今日の社内連絡(ブログver)

sundayとかオリジナルテンポとかの作・演出家ウォーリー木下のつれづれなるままのもろもろ。

静岡方面の人

2011-10-31 | Weblog
月曜の朝。季節の変わり目の朝は、喘息になってしんどい。温かい風呂に入り、温かいコーヒー飲んで、じっとしていると、ゆっくりと消える。朝の音というか、かちゃかちゃ食器の音が聞こえてきたりするのは冬のはじまりとあいまって清少納言的ないとおかしな気持ちになれる。

静岡方面の人、ぜひ。大道芸フェスティバルの一環です。

DAIDOGEI IN シアター
出演:オリジナルテンポ(平林之英、坂口修一、兵頭祐香、高山勝典)、TENSHOW、張海倫、清水恒男
会場:静岡市民文化会館 大ホール
日時:2011年11月3日(木・祝)
開場:14:30 開演:15:00
(公演時間は2時間程度予定しています。)
料金:一般/1,500円 中学生以下/500円 車イス席/500円(介護者は1名まで無料)

きゃんぷ

2011-10-29 | Weblog
あらあらあらあらあら。とことことことこ。ちきちきちきちきちき。ことばがおとだけになって、ごろごろころがるようなきぶんです。たぶん、いっぱいいっぱいなんでしょうね。そういうときにこそ、おおお、っていうようなことや、あああ、っていうようなことが、おきそうなきがしてるんですけど、ゆっくり、ことことことこと、おちついて、いきをすいてはいて、ふーはー、たのしみたいな。らいしゅうはしずおか。
いっしょにえんげきやりたいひと、きゃんぷへどうぞ、http://www.cursor.jp/camp/blog.html

おまじない

2011-10-28 | Weblog
たまっていたものをはきだすためにすこしたびにでてたりしましたが、もうしゃかいにもどって、いつもの、てくのろじーをつかってるのかつかわれてるのかわからないせいかつに。これをくれいじーというのだとしたら、こういうくれいじーなところで、しょうきをたもつためにえんげきをこれからもつくろうとおもったりしたのです。なんにせよ、なんにんかのひとに、ごめいわくおかけして、それははんせい。
ひろがなばっかりでぶんしょうかいてると、おまじないみたいになってきた。ゆめのなかで、ひとをころして、にげるんだけど、ああ、これでのこりのじんせいは、はんせいとこうかいとあきらめだけしかないんだなー、とかなりりあるにかんじた。めがさめたとき、ほっとした。まだ、やりなおせるし、ひとはころしてない。

CAMP2!!

2011-10-19 | Weblog
CAMP!!2後期参加者募集中
「ウソ」をテーマに新作をつくります。演出家ウォーリー木下とオリジナルテンポのメンバーと一緒に、自分たちのアイデアと発見をつめこんだパフォーマンスを作ります。ダンス、音楽、演劇、言葉、目線、沈黙、リズム、さまざまな要素を詰め込んだ「ウソ」とは何か?「ウソ」で遊ぶ、「ウソ」をモチーフにした作品です。ぜひぜひご応募ください!!
http://www.cursor.jp/camp/index.html

パラレル

2011-10-17 | Weblog
京都に観劇。よくある時間感覚のミスで、あわてて阪急にとびのり、淡路で乗り換えたら、吹田方面だった。まったく違う電車にのってしまった。知らない場所に行くときはもっと用心するべきなのに。反省と自己嫌悪。二度目の淡路でイトセとばったり会う。電車を間違ってなかったら絶対会ってなかったわけで、そういう「ランローララン」的パラレルさ。おかげで落ち着けた。遅刻して地点。嵐の前の静けさのようなチェーホフ。湿った空気とざわついた音がドキドキする。それから移動、ダンスをはしご、2人の得体の知れない男が、じゃれあうダンス。隣の子供の笑い声こみで、素敵な舞台だった。僕も笑ったし、みんな笑った。残酷な感じもこみで笑った。急ぎ足で再び電車に。夜中の北陸へ。安元さんがくれた内田樹の構造主義の本、読み終える。顔をあげると闇は深くなっている。立て続けにいろんな舞台を見たおかげで、パラレルな世界に入り込み過ぎてる気がする。日常に戻るバランス。

