今日の社内連絡(ブログver)

sundayとかオリジナルテンポとかの作・演出家ウォーリー木下のつれづれなるままのもろもろ。

明日本番

2009-10-30 | Weblog
今日はサンマ定食。きよちゃんと映像オペの竹崎くんと。竹崎くんからはヨース毛のビデオレター。関係が回る。バンジーに憧れる男。明日は本番。明日日記書く間も惜しく、おいおい、いいんじゃないでしょうか、これは、今回のオリテンのことだけどね。かなりベストオブだと。
ぶるんとバイクもうなる舞台上で。あ、直子の部屋つくらな。今回はついに照明オペもセットに組み込まれた!!
明日は7時半から。上演時間は1時間と少しです。

ハイパー

2009-10-29 | Weblog
精華小劇場の斜め前にはホテルハイパーという名前のラブホがある。
というわけで小学校合宿生活も4日目。これがオリテンだ!というのものができつつあるよ。昨日はハルメリの海さんが遊びに来てくれた。一昨日は中西くんと青年団つながり。今日はおそらくKちゃんが遊びに来る。
チケットは当日でもありますが、前売りをここで予約しておく方がお得ですよ。
ハイパーに愛をはぐくむホテルを横目に毎日快晴。難波なんてなかなかこないので、昼休みはうまそうなめしやを探す旅に。
今日はなに食べよう。

今がそのとき

2009-10-28 | Weblog
朝は別件。そして小学校3日目。トモロー。夏がよみがえる天気も続行。幻の蝉の声。レコードの針飛ぶ。照明が今までのオリテンとはひと味違う。直子は今年の夏、イギリスにはいけんかったンやけど、なのにも関わらず深化してる。やられた。みんなの油がのってきてるのわかる。もしかしたらTHIS IS IT(今がそのとき)。そしてワーク2日目。音がころころと転がる。

ハウス

2009-10-27 | Weblog
カニを食べたことない人にカニのおいしさを伝えるのが難しいように、自分の芝居のおもしろさを人に伝えるのは難しい。とりあえずこちらのホームページをごらんください。
明日日記続行。朝から仕込みの続きで、オリテンハウスはますます色を帯び。特に赤色と緑色。舞台美術はありません。なのにてんこもりの舞台。案外ありそうでなかったような。昼からはハウス専用ネタ作り。いつものメンバーにくわえて、ヘルプさんやゲストさんや、そこも新鮮。彼らのアイデアも九州、吸収しながら一種の増幅装置としてハウスは巨大化していく。
夜はワークショップ。本番直前にワークショップをするのは初めてで、おそらく興奮してると思います。いや興奮したね。興奮したまま家路につくとソファが消えててびっくり。
明日のことなので、7:3で嘘です。7と3、どっち?

オオカミ

2009-10-26 | Weblog
バインダーが爪の間にぐさりとつっこみ、血が出るほどの深爪。右手中指には血豆もできてる。指が、ねらわれてる。
さ、明日日記。仕込み。精華小劇場に大引っ越し。オリテンハウスが完成する。光も映像もゲームもできる。もちろん楽器もあるし、楽器もどきもたくさんある。ああこういうアトリエ作りたい。まじ楽しい。イメージは所さんの世田谷ベース。そこで笑いながら、和音を奏でながら、合宿のように芝居を作る。わおーん。金だ金さえあれば、半永久的にこういう場所は作れる。まとまった金が欲しい。吐露!
さあもうすぐ開幕。見に来てください。チケット絶賛発売中。
夜中は半端ない書き物仕事にオオカミに追われるごとく。寝れないのか。わおーん。

