運ばれました。

日本だったら、自家用車かタクシーで病院に行っていたと思います。

病院では患部に麻酔をして、下の皮膚を少し引っ張り、約10針縫いました。

どれだけ請求されるのか、すごく不安でしたが、1万円ちょっとでした。

恐らく、採血等の精密検査がなく、点滴等、入院の必要もなかったので、これくらいで済んだのだと思います。

その後麻酔や持って行っていた痛み止めを飲んでいたので、激しい痛みがなく過ごしていました。

ですが、その2日後、また悲劇が起こりました。

今度は空港まであと3分というところで道端で転倒しました。

負傷したのは、前回同様の右膝です。
スーツケースを押していて、タイヤが何かに引っ掛かり、それでバランスを崩して転けたのだと思います。

前回、病院で傷口をたくさんのガーゼで蓋をして包帯巻く処置を行ったので、そこを打ってもガーゼがクッションになり、大丈夫だろうと思っていました。

転倒して膝を打っていて痛いのは当たり前なので、初めは痛いなーと思いながらもすぐに立上がり、空港に向かいました。

しばらくしてからもズキズキと痛むので、包帯の隙間から少し覗いてみると、前回のとは別の傷が出来ていました。(皮下組織が見えていました。)

※私が転倒したら、必ず皮下組織が見えるケガになります。
それだけ、下半身の皮膚が薄くなってしまいました。

とりあえず包帯の隙間から見えた傷に対して普通の絆創膏を貼りました。

その後飛行機に乗って2ヶ国目に行きました。

街中の薬局に行き、この薬局で一番大きいサイズの絆創膏を下さい。と依頼し、ガーゼ部分15.5cmx5.3cm(実質19.8cmx10cm)の絆創膏をあるだけ(3枚)買いました。

前回、病院の先生から2日後にガーゼを取り替えて下さい、と言われていたので、絆創膏を購入した晩に貼り替えることにしました。

ガーゼを取ったところ、縫った糸だけが残り、その下がまた同じだけパックリ切れていました。

傷に少しクッションがされているだけでは、その上から衝撃が加われば、それ以上の傷の広がりは防げないということが分かりました。
デジャブです。

購入した絆創膏のサイズが傷口と丁度同じサイズだったので、それで傷口をカバー出来てとりあえずよかったです。

2回目のケガ、4/30から5/6まで痛みに耐えながらなんとか旅行を終えました。正直、ズキズキと痛むだけで歩けないほどではなかったです。

絆創膏が防水ではなかったので、シャワーで濡らさないようにするのが一番大変でした。

海外のシャワーは壁や天井に固定されているタイプもあるので、そのホテルの時は大変でした。

感染症が怖いので、持って行っていたゲンタシン軟膏を塗っておきました。

そして悲劇は続きます。
3ヶ国目に移動中、駅のエスカレーターでホームに下りている途中にスーツケースのタイヤが段から外れ、バランスを崩したスーツケースを段に戻そうとしたところ、スーツケースが重く、コントロール出来なくなり、先ずスーツケースが左ふくらはぎに激突し、逆に私の方がバランスを崩し、そのまま右足首をエスカレーターの段(ギザギザの部分)にぶつけました。


足首から大量出血し、全然止まりませんでした。私の手を離れたスーツケースはエスカレーター中程から下に滑って行き、ホームに転がって行きました。


電車の中で血が止まるように普通の絆創膏を貼りました。
ですが、普通の小さい絆創膏に付いているガーゼのサイズでは血を吸いきれず、すぐに漏れてきて、使い物になりませんでした。
ティッシュでひたすら押さえていましたが、それでも一向に止まりませんでした。

そこで持っていた生理用のナプキンをあてることにしました。
もともと血を吸うためのものなので、効果抜群でした。

ナプキンの面は肌荒れしないように柔らかな肌触りで傷口を傷つけません。絆創膏のガーゼ部分の代わりをしてくれます。
またある程度の長さがあるので、私みたいに広範囲を切っても十分カバーしてくれます。
これほど応急処置に秀でているものはないと思いました。

私は今後、ナプキンとハサミと大版絆創膏を持ち歩きたいと思います。