今日の社内連絡(ブログver)

sundayとかオリジナルテンポとかの作・演出家ウォーリー木下のつれづれなるままのもろもろ。

アイーダ

2011-06-30 | Weblog
CAMP!!第1期メンバーのなりきんに誘われて「アイーダ」見てくる。ほかにはアイアイとソナちゃん。わりとあのメンバーはよく遊んでるらしく、ていうか、僕もたまにふらっと演劇の客席や稽古場や淡路駅の乗り換えで出会う。なんていうか、不思議な絆があるんじゃないかと勝手に思っている。で、「アイーダ」は、好きなミュージカルと嫌いなミュージカルで言えば、好きなミュージカルだった。好きなミュージカルは、どっか、自分がバカになれるというか、子供に戻れるというか。特に前半はよかった。後半は疲れて寝てしまった。アイーダは愛の間。と日本語的になってた。そのあとは、ていさんとさっちー合流、焼酎飲んで、あの頃は聞けなかったこと聞いたりして、猫眠る。

sundayやります。
オリテンも動きます。

CAMP!!メンバーもやる300DOORS
CAMP!!2、そろそろ発表!!しばしお待ちを。

山と海

2011-06-29 | Weblog
あつはなついなーの季節。リトルテンポの「山と海」を聴いて耳だけでも涼しくなる。午睡。そしたら、ゴムの木が風で倒れて、パリンと鉢が割れた。木のお医者さんなみに、みやあきさんが移植手術。よかったね。ゴムの木。そして音楽は音速ラインへと移行。誰に断るまでもなく。
琵琶湖に落とした手帳が、金の手帳か銀の手帳か尋ねられることもなく、黒猫によって無事に手元に戻ってきた。武田さんありがとうございました。手帳のない数日間というのは、目が見えなくなった数日間と少し似て、ただぼんやりすつことが増えました。たくさんの演劇人が集まる会合に出席して、そのあと、珍しい4人(筒井さん、水沼さん、棚瀬さんと僕)でドイツバーへ。なんだかそこにきてる客がみなドイツ人に見えてきて面白かった。自転車で帰るとき、意味もなく、哀しくなったりしたけど、生理なのかもしれない。

sundayやります。
オリテンも動きます。

なにが起こるかわからない

2011-06-28 | Weblog
肥後橋のアパホテルにキューちゃんを迎えに行き、そのまま歩いて西梅田のエアポートバス乗り場へ。朝の西梅田は普段出会わないような人たちでできている。バスに手を振り、今度は琵琶湖へ。帰ってきたぜ、びわ湖ホール。うれしいなー。去年はロビー公演だったのだけど、今年は大劇場の舞台上舞台、ピナ・バウシュや地点や松任谷由実と同じ舞台に黄色いレインコートの人たちが立つわけです。5年前に、いや、2年前ですら、誰がそんなこと想像しただろう。オリテンをはじめて稽古した南森町の湯崎さんの事務所を思い出す。もう8年前か。あの閑散とした部屋で、その場にいた5人で適当に音を出したときに、一曲演奏したときに、なにか「はじまる」と思った。そういう「神懸かり的な」体験は、なかなか、ない。そしてそのとき生まれたひとつのルールだけで8年近くやってきて、今年の夏、びわ湖ホールに立って、クロアチアのフェスに出て、スロベニアで共同製作をはじめることになる。こうやって書くと夢物語に聞こえる。少し笑える。そしてありがとう。
夜は中津から天満へ梯子。孫さん、杉江さんと久しぶり。噂の演劇人にも会って、噂は噂だなと思う。で気づくとどこかのマンションの一室で、本物の韓国料理が振る舞われる午前4時。まだまだ、日常的にも、なにが起こるかわからない。