討ち入り前夜

2009-10-25 | Weblog
明日の日記。オーディション。寝ずに行く。毎度毎度こういうことって慣れない。僕はそもそも直感的に人を見ることが苦手なのだ。第一印象とずいぶんと変わる人が多いし、第一印象悪かった人ほど、のちのち仲良くなることも多いし。逆もあるし。
しかしそういう自分の欠陥を差し引いても、有意義だった。みなさんありがとうございます。した。
夜はオリテン討ち入り前の出陣式。そして夜中に小さな引っ越し。積み込みとも言う。夜逃げではない。
オリテンは来週金曜から。こちらからダイジェストをどうぞ
しばらくは見れないと思います。と希少価値をあげる。でもほんとに。

パンク

2009-10-24 | Weblog
昨日と今日と一昨日が入れ替わっていても全然気づかない日々。ならばというわけで、明日の日記を書く。
午前中はあいかわらず齧られ林檎で書き物。それから昼過ぎに自転車屋にパンクを修理に行く。昨日も行ったのだけど今日もパンクしている。どういうことだ!パンクだ!そしてニューウェーブの自転車で日本橋にカッパを見に行く。カッパを見るのはこれで二回目で、人生でカッパを二回も見られるなんて、なんてラッキー。で帰りに本屋に寄って資料を買う、が置いてなく、断念。やはりアマゾンまで行かないとないのか。遠いなあアマゾン。家で晩飯ひとりごち、酢豚とハンバーグという変な組み合わせ。それから書き物の続き。登場人物はまだ出てこない。雲行きだけができあがりつつ。そして世界の天気を確認して寝る。
明日のことなので10秒で書けた。これ楽。

安元からの電話

2009-10-23 | Weblog
昼間からうたた寝していると安元からの電話で起こされ、寝ぼけて出ると、電話口では必死の声が聞こえる。「折り紙の折ってるところ確認して!!」と安元。何を言ってるんだ?とにかく焦ってるトーンは伝わるが、こっちは折り紙なんて折ってないし、そもそも寝てるのだ。「・・ん、はあ?」「いいから早くしないと!」その瞬間僕の身体を誰かが押さえつけてる。暗闇の中、誰かが布団の上にいて、僕は殺されそうになっている。安元はなおも続ける「折り紙の折ってるところ違うの!」。とにかく恐怖である。折り紙も怖いが、侵入者が怖い。僕はぼーとした頭を回転させて、逃げようとする。その瞬間、僕は実際に布団から飛び出していた。侵入者はいないし、安元からの電話ももちろんない。
変な言い方だが、(夢の中で)安元からの電話がなかったら(実際に)殺されていたような気がする。
どろっとした苦い感触。
それから薄味の珈琲をいれて、齧られた林檎の液晶画面と向き合う仕事。今日の集中音楽はラジオ頭の虹の中。夢の感触は徐々にとれる。

空白

2009-10-22 | Weblog
2日前のことを思い出そうと手帳を広げてみるが空白。なにをしたんだろ。昨日は手帳をなくした。と思って騒ぐだけ騒いで、空白なまま家に帰るとなぜか家のトイレにあった。人騒がせ。しかしなぜトイレに。トイレに手帳を持ち込むほどなにか逼迫してたのか?やはり2日前が謎なんだな。
思い出した。夕方、たけよっしーとよっしーと梅田の外国の紅茶しかほぼおいてないこじゃれてるにもほどがある女の子しか入れないようなカフェで(コーヒーがないのにカフェというのだろうか?)男3人のミーティング。僕はそれほど紅茶があれなのできな粉クリームミルクを飲んだ。粉っぽい記憶。
それからカーソルに打ち合わせに行くとビーフシチューが出てきて、パンを買って一緒に食べた。この時間帯をねらっていくと飯が食える。ビーフシチューはどろどろのじゃがいもの記憶。
空白が埋まってみたものの、粉とじゃがいも。そういう日もある。

