今日の社内連絡(ブログver)

sundayとかオリジナルテンポとかの作・演出家ウォーリー木下のつれづれなるままのもろもろ。

音楽の旅

2010-01-31 | Weblog
ワインのバカ。頭痛い。風がぴゅーぴゅー頭の中で吹いている。ノイズミュージック。朝からえづく。体についた湯を取りに行きたいものだ。ちゅーわけで音楽の旅に行く。旅ブルースが良かった。大学時代を思い出す選曲。入学して間もない頃、謎のサークルに呼ばれ、ダンスパーティの照明のバイトをしたときのこと思い出した。記憶が洗練されるのは音楽の効用。そういう意味で、旅なんだなー。
ひとり読書週間。長くて分厚い、人を撲殺できそうな本を読みたいが、まずは肩慣らしで「いらつく二人」と「アムステルダム」と「バーナム博物館」。スイッチオン。

最近のニュース

2010-01-30 | Weblog
サリンジャーが死んで生きていたことに驚いて、iPadの発売に僕たちが夢見ていた近未来をつくるのはアップルなのか、近くでは小原Pの念願チケッツも朝日新聞で、中国ではハプロケイルス・ソルラスの化石が、恐竜から鳥類へのミッシングリンクになるかも。ニュースと言えば、素浪人が再び旅へ、そして帰国も。近日お伝えできるかな。あそうだオザケンのツアーが、あの頃のメンバーで。とそのニュースを聞いたのはギアの本番中、若旦那が「今言うことではないのですが」と前置き、確かになぜ今?と二つの意味で。でも行きたい。オザケン時代に買ったダッフルコートは今もタンスの奥に眠ってる。地震から15日目に少女が救出される。ああいう映像はフラッシュバックするので見られない。ただ闇雲に、千本ノックのように日々情報が上書きされていく。時たまかーんと打ち返すこともあるが、ほぼ見送り。アメリカのバージニア州の小さな診療所に隕石が落下。1晩で理想の恋人と出会える確率は0.00034%と経済学者。バスの常連だった英国の猫、ひき逃げで死ぬ。そういうスローボールは打ち返したくなるなー。かーん。

手際

2010-01-29 | Weblog
よみがえる自炊。豚肉とネギを塩こしょう味の素ごま油でつけておいて、それを炒めるだけ。料理は嫌いではないが得意ではない。オパフェ!の話をすると、ああいうフェスで、関係者としての醍醐味の一つは、限られたリハーサル時間(45分)の中で、それぞれの出演者や演出家や振り付けの人が、どういうことをするのかがのぞき見できることにある。手際がいい人は本当に手際がいい。僕なんかは絶対に45分超えてしまうタイプだ。それはおそらく料理にも出て(話が戻った)、だいたいの予想図や展開図や優先順位などがまるっきりなくはじめてしまう。その結果、事故にあったかのような料理ができあがったりする。煮付けが炒め物になったりする。料理がうまい演出家はきっといい演出家なのだ。そういえば青年団の西村さんは料理がうまい。なんせ元イタリアンシェフ。
手際の悪い演出ですが、2月にはオリテン、シャングリラ。ネット上の家からどうぞ。ちなみに精華小劇場バージョンのダイジェスト

ごろごろ

2010-01-27 | Weblog
外に出てみると冬の寒さも気持ちよい。喉がごろごろ鳴る。シャア専用自転車もごろごろいって、漕ぐたびに衆人の目にさらされるのはつらいが、右翼の宣伝カーよりはましだと思う。赤い自転車に政治的主張はありません。DVDでも見ようと、ヤンキーの多いレンタルショップへ。「チェンジリング」と「スラムドッグミリオネア」。
部屋の掃除とか、税金のこととか、報告とか、次への書き物とか、人と人を結んで開いたりしないといけないのだけど、もう少し休みたいなー。旅に出たいぞ、ミナミに。あのミナミも、今になると少し懐かしい。タコ焼きとかラーメンとか食い倒れる街。同じ顔のアジア人と、違う顔の北の方の国の人たち、世界だけでなく日本中からやってくる観光客、その隙間をぬうように黒い人たちが走り去る。ギアが参考にしたモノが敢えてあるとすれば鉄コンだけどまさに宝街。黒と白の猫がごろごろ喉を。

