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韓国の2団体「金英男さんの発言に失望」

2006年07月04日 | 移民・難民・拉致
「離散家族面会を通じての再会は、送還とは程遠い悲劇だ」

拉致被害者家族協議会チェ・ウヨン会長の発言だ(連合ニュース)。4日にソウル市内で「朝鮮戦争北朝鮮拉致被害者家族協議会」と「拉致被害者家族協議会」が記者会見を行った。「朝鮮戦争北朝鮮拉致被害者家族協議会」のイ・ミイル理事長は、「日本のDNA鑑定結果を信用する。めぐみさんは生存していると思う」と述べた。


2006年06月09日に取り上げたが、もう一度。

A) 拉北者家族協議会      崔祐英 会長(35) 2000年結成
B) 韓国戦争拉北人士家族協議会 李美一 理事長(57) 2000年結成
C) 拉北者家族会        崔成竜 代表
D) 被拉脱北人権連帯      都希侖 代表

「拉北者家族会」の崔成竜(チェ・ソンヨン)代表は、特に支援団体「救う会」を名指しし、歴史認識や慰安婦問題に対する同会側の見方を指摘したうえで「拉致問題を政治的に利用している」と批判している。金英男さんの家族は「拉北者家族会」に所属している。横田夫妻が訪韓したとき、A)とB)の事務所は訪れたが、C)は訪問していないようだ。またC)はD)と連携しているようだ。


韓国の被害者団体に2通りあるという事に、日本のマスコミはもっと注意を払った方がいい。

ところがこちらの同日の聯合ニュースによれば、
拉北者家族の会の崔成竜(チェ・ソンヨン)代表は(中略)金英男(キム・ヨンナム)さんが北朝鮮による拉致を否定したことについて、北朝鮮の工作船で拉致されたのは明らかで、北朝鮮はこれを政治的に利用してはならないと強調した。(中略)拉致被害者を離散家族に含めず、別途の南北特別機構を通じて再会できるようにすべきと主張した。(中略)8月の「アリラン祝典」に韓国側の家族が参加するのには反対する姿勢を明らかにした。祝典に参加しないという条件で相互訪問が実現されなければならず、政治的に利用すべきではないとの考えを示した。
こっちはこっちで、別の記者会見を行っている。さすがに「拉北者家族の会」も北朝鮮のイニシアティブに従い過ぎるのは得策ではないと考えたようだ。

横田夫妻「日本政府に見せた写真は」 (朝日新聞) - goo ニュース

金英男さんは「めぐみさんの写真は、結婚の時と娘の1歳の時の写真以外は処分した」と語った。

しかし以前キム・チョルジュン氏と名乗る男性が、訪朝した日本政府代表団と面会した際、結婚後にめぐみさんと2人で写った写真と、娘ヘギョンさん(本名ウンギョン?)と親子3人で写った写真とを見せ、めぐみさんが1人で写った3枚は日本側に提供したが、自分や娘と一緒に写った写真の提供は拒んでいた。

いずれにせよ、あやふやな情報しか北朝鮮からは出てこないのだ。嘘ばかり。事件は謀略から始まり、謀略で終始するのだ。

追記:めぐみさんが死亡した直後に遺体を火葬したと説明したらしい(読売)。前には、土葬して2年半後に掘り起こして火葬したと説明していた。これは、わざと混乱した証言をしているのかもしれない(嘘ですよ、というメッセージなのかも)。

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