エンターテイナー

2009-10-21 | Weblog
元町の商店街でミニコンサートに足とめる。神戸フィルからの二人組で、ボーイッシュで少し緊張気味の笑顔が特徴のチェロの佐野さん(勝手に推測)と、ふくよかな、きっと良いお母さんになるだろうバイオリンの山本さん(これも勝手に推測)。ふたりともまだ若い。きっと神戸フィルの中でも新人の部類に入るのだろう。そのチェロとバイオリンで、有名な曲を順番にやっていく。老人たちが足をとめる。家族連れも少し。僕もつまりおっさんもその中に混じる。
曲が終わるごとに佐野さん(仮名)がマイクを持って、次の曲の説明をする。「サティのジュトゥヴ、誰もが聞いたことある曲だと思います。楽しい曲です。身体を揺らしながら聞いてください」そしてマイクを置き、息を整えてからアンサンブルが始まる。
そしてまた曲が終わるとふたりは軽くはにかんで、そして佐野さんがマイクを持つ。
その一連の中に、安らぎと言うほどのことではないが、何とも言えないほんわかした心持ちがあって、ついつい遠くに飛ばされてしまった。演奏技術やPAや環境とか、そういう二次的要素は一切言及しない。ただ先人の良い曲を、丁寧に(もしくは大事そうに)演奏するだけで、コンサートというのはココロを打つ。そこがたとえシャッターのおりたタバコ屋の前でも。
それにしても「エンターテイナー」という曲は特別に僕の琴線に触れるなあ。「スティング」のせいかそれとも「大列車強盗」のせいか。

真っ暗なコンテナ

2009-10-20 | Weblog
最近はだいたい一日前のことをブログに書いてる、と書いた矢先に、3日間過ぎた。3日前のことを思い出すのはもはや至難のワザ。記憶を改変しながら書く。中国の歴史書のように。
まず個人的なことで目盛りが10個分くらい下がった。夏の終わりに突然上がった水位だったので、元に戻っただけかもしれない。しかし変化であることにかわりはない。そういう目盛りの変化をあまり好ましいものだと思ってはいないのだけど、潮の満ち引きと同じで、僕ごときにはどうすることもできない。巨大な渦、真っ暗なトンネル、月の引力、宇宙のなんちゃら。そういうものが、ある。
オリテンが、まさに精華の中で、音を立て動き出した。あと2週間もないのか。チケットはいまのうちに!こちらで発売中だよ!
巨大な割り箸を頭に被ったパフォーマンス集団・チョップスティッカーズのビエンナーレ、見学。彼らは芸大生で、主軸のえりちゃんは、デザインの卵で、やる気のある若さがうれしい。街で彼らを見たら声をかけてあげてください。箸頭が目印。
そのあとコンテナ見学。閉園時間に急かされ、早足で。神戸ビエンナーレのコンテナという発想は好き。人が誰もいなくなる時間なので、ひとりで真っ暗なコンテナに入ると、お化け屋敷みたいで、そこに地球が浮いてたり、蛍光灯が点滅したり、光の渦、段ボールの釈迦、そういう恐怖とアートの合体、自分がどこにいるのかわからなくなる。個人的には同じものがずらっと並んでいる粘着的なもの、好き。暗闇と変態性。
自分がどこにいるのかわからなくなる、ということがアートの一つの存在意義だとすれば、やはり生きてることとさして変わらない。生きてることのコピーを求める。理由はさっぱりわからないけど。
オパフェ!〆切り間近!エンジンをぶるんとうならす。死んでないエンジン使う。
久しぶりにたつだと会う。いつものマクドで。とりとめもなくSUNDAYの来年の話。書きたいことがないわけではない。書きたいことが書けないだけで。でもまあ書きたいものは必ず書くことになるし、今までもずっとそうだった。
そして一人酒。何年ぶりだ?