オパフェ!終わり

2010-01-26 | Weblog
起きたら何時だ?外は薄暗く、朝なのか昼なのか夜なのか。夢一つ見ずに月曜の休日を眠りにあてる。気づくと火曜。眠りの中と現実の中の区別が今はまだつけづらい。時間をかけて髭を剃り、エスプレッソを入れて、ドーナツを食べる。もぐもぐしてる間に、2010年の1月が部屋に戻ってくる。そうだ、今は2010年の1月で、テレビでは政治家が釈明をして、オリンピックが始まるそうで、そういえば地震の日も過ぎていた。時計の針はちくたく回り、洗濯機も回り出す。
日曜にギアはいったん終わり。これで長い長いオパフェ!の仕事も一区切り。まだ続くけど、いったん、フィナーレ、それから始まるバックトューザフューチャーの予告編のように。
御堂会館に出演していただいたみなさま、ありがとうございました。OSPFの時から思っていることだけど「こんなに面白い人たちがいるのだから、面白いに決まっている」という確信と「こんなに面白い人たちがいることをみんな知らないのはもったいない」という余計なお節介でやっています。フェスティバルディレクターなんて偉そうな肩書きともおさらば。僕が出る方に次は回りたいな。まだまだ戦場で散る覚悟はある。
ギアは、ようやく始まった。え、おわったんちゃうの? これはトライアウトですから。オリテンだって、5年くらいかけたし、素浪人も3年目、つくり捨ての作品だけは作りたくないのです。出演者のみんなとも、本番になってようやく、認め合うことができた気がする。おー結局はバンドみたいなんもんだな。新しい扉は思ったよりも重いけど、このメンバーでなら開けられるんじゃないかしら。オープンセサミではなく、ドリルとのこぎりと腕力で。
こういう大規模な企画をするとやはり思うのは「人力」。人の力に叶うモノなし。オパフェ!のあらゆることに関わってくれた皆様、お客様ももちろん、ありがとうございました。
2010年、どんな年になるのでしょう? 時代に飲み込まれないようにだけしようと思う。

つなぎ目

2010-01-17 | Weblog
オパフェ!は終わったようだが、オパフェ!トライアル公演は終わっていない。オパフェは、大きく言えば、二輪の車。片方はまだ回ってる。ギア(仮)。予約枚数に達してしまったのですが、又春以降に会えるのでは。とにかく今日も稽古!稽古!稽古!落ち着いてブログを書くのは来週になるかと。右と左のつなぎ目が大事だよ。

左を本町に

2010-01-16 | Weblog
オパフェ!は今日でおしまいだよ。おしまい?ほんまか? なーんか、永遠に続くような。脳みそ2つ欲しいと思ってたら、実際に脳みそはふたつあった。右を心斎橋に、左を本町に。

光を

2010-01-14 | Weblog
オパフェ!、今日から第2シーズンの仕込みとリハーサル。本番は明日から。御堂会館と食い倒れを行ったり来たり予定。来週はギアです。予約しないと見えません。でもタダです。一昔前の携帯電話みたい。なんとかなってるのは、みなさんのおかげです。みなさんで見に来てください。にしても寒すぎやろ。謎の九州から取り寄せた自家製にんにくカプセルでなんとか立ち上がる。そして光を!ダウンを!

口内炎

2010-01-11 | Weblog
オパフェ!の1stシーズン終わって、次の金・土には2ndシーズン。お祭りは続くよ、どこまでも。僕の口の中では口内炎が暴れていて、なーんか、そういう見えない戦いも同時に。ギア(仮)もさすがにトップにはいる。脳みそが二つ欲しい。

オパフェ!

2010-01-09 | Weblog
オパフェ!オーサカパフォーマンスフェスティバルの1stウィーク。今日から。入場無料。御堂会館。1月9日 (土)は18:00~20:00 、明日10日 (日)は15:00~17:00と18:00~20:00。
【出演者(50音順)】
いいむろなおき、e-dance BraDanオーケストラ、石原正一、井上あや子バレエ教室、ヴァンカラバッカ、うさぎchan、売込隊ビーム、SMP、男肉 du soleil、オパンポン創造社、おまゆみ、柿喰う客、かのうとおっさん、きたまり、京都ロマンポップ、劇団壱劇屋、子供鉅人、斎藤真弓エンゼル・バトン・スタジオ、砂と女、青年団演出部、セレノグラフィカ、THORN(ソーン)、downhill(仮)、D'OAM CREW、ニットキャップシアター、マツキモエ×はなもとゆか×Public on theMountain、明和電機、山下残、ユニット美人、悪い芝居 and オパフェ!スペシャルプログラム

みち子の鯖寿司

2010-01-04 | Weblog
年賀状がわりに音楽が届いていた。さっそく人形街へ。仕事始めは、仕事終わりとほぼ同じメンバー。時空が飛ぶねー。若旦那に田中くんに豊田さん、合流よっしー。ここまでがっつりと音楽を製作するのはひさしぶり。映像ネタも進展。突然の微熱で今日は6時間でおしまい。風邪ではないこと祈る。帰宅後、福井土産のみち子の鯖寿司とそば食う。眠る。夢の中で羽子板の音。

おろしそば

2010-01-03 | Weblog
AKOM。大晦日は、梅田で川手さん井上さん安元さんの、素浪人婦女子メンバーで打ち合わせが、最後の挨拶で、そのまま電車に飛び乗り、北へ。米原あたりで雪が降り始め、敦賀に着くときには真っ白の世界。白いモノには意味なく心洗い流される。恒例の越前おろしそばで年越し、そのそばもまた雪のよう。それを皮切りに暴飲暴食。日本海のカニと、姉夫婦の親御さんの築地からのおせち、それから松坂からの肉とかそのへんの寿司とか、そういういわゆる御馳走をただ食べる幸福。降り積もった雪を眺める露天風呂は蓮の匂い。音楽の豊田さんに借りた「人間人形時代稲垣足穂カフェの開く途端に月が昇った宇宙論入門」というデザインが至極の(内容はさして入ってこない)本を読む。短期間でとにかく休暇。このブログを読んでくれてる人、そしてオリテンとかサンデイとか、応援してくれてる人、今年もよろしくお願いします。