sundayやります。
オリテンも動きます。

黄金色

2011-06-27 | Weblog
昼間、創作活動。夜、きゅーちゃんの最後の夜。リクエストにこたえて、そばを作る。麺から、というのはウソ。でも天ぷらは揚げる。えび、ししとう、なす、たまねぎ、たこ、など。油の温度むず。お土産にもらった中国茶は、黄金色で、天ぷらと相性よく、その夜、中津は黄金色に包まれた。台湾の中部で起こった地震のときに、日本はたくさんの救援活動や支援をしてくれた、だから今回の日本のときに同じことをした、というような話を聞く。
僕はもちろんそんなことよく知らない。台湾で大地震があったとき、なにかしたかと言われれば、なにもしてません、なのだ。だから、いま、こうしてキューちゃんを通して、台湾へと感謝をするしか方法はない。日本人、優しかったよ、たこ焼き、ごちそうしてもらったよ、というコメントをもらうしかない。そういう緩やかで地味な活動家として生きます。

sundayやります。

転がる玉の夜

2011-06-26 | Weblog
外国の人が大阪に来たときにどこに連れて行ったらいいのか、エルマガ的答えが欲しいけど、そんなものはないので、僕なりの答えはまずが、天神橋筋商店街。ここは仮にも7年ほど住んでたので、知ってかったる、かって知ったる、僕にとってのザッツ大阪。しかし、台北から来た人に、日本で一番長い商店街なんだよ、と言ったところで、夜市よりも?と尋ねられたら、答えられない。それにたぶん、あっちの方がディープだし。仕方ないので、とりあえず寿司屋に。昼寿司ってうれしいね。ランチで500円(赤出し付き)。雨が降りそうなので、水の中へ。海遊館。何度来ても初めて来た感じになる水族館。毎回気になるポイントが違う。今回はクラゲコーナーがヒット。人も少なくてよかった。魚より人が多いと、なんか嫌だ。夜は恒例のサムギョプ去る。台湾人が日本で韓国料理食べて、どうなんだ。食後のデザートで、これも恒例、たこ焼きづくり。キューちゃんはキャッキャして玉を転がしてくれた。ほっと一安心。転がる玉の夜。

sunday やります!

2011-06-25 | Weblog
sunday やります!
2011秋→2012春 二本同時発表!!

前作「サンプリングデイ」から一年。待望のsunday最新作が秋にHEP HALLに登場。そして春にはメイシアタープロデュースにて、豪華客演陣との大セッション。眠れる獅子sunday、ついに本格始動。

sunday play#4 ハイウェイ、スモールワールド(仮)
2011年10月1日(土)-10月3日(月) HEP HALL

先行発売■
7月24日(日)10時ー31日(日)22時

http://sunday-go.jp/highway/index.html

メイシアタープロデュース show劇場vol.6
sunday play#日本の名作 牡丹灯籠
2012年3月8日(木)~3月11日(日) メイシアター

出演者募集!!
ワークショップ&オーディション開催 2011年8月13日(土)

問合せ ・応募先■
564-0041 大阪府吹田市泉町2丁目29番1号
メイシアター「sundayワークショップ&オーディション」募集係
E- mail:maytheater@sweet.ocn.ne.jp
電話:06-6380-2221 Fax:06-6330-7230

http://sunday-go.jp/highway/index.html

ニーハオ

2011-06-24 | Weblog
行き詰まった業界人はいつでもどこでも「難しくする」ことで生き残ろうとする。高橋さんの都築さんの孫引き。詩とか文学の話だけど、演劇でも言えるのかもしれない。
たてつづけに「知ってるけど誰か思い出せない人」と道ですれ違った。一人は自転車ですれ違ったので、目は遭わなかったが、もうひとりは歩いてたので目が遭った。けれど黙ってすれ違った。今では(もう5日も前の話なので)、さらにそれがどんな人だったかも思い出せず、「知ってるけど誰か思い出せない人」とすれ違ったという事実だけを覚えている。だからなんだ、って話です。オリテンミーティングで今年の夏のことがいろいろ詰まる。王手。久しぶりに白いキツネが出てきて、「お前大丈夫?」と心配そうな顔でこっちを覗く。明日は台北からキューちゃんがやってくる。ニーハオ。トウショウメン。