老化防止

2009-10-18 | Weblog
最近はだいたい一日前のことをブログに書いてるのだけど、これが老化防止にいいような気がする。一昨日のことって結構思い出すのに苦労する。
朝は、で、電気の手紙を何通か送り、正午前には、かねちゃんに預けていた古いオランウータン新しいオランウータンになって帰ってきた。後ろ髪が伸びていた。タイのキックボクサーのように。それから公園のベンチで、サラリーマンやオーエルに混じって路上販売弁当を買って食しながらいろいろ話す。その公園には裸婦像だらけで、日本でただ一人の裸婦像批評家ヨース毛に教えてあげたくなる。韓国でも裸婦像を追い求めていた。
自転車を操業しながら帰宅、折り返すように、オリテン稽古。よっしー一人笑い。夜は遠くでオランウータンも笑ってる。

成果

2009-10-17 | Weblog
正午からデザイン打ち合わせ。それが終わったらまた別のデザイン打ち合わせ。デザイナー梯子。デザイナーの事務所にはどこに行ってもいろいろな雑誌や本や写真集がある。デザイナーだけが入ってるビルを造ってその一階を図書館にしたら本もダブらなくて済むし、とても楽しいと思うのだけど。
夕方からはオリテン稽古。詰まってた配水管のゴミがようやくとれる。机の上で考えていても浮かばないことがメンバーと喋ってるとするする出てきて、セリフはありませんが、稽古場は会話だらけ。これも集団の継続の成果。精華小劇場で今月末、初日、チケット絶賛発売中。(チケット付き)ワークショップも同時開催。ワークショップ付きチケットでもいい。
こちらをどうぞ。 こういうのあんまりないと思うのだけど。参加型演劇。
夜は格安イタリアンレストランで打ち合わせ。格安すぎて心配になるぜりや。

2009-10-16 | Weblog
朝から大阪の行政機関の中枢の左脳のような場所へ。そこで右脳の打ち合わせ。昼飯、久しぶりに外食。豚肉のしょうが焼きは絶対にハズレがないと誰かが言ってたが、ハズレはあった! そういうアイロニックにポジティブな感動。
昼からはオリテンだぜ。ガムテのめくりすぎで左親指の爪が深爪。日々深爪。
夜は天満橋のムーディーなバーというかカフェというかレストランというか、そういう七変化的なデザイナー空間でムーディーになりすぎないように打ち合わせ。
今二つのことを募集中。一つは昔やったショートプレイフェスの冬の御堂筋イルミネーションのバージョンのフェスティバルに出たいという劇団やダンスカンパニーや一人芝居やコントや会話劇や手品や落語や、パフォーミングアーツな人たち。
もうひとつはノンバーバルパフォーマンスを同じく冬に作るので、それに参加したいという役者やダンサーや踊れる一般人や踊れない世界一の技を持ってる人とか、そういうのの裏方さんなど。
どちらもかなりマグネチュードは高めの暑いものになりそうです。ていうか、ストリートダンスの人の口癖的に言えば「やばい」です。
どちらも詳しくはwww.o-p-f.infoまで。

学習

2009-10-15 | Weblog
朝からかきもの。休憩して、足の爪を切ったら。深爪した。学習しないことのひとつだ。何千回と爪を切ってきたしこれからも切るだろう。しかし深爪は必ず起こるし、それは避けられない。風呂ははったまま寝てしまうし、洗濯物は雨に濡れて、自転車は盗まれ、原稿は締め切りを過ぎる。学習しない、できない。
それから試写会。脳内ニューヨーク。あのカウフマンの初監督作。「エターナルサンシャイン」も「マルコヴィッチ」も「アダプテーション」も、何回も見ている。んで主役は「マグノリア」で印象強いフィリップ・シーモア・ホフマン。彼が出てると彼にしか目がいかないから困るのだけど、今回は主役なので彼だけ見てればいいのでうれしい、といいつつ、登場人物の複雑さと、その世界観、かなりくらくらした。今まで見たことのない物語を知ったときのたまらない高揚感。自分の細胞が入れ替わったような。
夜は中津のライブハウス下見。中津づいてるなあ最近。