ANN:自民・古賀氏の地元で民主・菅氏「無駄な橋だ」
一時は観光資源だったが、長くは続かない。橋だけ2つ立派なものが出来ているが、後先がつながっていないから、いまだ殆ど利用されないという。地図で周辺を見ても、必然性がよく分からない。>Google Map
どういうルートかと言うと、
元町長は上陽町の町長。上陽町(じょうようまち)は、2006年10月1日に八女市に編入合併。人口は3,926人(2005年3月1日、Wikipedia)。
星野村の人口は3,439人(2007年12月1日、Wikipedia)で、アクセスは九州自動車道のICより約40分て、近いですね。
西日本新聞:ガソリン論争 九州も燃える
救急搬送の「命の道」という役割なら、明らかに救急ヘリが有利。
民主党・菅代表代行:「さすがに60億のお金をここに投じるのは、たぶん古賀さんの力でやられたんだろう」国道にはならなかったルートなんだ。それだけ重要度が低いという評価になるのではないか、と思わないでもない。
菅氏は、古賀氏の地元・福岡県八女市にある「朧大橋」を視察しました。橋を渡る車はごくわずかで、「ガソリン税など道路特定財源の無駄遣いだ」と主張しましたが、橋の建設に携わった元町長から「地元には必要だ」と詰め寄られる場面もありました。
自民党・古賀選対委員長:「なかなか地方負担ができなくて、あれ(朧大橋)は県道ですから。だから進んでいないのが残念ですね。だから道路特定財源は必要だ。菅さんは良い所に行ってくれた。むしろ感激です」
一時は観光資源だったが、長くは続かない。橋だけ2つ立派なものが出来ているが、後先がつながっていないから、いまだ殆ど利用されないという。地図で周辺を見ても、必然性がよく分からない。>Google Map
どういうルートかと言うと、
上陽町・星野村などの「観光地・奥八女」と、近隣都市である久留米市を結ぶ(ソース)という事だ。また、なんと「一級町道下横山東西線」とある。県道ではなく、町道なのか(現在は合併で市道になる)。
元町長は上陽町の町長。上陽町(じょうようまち)は、2006年10月1日に八女市に編入合併。人口は3,926人(2005年3月1日、Wikipedia)。
星野村の人口は3,439人(2007年12月1日、Wikipedia)で、アクセスは九州自動車道のICより約40分て、近いですね。
西日本新聞:ガソリン論争 九州も燃える
1996年に着工、関連道路を含む総工費は約90億円。(中略)視察の約1時間に通った車両は数台だった。一方、福岡市であった松本氏のパーティー。(中略)仙谷由人衆院議員は「医療や介護など生活に最低限必要なところがおかゆで、道路の特別会計だけが毎日ステーキ。こんな世界でいいんでしょうか」。これには激同。道路事業の一律停止は誰も言っていない。優先順位の客観視できないのがおかしい。優先順位を客観視できるメカニズムが必要なのだ。さすがに古賀氏は悠然としすぎだろう。
救急搬送の「命の道」という役割なら、明らかに救急ヘリが有利。
こんなのは一種のプロパガンダでしょうね。
厚生労働省所管の事業は、平成18年度の老人医療・介護保険給付諸費だけでも4兆5千億円、生活保護費2兆円など全体では20兆9千億円を使っていて、一方の特別会計を使った道路整備事業は3兆9千億円ですよ。
「弱者」保護を錦の御旗に、なんでも必要なことにしてしまい、「弱者」を盾にするから批判もほとんど受けない。さらには、インフラ整備と違って「使い切り」のカネだから、何かを生み出すこともない・・・
こちらの方がよっぽど見直しが必要だと思いますけども。
ちなみに、起終点が複数の市町村にまたがっていなければ、原則、市町村道になります。もちろん、例外はありますが、「国道だから重要」とも「町道だから重要じゃない」とも言い切れません。
#交通事故の救護・医療費用分をみつくろって、道路特定財源から補填したらいいのかも? そういえば、救急ヘリのコスト負担も。
潜在的受益者の負担分は、大ざっぱにいって半分ぐらいでしょうか。
それなのに、現場にお金がまわらない現状・・・
やはり、ナカヌキする輩がゐるような気が強くします。
ちなみに、道路特会が余っているのは余裕があるからと一概にはいえず、政治家・財務省などからの締めつけで予算編成段階から歳出が削減されていること、ほぼ適正価格に近い予定価格を大幅に下回る叩き合いをさせるコウノトリのおかげかと思います。
たしかに道路絡みの利権・癒着もあるでしょうが、それは厚労・防衛をはじめどこでも同じ。このまま偏ったバッシングが続いて、必要な道路の整備が進捗しなかったり、欠陥工事でどこかの国と同じように橋が崩落したり、という事態にならなければ良いですが・・・