秘密のトンネル

2011-10-14 | Weblog
徹夜明け新幹線で熟睡。渋谷で打ち合わせ。魔の5時間コース。するすると絵が見えてくる。それから池袋。デパートの屋上で白塗りの男女の群舞とラップと光と影。デパートの屋上は小さい頃はアイスを食べるところで、青年期はひとりで他人を観察する場所で、今は維新派。現実を白塗りするパフォーマンス。もうひとつの2011年がそこに現れる。架空の電車と本物の電車が何度も交互にやってきては去っていく。見えない飛行機も夜間飛行を繰り返す。これをファンタジーと言わずして。終演後振り返ると、夜空に一年で一番小さい満月があがっていた。その月が本物なのか書き割りなのかもはや誰にもわからん。村上春樹の世界だね。それから若旦那とラーメン屋捜しの旅の末、大塚の路地裏までたどり着き、そこは上海の路地裏とつながっていた。そこで食べた担々麺、いままでの担々麺がウソのような味。パクチーやナツメグや、知らない香辛料たっぷりで、それを徹底的に練り上げられた胡麻のスープがひたひたに。麺はもちろん縮れている。店員ももちろん全員日本語は片言で、おそらくここは上海と日本をつなぐ秘密のトンネルなんだと思った。

レッドブル、満月

2011-10-13 | Weblog
朝は藤本君窪木君と打ち合わせ。ギアの4月からのこと。それから3月の牡丹道路ちゃう、牡丹灯籠のチラシ撮影の打ち合わせ、メイシアター。会議室使うのなんか楽しい。ずらりと勢揃い。もう来週のこと。ややや。阪急の茶色と大阪市営地下鉄の赤色を駆使して、新大阪へ、来月のオリテン初の静岡のこと、大道芸フェスに出る、でかいホールでやる、それもいろんな大道芸の人とコラボもあったり、その打ち合わせを福岡から来てくれたマジックとマイムとダンスを組み合わせた人と。そしてcamp!!2。ルイの音の講義。ためになる。ルイはどっかの先生になれると思った。そして夜は徹夜で、書き物。気分転換にブログ。レッドブルが空になる月夜。ばったりパジャマでコンビニでコンタクトゴンゾーさんと会ったりして。照れる。

なめこのない世界

2011-10-12 | Weblog
ぱっつんぱっつんである。右手で左手を持ってしまうくらい、ぱっつんぱっつんである。
みそ汁を作ろうと、スーパーになめこを買いに行った。小さなスーパーである。見当たらないので、店員のおじさんに「なめこどこにありますか」と尋ねたら、やや間があって、「なめこ・・?」と返された。僕は間違った言葉を言ってしまったのかと思ったが、なめこはなめこだ、「なめこです・・」と弱めで返したら、「なめこってあのなめこですか?」と返された。白昼夢だ。これはきっと。あのなめこ以外のなめこがこの世界にあるのか?もしくはこの世からなめこは、なめことしての存在を変えたのか?なにか別のなめこが、なめこにとって変わったのか?
そのあとにおじさんは「キノコ類のなめこですか?」ときたもんだ。僕は混乱し、なんか恥ずかしくなってきた。キノコ類以外のなめこが、なめこの座に居座ってるとしか思えない。いつの間にか、政治的合意をもって、あのなめこは消えて、違うなめこになったにちがいない。ブラッドベリ的SFだ。
でもとりあえず答える。みそ汁のために。むなしいことだとはわかっているけど。「はい、その、なめこです・・」。
店員は少しだけ棚を見てからこう言った。「なめこはありません」。
仕方ないので、みそ汁の具として、わかめを買った。わかめは、わかめとして、きちんと、存在していた。良かった。
しかし、あれですね。なめこ、っていざその言葉を繰り返すと、違うものに聞こえてきますね。下ネタじゃないです。