宇宙の状況

2011-06-23 | Weblog
手帳を琵琶湖に落としてきてしまったので、記憶だけでたどる、いつかの週末。2つの舞台作品を見た。どっちもリアルということをまったく別々のアプローチで。おもしろいね。かなり遠くに行くか、かなり近くに行くか、そのどっちかでしかリアルは探求できないのかしら。そのふれ幅の中でリアルを探してるよ。sundayの新作のことをだわわと決めて、考えて、そして悩んで食べて。オリテンも来月の今頃はクロアチア/スロベニア。春のことも進行。ビリヤードの玉になった気分だ。山口君とランチミーティング。CD借りる。そして感想は先日書いた。まるで聞いた後に借りたような、時系列。つきあう前にセックスするみたいな。違うか。でも物事の順序は案外、やってる前に終わってたり、できた後に作ってたり。宇宙の状況はわりとそうできてるんですよねー。

芸術家の関心事

2011-06-21 | Weblog
午前中、ボールペンの芯を買いにロフトへ。60円の幸せ。ヨドバシカメラでネット代金を12000円払い、600円の不織布買って帰る。昼飯は近所の小料理屋の唐揚げ弁当with味噌汁。500円で結構おいしい。事務仕事と創作仕事の中間仕事。お金の入ってこない仕事とお金が入ってくる仕事の中間帯を行ったり来たり。まあいいか。夕焼けがきれいだよーという声で、空しばし崇める。ツイッターでも夕焼けきれいと何人もの人つぶやいている。電車に乗ってるときに一瞬窓から見える飛行機が止まってるように感じること、そういう夕焼けだった。夜は勉強会。途中から飲み会。芸術家の関心事は60円とか12000円だとかではなく、止まった飛行機とか夕焼けのことなのだと思う。
スティールボールランが終わった。スタンディングオベーションをひとりで家で。

スネアの響き

2011-06-20 | Weblog
東京2days。二日目はバスからはじまる。巨大な宗教の街を抜け、渋谷。play parkやるはずだった場所。そこで再び僕らは。で近所のお気に入りのカフェで話す。そこは、いろいろ決めた場所だ。特に覚えてるの「中止する」と決めたときのこと。丸尾君と戸塚さんがいて、偶然の再会があったりして。決してとんとんと行ってた訳じゃないけど、中止に関しては、みな無言のうちに決まってたような気がする。100日経つ。そのあとは久しぶりに高知出身大阪育ちのプロデューサーと会って、吉祥寺、そして三軒茶屋。トラムで南果歩が盲目の女性を演じる芝居を見る。
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともある。どちらかというと、うまくいかないことの方が多い。しかし人生とはそういうものだ。短く言えばそういうお話だったと勝手に解釈。重要なのは一人ではない、ということ。中村一義の「永遠なるもの」の中で歌われてるように。デヴィッド・リンチ的深夜バスで帰阪。→事務所をあけるとみやあきさんがCAMP!!のチラシと格闘してた。
山口君に借りた王舟「ThaILAND」聞きながら、いま。このスネアの響き、ステキ。たき火のような音楽だ。

頭と身体

2011-06-18 | Weblog
ぷらっとこだま。なぜかグリーン車だった。快適。爆睡。徹夜もチャラ。そのまま渋谷のぴあ本社。地震のあとに何度も歩いた道。ビルのガラスが落ちてた道。どの会社も自宅待機で閑散としていた道。なにはともあれ復帰してるようだ。距離のおかげで、東北のことも記憶と身体が考える。どうも頭と身体は他の何よりも密接なようだ。ココロの問題に関して、神戸のあとを思う。きっと多くの人たちがいまだ頭を抱えてるのだろう。手を動かすことができる大人はまだしも、ただ学校に行って、先生の言葉を聞くだけの毎日の人たちにとっては、虚しさが積もることもあるだろう。できることはなんだろう。行って公演すること?こっちに呼ぶ?探している。
ぴあで、一人だけテレビの向こうの大阪のWさんと通信衛星mtg。テレビ会議は、向こうの気配が消えること以外はそれほど気にならない。気配消えてると思ったら、Wさんは寝ていた。おい!その後、久しぶりに緊張する仕事をして、井上さんと二人で東京といえばつけ麺。鉄板の上で焼かれているチャーシューつき。井上さんを大阪に送った後は、小松の家へ。そこは宗教の街だった。ふたりでだらだら酒飲む。5年ぶりくらいか。月があっちに出ていた。

