今日の社内連絡(ブログver)

sundayとかオリジナルテンポとかの作・演出家ウォーリー木下のつれづれなるままのもろもろ。

今年の夏を振り返るシリーズ①

2015-10-04 | Weblog
今年の夏は振り返るほど何かがあったわけではないけど、それでもそれなりに遊んだし不思議なこともいくつかあったし、出会いとか別れとかもあった。

よく、忙しいんでしょ、と言われる。僕としては忙しいアピールはしていないつもりなので(していたら申し訳ない)、きっとなにか得体の知れない「忙しいおじさん」を背中に背負っているのだと思う。「忙しいおじさん」は当人には見えないし、重さもないから気づかない。けど自分以外のみんなには見えていて、それで忙しそうですね、と言われるのだと思う。「忙しいおじさん」は、実際に忙しいかどうかとは全く関係なく、呪いのように背中に乗ってくるのだ。まるでスタンドのようだ。で、そのスタンドを引っぺがすためには、1,実際に忙しくする。2.バカンスに出かける。3.ぼんやりした人間になる。などなどいろいろ試しているが、実際に功を奏しているかどうかはわからない。

とりあえず2番のバカンスというか、休みをがっつりとって今年はキューバに行ってきた。今まで行ったことのない場所で、どことも違う国に行ってみたかった。
アメリカと国交回復する前にその姿を見るべきだよ、と作家のいしいしんじさんに「麦ふみクーツェ」の打ち上げでオススメされたのもある。確かに今やマクドナルドもスターバックスもない国なんてキューバと北朝鮮くらいなんじゃないか。いしいさんはさらに付け加えて「あの国は町中で突然音楽がはじまる。工事をしている人たちがトンカチとドリルで演奏を始める。まさにクーツェの世界なんだ」と。僕にとってクーツェではじまった長い旅の終わりをキューバにしてみるのはとても良いような気がしたし、そもそも南の島が呼んでいた。
(→続く)

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