FINAL FANTASY

2011-10-11 | Weblog
オリテンブリーゼご来場いただいたみなさまありがとうございました。楽しかったです。
神戸で見た、いわき総合高校演劇部のFINAL FANTASYは東京にも行くらしいので、ぜひ東京の方見て下さい。なんだかわからないけど、自分の心の中がかき回されます。おかげでアフタートークはまともに喋れなかった。それが演劇の力、ということなのでしょうか。だとしたら、演劇やりたいなと思いましたよ、おじさんは。でもそういう演劇を作るためにはいくつかの条件があって、それを満たすことは俺にはできるのだろうか。
自分の中にもっと降りていかないとな、と。軽くは演劇、作れない。けど、軽やかに作りたい。
地震というテーマで、当事者があの軽やかさで演劇に向き合うのってすげえなあ。
僕はでも、演劇ではないものももっと作りたいなーとも思ってるんです。

真骨頂

2011-10-10 | Weblog
HEPで打ち合わせ、それから中津でギアの打ち合わせ、そして柿喰う客を見にABC、それからブリーゼのオリテン初日。なんか、これぞオリテンって感じだったなー。大きなホールとか、きれいな劇場や、設備の整ってる充実空間も素敵だけど、なんだかこういう野趣あふれる場所、普段はただ人が通り過ぎる場所に、突然黄色いレインコートが現れて、やって、消える。そういう風みたいなの、好きだ。というわけで、今日のライブは好きでした。で終わって、事務所で、某フェスの打ち合わせ&資料作成。身体が溶けてしまったらいいのには、今日のハムレットの台詞。実際溶けそう。明日は神戸でいわきの高校の原発の演劇を見る。楽しみだ。みなさんもぜひ。そして夜はオリテン。これもきたらいい。本当にこういうのがオリテンの真骨頂なんで。

Mくん

2011-10-08 | Weblog
20代の頃に、Mくんという漫画家志望の友達がいた。僕より、5つ、6つくらい下で、よくお酒を呑んだり、だべったり、遊んでた。とてもいいやつで、かつお互いに若いふたりは、世の中のほとんどのことが気に喰わないことで一致していた。彼は僕の芝居を見にきては的確な感想を言ってくれた。彼は僕のつくる演劇の最大の理解者だったと言ってもよかった。お互いに他の仕事もしながら、かたや演劇を作り、かたや漫画を書いていた。彼もまた漫画を僕に見せてくれた。しかしそれはいつも未完だった。途中のものだった。僕は僕なりに感想を言い、そしていつも「最後まで書きなよ、そうじゃないと、わからないよ」と生意気なことを言って終わった。それが何回か繰り返され、僕はとうとう「漫画家になりたいなら最後まで書かないと、次ぎ会うときは絶対に最後まで見せてくれないと、そうじゃないと会わないことにする」と告げた。偉そうに。それは僕自身が演劇で行き詰まっていて、そのフラストレーションをぶつけただけなんだと思う。もしくは「演劇は本番があるからいいよね」というMくんの言葉にもいらっとしたのかもしれない。なんにせよ、それ以来、彼とは疎遠になった。
それが面白いかどうか、人にほめられるかどうか、評価に値するか、自分で満足するか、そんなことはどうでもいいと思っていた。とにかく駄作でもいいから作らないと始まらない。そして一度手を付けたものは終わらせないと。それを何度も繰り返さないと、どこにも向かわない。そう信じてた。
今なら、もうちょっとましなアドバイスをしたと思うし、なにはなくとも彼の存在が僕の演劇を支えていたのは間違いないのだから、僕はそこにもっと敬意を表すべきだった。Mくんは今も漫画を書いてるのだろうか?そして完成することはできたのだろうか?