終わらない列車

2011-06-17 | Weblog
午前中、病院。血圧計るの、昔からなんか怖い。昼飯をプレイパークの大阪トリプルメンバーで近所の☆印。線路沿いのオープンカフェ。僕は豆腐丼。香草が一杯で、わりかし満腹。JRの貨物を眺めながらミーティング。貨物がどこどこと延々に続く景色は、不条理な映画の中に入り込んだかのよう。サンタフェの、本当に終わらない列車を思い出す。煙草を3本吸っても最後の車両は見えなかった。夜はsundayのこと。構想が一杯で、頭の中に新しい空気がぶわーと広がり、終わらない列車のような気分になる。翌日は石原さんと一杯のビールのお話し。あの列車はそのままそこでも走り続けていて、こうして今年から来年にかけて、汽笛がとどろく。

7月18日

2011-06-15 | Weblog
昼から関空の方にあるアウトレットに。1万円でどんだけ買えるかゲーム。スニーカーと微妙な色のパンツとシャツとTシャツとパーカーと袖のないやつを買った。袖のないやつを買わなかったらぴったり1万円ドン!だったのだけど。惜しい。まあでも年に一度の買い物欲を満たした。帰りには地元のお好み焼きと焼きそばと土手焼き。これも3人で1500円、と安すぎる、うますぎる。夜はお客さんを交えて天ぷらソバと豆ご飯を作って食べる。日曜日じゃないのに日曜日みたいな日だった。日曜日といえば、sundayという私の劇団のような部活のようなカンパニーのことをいろいろ決めつつある。あ、久しぶりに告知をすれば300doorsというワークショップフェスで僕とかオリテンのみんなやCAMP!!卒業生たちが参加する。僕は7月18日です。

未完の処女戯曲

2011-06-14 | Weblog
6月10日はロックの翌日。カレンダーの仕事がおかきのみに。おかきのみ、とは、おかやんと一緒に絵本を作ってるそのグループの名前なんです。来年のカレンダーのことを考えるのは未来について考えることになる。確か雨が降った。アート・リンゼイ聞く。雨の中に溶け出す。そのままいつか雲になるような音楽。夜は伊丹にきたまりのKIがいっぱいのカンパニー、とはいっても、平林さんや男肉の団長やたけちよさんなど、サーカストレインメンバーが、雨に溶け出す。そしてそのまま雲になった。観劇後はご機嫌で、オリテンメンバーと酒場。帰りのトレインは、JR。ちなみに僕の好きな英単語はトレインです。日の目を見なかった未完の処女戯曲のタイトルにもその単語はそういえば入ってた。

6/9

2011-06-13 | Weblog
6月7日。昼間は事務所。夜はMシアターのMさんと中津の古い日本家屋をそのままにした和食屋さんでご飯を食べる。二階に通されて、目の前の蛸公園の巨大蛸を眺めながら、出てくるもの出てくるものするすると蛸みたいに口に入れていく。開け放たれた窓からは晩夏の匂いと幕末の京都の気配がなぜかした。8日はじとっとしてて、何か目に見えない気圧に押されたように一日で、女性なら生理の日はこんな感じなのかしらん、と思ってみる。SUNDAYたつだとうちあわせ、そのままふたりでピッコロで、角さんと深津さんの「蛍の光」観劇。晩夏の匂いはここにもした。しんと静まりかえった場所に手を伸ばすような作品だった。6/9のロックの日は、あんまりロックなことは起こらず、ろくな事なかった。寛容さ、というものについてちょっとだけ考えた。全然ロックじゃない!