今日の社内連絡(ブログver)

sundayとかオリジナルテンポとかの作・演出家ウォーリー木下のつれづれなるままのもろもろ。

I FEEL GOOD

2014-05-14 | Weblog
さあsundayの「友達」の稽古がはじまりました。今日が3回目。いつもとは少し違う作り方。まあある意味、オーソドックスなやり方をしている。はじめにみんなに言ったのは「sundayというカンパニーをやってる理由は、長いスパンで、それこそ5年とかかけて、ひとつの答えを見つけることができるからです。ちょうど前回の「グルリル」で一区切りつきました。この「友達」が次の5年かけて考える答えの最初の一歩です。そういうはじまりに参加していただいてとても嬉しいです。そして一緒に考えましょう」と。
さあ、はじまるってのは、どきどきしますね! それはまあJB風に言えばI FEEL GOOD!!です。

【sunday 「友達」 本サイトOPEN&一般予約開始!!】

sunday play日本の名作#2 「友達」の本サイトを公開いたしました。
本サイトでは、公演情報のほか、演出家による作品の案内や、
「友達ノート」で来週より始まる稽古の様子や創作過程をお伝えしていきます。

ぜひsundayのメンバーや出演者と一緒に「友達」の魅力に迫ってみてください。

また、本日より一般発売も開始いたしました。
全席指定席ですので、ぜひお早めにお買い求めください。

一般発売詳細・『友達』最新情報はこちら→http://sunday-go.jp/tomodachi/

チケットの予約はこちらから→http://ticket.corich.jp/apply/54935/016/

サウンドオブサイレンス

2014-05-12 | Weblog
若い頃は、1日誰とも喋らない、声を発さないなんてことはざらにあった。特に大学時代は、学校にも行かずバイトもせずに部屋でごろごろしていた時があった。今も1年のうちの何日かはただ家に籠もって本を書かないといけない日がある。そんな日は自分の声を聞くことはない。
それはそれで悪くない。自分が何を考えているのかよくわかる。
でもあの頃はメールとかラインなんてないから、まだ電話がかかってくれば声を発さずにはいられなかったけど、最近の人はますます声を出さないなんてことあるんじゃないだろうかと推測する。
「リトルミスサンシャイン」という映画で主人公のひとりの男の子が何日間喋らないで済むかやってたけど、ああいうゲームもとてもよくわかる。言葉や声だけがなんだかずいぶんブームになって久しい。お酒を飲まない日とかみたいに、今日は声を出さない日とか決めても良いのかもしれない。

グッドバイブレーション

2014-05-01 | Weblog
青山円形劇場にナイロンを見に行って、目と鼻の先のスパイラルに蓮沼執太フィルという豪華な青山通り2本立て。両方ともいつまでもそこにいたくなる、気持ちの良い避暑地のような時間だった。そんで翌日は中野で希さんと板倉君と待ち合わせしてTPDの出演するブッキングイベント。いわゆるアイドルのライブというものを初めて見た。フェスのような仕組みといい、体験型であることといい、バリエーションの幅といい、ああ確かに今の時代の先端表現のひとつがこういう場所で生まれてるんだなと思った。
しかしいずれにせよ、音楽っていいなあ。演劇とかダンスとかパフォーマンスもついつい音楽的な(つまり振動的な)体験の仕方をしてしまう。それを求められる作品が好きだ。小説もそうかもしれない。美術はどうだろ? 漫画は完全にそうだな。
で振動(バイブレーション)というのは、自分とその作品の波長が合うか合わないかだと思う。てことはこっち側の波長がどういう状況かによって、好みは変わるし、経験によって、出会った人とか、時代の影響とかで波長って変わり続けるから、それはまるでラジオのチューニングをしているように、行ったり来たりする。昔は好きじゃなかったモノが急に好きになったり。
それで言うと、人と人から出る波長の合う合わないってのも大きいな。第一印象がわりかし間違ってなかったりする人ってのは心の受信機の感度がいいんだろうか、それとも、あまり波長が変わらない融通の利かない人なのだろうか。まあどっちでもいいや。
夏の匂いがしてきましたね。そういう季節の変化との波長も大事にしないとね。グッドバイブレーション!気持ちの良い避暑地に行きたい。そしてGotta keep those lovin' vibrations.