空白

2011-10-07 | Weblog
勢いで絵本の原案を書く。楽しかった。これはまた11月くらいに、電子ぴあで。
「ハイ/ウェイ」では書きたかったことの半分くらいしか書かなかった。意図的にそうした。書き過ぎるとだめになると思ったからだ。書きたいことを全部無理矢理書くパターンで言えばわりと「サンプリングデイ」はそうだった。この間、映像を見返してみたら、んーちょっと書き過ぎだなーと思ったので、「ハイ/ウェイ」は4つくらいエピソードをカットした。空白を多くできるといいと思った。それでも情報多いなーって感じだけど。ツイッターで、「ハイ/ウェイのあとで」を書いたりしてますので、よければツイッターも登録しちぇっく。sunday_GO です。
今から公立のレンタル本屋に長い間借りっ放しになっていた本を返しにいく。

毛布が必要だ

2011-10-06 | Weblog
今週の予定は、まず。
その1「クリエイティブエキスポ2011AUTUMN」in ブリーゼブリーゼに、the original tempoが出演決定!オープニングパフォーマンスを担当します。10月9日(日)と10日(月祝)の二日間 21:15~21:45西梅田ブリーゼブリーゼの1Fメディアコートにて無料パフォーマンスを行います。※「クリエイティブエキスポ2011AUTUMN」の詳細は以下。http://www.mebic.com/
その2は10日(月祝)に福島県立いわき総合高校演劇部のアフタートークに出ます。詳細は以下。
http://www.db-dancebox.org/04_sc/1110_iwaki/index.html

sundayが終わって集中の糸が切れて、熱が出たけど、それも一晩寝て洗濯してカレーを食べたら治った。10月は本を読んで、本を書く。あっという間に冬がやってきそうな予感。頭が回転しているうちにいろいろ進めたい。しかし毛布が必要だ。

ハイ/ウェイありがとうございました

2011-10-05 | Weblog
終わった!!見に来てくれた皆さん、応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
sundayでしかできないことを、このメンバーでしかできないことを。というのはただのリード文ではなく、本当にそういうものになったなーと。
確実に、あの役者たちじゃないと、これはできなかった。一番感謝します。
次は牡丹灯籠、時代劇、大人数芝居でsundayやります。お楽しみに。

そして明日はというかもう今日か、は本番初日。今回は3日間だけなのです。よろしく。

2011-10-01 | Weblog
ハイ/ウェイ、正直、難産でした。でもここまで出てきました。ようやく頭が見えてきたところ。明日生まれます。ぜひぜひ生まれる瞬間にお立ち会いください。おぎゃーという声、それは一度しかありません。



チケット絶賛発売中→
PC用 https://ticket.corich.jp/apply/29695/005/
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sunday play #4「ハイ/ウェイ」

作/演出■
ウォーリー木下

出演■
赤星マサノリ 小松利昌 平林之英 宮川サキ 井田武志 安元美帆子 椎原小百合

会場■
大阪・梅田 HEP HALL 06-6366-3636 http://www.hephall.com/
〒530-0017 大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 8F

日時■2011年
10月1日(sat)15:00/19:00
10月2日(sun)13:00/17:00
10月3日(mon)15:00/19:00

料金■全席指定
前売3,500円/当日4,000円 
学生2,500円(前売・当日共、sundayでのみ取扱)
受付開始は開演の45分前、開場は30分前
※学生チケットは当日受付で精算下さい。受付の際は必ず学生証をご提示ください。
※当日券は残席数に応じて販売いたします。混雑状況によってお立見、またはご入場頂けない可能性があります。

チケット取扱■好評発売中!
sunday(サンデイ) → http://www.sunday-go.jp/
PC用 https://ticket.corich.jp/apply/29695/005/
携帯用 http://ticket.corich.jp/apply/29695/005/

チケットぴあ →http://pia.jp/t 0570-02-9999(音声自動応答予約) Pコード 414-386
HEP HALL電話予約(11-20時)→06-6366-3636 ※HEPカード割引有。詳細はお問い合わせ下さい。